音楽の喜び フルートとともに

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くるみ割り人形当日リハ

2013-12-17 22:23:35 | コンサート

いよいよ、くるみ割り人形、リハーサル。

ご存知、くるみ割り人形は、チャイコフスキーの作ったバレエ音楽ですが、ハープも入る大編成のオーケストラによる組曲です。

それを、25人のブラスバンドとピアノ、打楽器だけでするのです。
編曲は指揮のKさんですが、加筆に加筆し、昨日のリハでも、楽譜が決まっていませんでした。

ブラスでも、オーボエや、ファゴットは無く、アルトフルートで、オーボエパートを吹いたり、音が薄くなってしまうホルンに足したり。

何より、クラリネット類は、ヴァイオリンパートの代わりですが、音域がヴァイオリンより狭く、チェロや、ビオラもカバーします。ソプラノやバスクラリネットがあるとは言え、7人それぞれが全く別のパートを吹き、なおかつ管にあるまじき動きをするという恐ろしさで、超絶技巧になりました。

かくいうフルートパートも、ピッコロやバス、アルトを4人で持ち替え持ち替えで、楽譜も変更、変更で私の楽譜は二転三転し、リハでもまだ、「そこ吹いて、そこはオクターブ下で。」と楽譜が変わる始末。

ピッコロは3人で分け持っていますが、吹けないところができてきて、
「ここ、どうしても間に合いません。吹いてもらえませんか?」
とフルートとピッコロを吹いているKさんが、昨日のリハで言い出し、
序曲の一部で、アルトフルートを吹いている私に、フルートを突然4小節だけふき、その間に、Kさんが、フルートからピッコロに持ち替えという決まりました。

昨日、一回吹いたら、持ち替えているあいだに、二人共吹けなかった。それっきり、あとリハと本番の2回しかありません。

となりに座っているTさんも、バスフルートから、2小節でピッコロ。ちょっとでも遅れたら吹けません。
みんなギリギリをやっています。

クララやフリッツの素晴らしい演技や、怪しいねずみ、バレエの子どもたちが何をやっているかを見る余裕もありません。

私のところは、リハが始まるまで、「1.2.3.4.1、2、3、4」と自分で数えながら、アルト、フルート、アルトとシュミレーション。それでも、心配。合わせるチャンスは、あと一回しかありません。
ドキドキしながら、リハ、なんとかうまくいった。

ミラーボールもうまく動いているようです。
花のワルツの大幅変更。
本番、どうなることやら。・・・あすに続く