三木の出張帰りに夫がもう一品。
パリ万国博覧会のポスター
とリュドヴィク・アレヴィ
はオッフェンバック作品のリブレットを数多く担当したコンビで、彼らにより台本が製作されました。
パリの生活当時のプログラム
が「パリでお金を使い果たそう!」と歌います。
いちごが美味しい季節です。
素敵な名前がついていましたが、忘れました。
特に白いいちご…思い出せない!
知っている人教えてください。
白いいちごは赤いいちごに比べて甘さ控えめでしたが、食感が繊細でサクサクって感じでした。
赤いいちごは、本当に甘くて美味しかったです。
ヨーロッパでいちごが食べられたのは石器時代。
7世紀にはローマで栽培が始まったていたそうです。
しかし、野イチゴの品種で、今のいちごのようになったのはオランダ18世紀、北米のバージニアいちごと南米のチリイチゴの交配によるものだそうです。
この頃、世界の人々がヨーロッパの都市に押し寄せ、富を謳歌していました。いちごもアメリカ大陸から来た富の1つ。
パリも、そういう街の1つでした。
ジャック オッフェンバック(1819-1880年)プロイセン王国ケルン生まれ、フランス共和国パリ没
1866年オペレッタ「パリの生活」は、黄金期の一作です。
1867年パリ万国博覧会のために書かれました。
パリ万国博覧会のポスター
アンリ・メイヤック
とリュドヴィク・アレヴィ
はオッフェンバック作品のリブレットを数多く担当したコンビで、彼らにより台本が製作されました。
アレヴィはこの作品について
「皇帝の政策は取り返しのつかない戦争への道を歩んでいたのである」、「不安、、、有罪宣告された文明は常に快楽におぼれ、不安を忘れようとする。」と言っています。
パリの生活当時のプログラム
「パリの生活」あらすじ
第一幕
サン=ラザール駅クロード・モネ「サン=ラザール駅」(1877年)
物語は架空の駅から幕を開けます。
プラットホームでは二人の洒落者ボビネとギャルドフーが高級娼婦メテラの到着を待っています。
メテラはかつてギャルドフーと関係を持ちましたが、今やボビネも彼女を狙っています。
親友同士の二人は恋敵でもあったのです。
ところがノルマンディのリゾート地トゥルヴィルからの電車を降りたメテラは別の男を連れていて、二人を見て素知らぬ顔をします。
失恋した二人はメテラを諦め、誰か他の女性を口説こうと、当時パリ有数の社交場として知られたブルヴァール・サン=ジェルマンに赴きます。
ブルヴァールでギャルドフーはかつての従者であったジョゼフと偶然鉢合わせます。
ジェゼフは今や一流ホテル「ル・グランド=オテル」の従業員になっていて、スウェーデンからの観光客ゴンドルマルク男爵とその夫人を案内していました。夫人の美貌に惹かれたギャルドフーはジョゼフを言いくるめて案内人の役割を交代させ、彼女をものにしようと画策します。
一方その頃パリは外国人観光客が大挙して押し寄せていました。中には贅の限りを尽くそうとパリを訪れた金持ちのブラジル人
が「パリでお金を使い果たそう!」と歌います。
第二幕
1900年頃のル・グランド=オテル
案内人に扮したギャルドフーはゴンドルマルク男爵夫妻
ドラネールによるゴルドマルク男爵の衣装
を欺き、「ル・グランド=オテルは満員につき別館へご案内いたします」などと称し、まんまと二人を自宅に案内します。
を欺き、「ル・グランド=オテルは満員につき別館へご案内いたします」などと称し、まんまと二人を自宅に案内します。
そうとは気付かない田舎者の男爵は憧れの大都会を楽しもうと、一人繁華街へ散策に出かけます。
好色な男爵は夫人(クリスティーヌ)
初演でクリスティーヌ役を演じたセリーヌ・モンタラン
と二人きりの夕食では飽き足らず、あの娼婦メテラとのアヴァンチュールを求めたのです。
と二人きりの夕食では飽き足らず、あの娼婦メテラとのアヴァンチュールを求めたのです。
男爵が出かけると早速ギャルドフーは夫人をそそのかし、男爵と別の寝室に案内した上、友人たちの協力によりでっち上げた自らの晩餐会へと招待します。
靴屋のフリックは陸軍少佐を、手袋屋のガブリエルは大佐の未亡人を装い、皆で陽気なヨーデルを歌いながら宴を盛り上げます。
第三幕
シャルル・モット「社交界の舞踏会」(1819年)
ギャルドフーの依頼を受けたボビネは、男爵を欺くために叔母の別荘を使い、偽物の仮面舞踏会の手はずを整えます。
スイス人将校に扮したボビネは女中ポリーヌに男爵を誘惑させます。
鮮やかなドレスに身を包んだガブリエルが場を盛り上げ、ワインが滝のように注がれます。終いにボビネの衣服は破れ、招待客は皆踊りだします。
テンポの速いフレンチ・カンカンにより宴は最高潮に達します。
第四幕
1918年時のプログラムの表紙
ギャルドフーは自宅(偽物のル・グランド=オテル別館)に戻ると、男爵夫人を二人で夕食に誘います。
夫人はパリの景色を楽しみ、ギャルドフーの計画は成功するかに見えました。ところがその時、思いがけない来客がギャルドフーの自宅を訪れます。
ボビネの叔母ケンペル=カデラック夫人とその娘フォル・ヴェルデュール夫人です。二人がパリを訪れてみると自宅が騒ぎになっているというので、何事かと様子を見に来たのです。
さらにケンペル=カデラック夫人は偶然にもゴンドルマルク男爵夫人の知り合いでした。
ケンペル=カデラック夫人に部屋を用意するよう言われたギャルドフーは、その場しのぎに男爵の部屋を充てがいます。そこへ仮面舞踏会での夜遊びを終えた男爵が酔いつぶれて帰ってきます。
第五幕
一方その頃、パリにある別の一流ホテル「オテル・アングレ」では、金持ちのブラジル人が贅の限りを尽くして仮面舞踏会を楽しんでいました。
給仕長のアルフレッドは他の給仕たちを集め、これから起こることには目をつぶるよう命じます。
舞踏会には娼婦メテラの姿もありました。舞踏会を訪れたゴンドルマルク男爵は彼女に言い寄りますが、敢えなく断られてしまいます。
結局メテラはギャルドフーとよりを戻すことに決めます。
ゴンドルマルク男爵も夫人(クリスティーヌ)
アメリー・ディエトルル、ヴァリエテ座で1982年と1911年にクリスティーヌ役を演じた
に詫び、今までの行いを許してもらいます。
に詫び、今までの行いを許してもらいます。
それを見ていたブラジル人はガブリエルと一緒に、これまでの出来事すべてを指して「これがラ・ヴィ・パリジェンヌさ」と言ってパリの生活を祝福します。
紅白のいちご、おしゃれで美味しそうですね。
私は奈良で古都華と淡雪という名の紅白のいちごを
買って食べたことがありますが
三木のお土産なら違うかもしれませんね。
いちごは地域特有の品種が多いですね。
いちご狩りに行きたくなりました。
のろかめより
私、2回目のフランス旅行は個人旅行でした。サン ラザール駅から特急に乗りました。ル アーブル駅まで乗って、ここからバスに乗ってエトルタまで行きました。エトルタの海岸は奇岩が多く、モネの絵で有名な場所です。
美味しかったですよ〜!
奈良の古都華と淡雪🍓
これも素敵なお名前ですね。
三木のは違うみたいです。
なんだったのかなぁ?
エトルタの朝、断崖、夕焼けのシリーズですね。
エトルタの水の反映も有りますね。
キラキラシリーズ✨