音楽の喜び フルートとともに

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南仏の風

2022-05-19 20:45:12 | 現代
実家のオリーブの花が咲きました。 
植木鉢に植えっぱなしでよく咲いています。

ジャン ミッシェル ダマーズ(1928-2013年)フランス共和国ボルドー生まれ、没場所は不明。

母ミシュリーヌ カーンはハープ奏者フォーレの序奏とアレグロを献呈されています。

彼はパリで育てられ9歳のときにサロンで出会ったコレットの詩に作曲しています。
1939年11歳の時に「神童」とパリソワール社に賞賛の言葉が掲載されました。
1937年パリ万博でマルグリット コルトーに見出され、エコール・ノルマルに入学し、アルフレッド コルトーの弟子になります。

1943年にピアノで賞をとります。
1945年作曲でローマ賞を受賞します。
ダマーズは自分自身の音楽のことを「音楽は先験的に陽気でメロディアスであるが、ある種のノスタルジアに富み、深みは少ない」と言っています。

「演奏会用ソナタ」は1952年、イギリスの名フルーティスト、ジェフリー・ギルバートとチェリストのウィリアム・プリースに捧げられています。

チェロは任意でフルートとピアノで演奏されることが多いです。

私はこの曲を演奏すると昔行ったなつかしい南仏のニースの街並みや海岸、オリーブの木を思い浮かべます。

イギリス海岸

旧市街

旧市街のカフェ


ホテルネグレスコ

ニース音楽院旧校舎

ダマーズの演奏会用ソナタ
ダマーズと清水信貴さんの演奏見つけました。来日公演聞きに行ったことあります。


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2 コメント

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takobouzhirose (ありますね)
2022-05-20 00:35:48
音楽と昔行った場所の風景が心の中で結びつくことってありますね。

南仏を思い浮かべると言われて聴くと確かにフランス情緒の音楽と思えてきます。

カフェの写真を見たときにはゴッホの カフェテラスの絵を思い出しました。
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Unknown (m-fluteangel16)
2022-05-21 23:07:06
takobozehiroseさん、ありがとうございます。
共感していただいてうれしいです。
ゴッホのカフェテラスですね。あれは南仏アルルのカフェなので、同じ南仏ニースのカフェが似ているのも当然です。
さすがの感性ですね。
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