9月27日(金)は枚方市 牧野生涯学習センターで第16回聴き合い会でした。
フルート2本とチェロでハイドンの「ロンドントリオ」
古楽器ビウエラもずっときてくれています。
19世紀ギター。とても深い音です。
本名エティエンヌ・マラルメ。
今回は、ギター、ビウエラ、チェロ、フルート、ピアノ13名の参加でした。
フルート2本とチェロでハイドンの「ロンドントリオ」
古楽器ビウエラもずっときてくれています。
頭部管木管のフルートとギターで即席合奏。
もちろん独奏も
19世紀ギター。とても深い音です。
ルネサンスからロマン派、現代音楽までバラエティ豊かでした。
みんなでジョスカン・デ・プレの「千々の悲しみ」の4声版をみんなで合奏もしました。
第17回聴き合い会は10月25日(金)12:15 牧野生涯学習センター音楽室。1人15分 協力金500円
みなさんもぜひご出演ください。
ステファヌ マラルメ(1842-1898年)
フランス王国パリ生まれ、フランス共和国セーヌ エ マルヌ県ヴァルヴァン没
本名エティエンヌ・マラルメ。
若いうちにユーゴーらのロマン派の影響を受けて詩作を始め、ボードレールの作風やアメリカの詩人・作家のエドガー・アラン・ポーの『詩の原理』をもとに創った詩が文壇に知られるようになりました。
第三共和政下パリで、コンドルセ中学の教師として英語を教える傍ら、生涯にわたって詩の可能性を探り、難解な詩や批評を書き綴りました。
マラルメはローマ街(パリ17区ローム通り (Rue de Rome) 87番地(現89番地))にある自宅で「火曜会」というサロンを開いていました。
画家のモネ、ルノワール、そしてドガなどの印象派をはじめゴーギャンやドニ、ホイッスラー、詩人のヴェルレーヌ、ヴァレリー、作家のオスカー・ワイルド、アンドレ・ジッドなとま多くの芸術家が出入りしていました。
クロード アシル ドビュッシー(1862-1918年)フランス帝国サン・ジェルマン・アン・レー生まれ、フランス共和国パリ没
はマラルメのサロンに出入りしていた1人です。
1889年27歳、この時の体験はのちにマラルメの詩による歌曲(『ステファヌ・マラルメによる3つの詩』)や、『牧神の午後への前奏曲』の作曲へとつながっていきます。
マラルメの詩を3篇取り上げたこのような歌曲集が作られました。
モーリス・ラヴェルも同じステファヌ・マラルメの詩を3篇取り上げて歌曲集を書いています、しかも偶然に初めの2曲の詩は全く同じものが選ばれています。
1.ため息
2.空しい願い
3.扇
3.扇
おお夢見るひとよ
ぼくが飛び込むために
この純粋な喜びに
道なきところから 巧みな偽りで
ぼくの翼をきみの手に持っていて欲しいのだ
たそがれ時のさわやかな空気は
一度あおぐたび毎にきみに届き
この捕らわれた扇のはばたく音は広げていく
地平線を ほんのささやかに
めまいがする!
今ここで震えているのは
大きなくちづけのようなこの空間
誰かのために生まれようともがくけれども
あふれ出ることも 静まることもできないくちづけのような
きみは感じるかい 残酷な楽園を
秘められた笑いのように
きみの口元から湧き出してきて
きれいに揃った襞の底へと広がっていく
バラ色に輝く王の杖が
この金色の夕暮れによどんでいる、それこそが
閉ざされた白い飛翔 きみが巻き起こしたのだ
そのブレスレットの輝きのそばに
ドビュッシーの牧神の午後への前奏曲は先週のコンサートで聞いたばかりでした。
ドビュッシーの牧神の午後への前奏曲は素敵ですね。フルートの活躍する曲でふね。