父が食べる果物を買おうとスーパーに寄りました。何かの気配を感じて振り向けば、「なんだこりゃ!?」
民家を飲み込もうとする巨大な植物。
たぶんニセアカシア。
針槐(ハリエンジュ)という立派な名前があるけれど、
日本に入ってきた時にアカシアと間違われたために、ニセアカシアと呼ばれ続けています。
花は天ぷらで食べられ、蜜は良質なハチミツの原料になります。
ところが、繁殖力が異常に強く、一度植えるとどこからでも脇芽を出します。
おまけに弱く、すぐに折れてしまいます。
こんな人いますよね。
仕事はできるのに、あちこち気軽に出没し過ぎ、誤解され、図太そうに見えて繊細なところがあって案外折れやすくて…。
でもニセアカシアは人間と違って自分がどう呼ばれているか知らないのです。
ただそこにいて、ひたむきに伸びて、生命を謳歌しているだけ。
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