音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

音楽であそぼう!個人レッスン

2016-11-16 23:38:29 | 音楽で遊ぼう
音楽であそぼう!
5歳のRさん。
「音が消えたら手をあげてね。」と言ってピアノのドの音をならすと、神妙な顔をして聞いた後「ど!」
「そうだね、大当り!で、音は聞こえてる?」
「うん。」
「まだ聞こえてる?」
「ど!」
「すばらしい!」

「じゃあ、今度は「ド」の音をきいて、どんな感じがするか?聞いてみましょう。じゃあ、行きますよ。」
ド〜♩
「なんか怖い感じがする。」
「へ〜。怖い感じがするのね。」
「じゃあ、今度はどんな色が見えるか、言ってね。」
ド〜♩
「え〜っとね。赤!」
「赤なのね。」
「レは青。」
「ドだけにしようとと思ってたけど、先に行こうか。」
「ヤマハのピアノ行った時に習った。」
あ〜!そうか。
私はこどもの感性の中から出て来るイメージを大切にしたかったのだけれど、Rさんは正解を出そうと思って考えていたんだね。

よくあることです。仕方ない。ではその中でイメージを広げましょう。
白い画用紙を出して、クレヨンの中からドの色を選んでもらいました。
24色のクレヨンには、赤からピンクまで洋食位ありました。その中からこれは違うこれも違うと言いながら自分のイメージ近い赤色を選んでくれました。

もう一度ドを鳴らして、好きな形でドを書いてね。と言うと、ひらがなで「ど」、カタカナでも「ド」
次はプラ板にその赤色で丸く塗ってもらい、Rさんの「ド」ができました。

これが、Rさんの「ドレミ」
この「ドレミ」を使ってこれから一緒にいっぱい遊びましょう。



がま口バッグ

2016-11-15 21:30:13 | 手作り

実家の庭に咲く、秋のマリア カラス。


大輪の花は、まさにマリア カラスの名にふさわしいです。

今日は手作り品製作の追い込みです。
Mさん、Yさんと朝から一緒に作ります。
Yさんは、マグネットと、カルトナージュ財布を大量生産。

Mさんは、つまみ細工にバックカチューシャを足しています。
私は、今回、1番の大作。
がま口バッグ。

革の持ち手に鎖を繋いで、カシメで留めました。

こっちは、短め。
ゴブラン織り。

他にも

くるみボタン。Mさんがボタンを作ってくれたので、指輪やピンにしてみました。
がま口を買ってくれた人にプレゼントしようかなぁ。

Mさんは、かわいい値札も作っていました。
私は、そろそろこの辺で止めておかないと、間に合わない。
ついつい、やり過ぎてしまうんです。
選曲もしないといけないのに…。
いよいよ、今週末。
牧野ミュージックロード。
牧野坂上公園の手作り市でお待ちしています。


I先生のマスタークラス

2016-11-14 22:51:22 | レクチャー、マスタークラス

土曜日、I先生のマスタークラス。
レッスンの後、梅田三番街のお店で720円の野菜カレーランチ。
毎月来るけど、目まぐるしく変わっています。
隣に座った年配の女性が、「近くに住んでて歩いてよく来るけれど、すぐわからなくなるの。」と、話しかけてくれました。
「子どもたちも独立して、夫も亡くなって1人。初めは、寂しくて…。買物したら、何人分も買ったりしてね。でも、気楽でね。1人でもそれなりにいいことはあるのよね。」
と、にっこり。
笑顔がかわいらしくて、いとおしくて。

I先生のレッスン。
ロングトーンの音のはじまりから、終りまで、クレッシェンドして、ディミニュエンドして、消えるまで、ビブラートを均等にかけること。
音程、音質にも意識を向けながら、

E durのスケールは、5線内のC#の音が高くならないように、滑らかに。
高くなり過ぎるようなら、右手の3 4を押さえましょう。
高音のF#は、右手の4ではなく、3を使うと滑らかに移動できます。
高音のEは、スラーで昇る時は、音が出にくくなる時があるので、そういう時は小指をあげましょう。
指は、押さえていない時もキーのすぐ上において、バタバタしないようにしましょう。
スケールの高音部分。Hは小指を押さえたままの方が滑らかに移動できます。

先生は、特別なことは何もおっしゃりません。
あたりまえの基本奏法を、あたりまえにできているか?
そのことをすごい集中力で、聴いておられます。
ちょっとしたゆらぎや、乱れもすぐにわかってしまいます。
とても、緊張します。
それでも勇気を持って演奏します。
音楽は、表現すること。
表現者は、失敗しても、成功しても吹き続けていく勇気が大事。

子犬のワルツ

2016-11-11 22:22:17 | 音楽
今日は、朝から牧野でレッスン。
夕方は松井山手でレッスン。
お昼を食べてゆっくりしていると、Mさんが、Lineをくれました。
「今、家にいる?」
何かと思って待っていると、ショコラを連れてきてくれました。

生まれて間がないミニチュアダックスフントの子どもです。
かっわいい❤️
一緒に買いものに行った時にホームセンターで見かけてMさんが気に入り、何度か買物のついでに一緒に見に行きました。

ついにMさんが買ったと聞いて、見たかった!
「予防接種してないから、まだ、他の犬と接したらあかんって言われてるの。」
本当は、散歩しない方がいいらしい。

ショパンの子犬のワルツのように、落ち着かなく私とMさんの周りを回ります。

ショパンのワルツ第6番 変二長調作品64-1
1864年頃、ショパンは、ジョルジュ サンドが飼っている犬が、自分のしっぽを追いかけてグルグルまわるのを見て作曲しました。

フルートに編曲されたものも、よく演奏されます。
フルートは、トリルや、ターンが比較的得意な楽器なので、結構簡単に吹けます。

ショコラは、グルグル回っているだけでなく、落ちていた枯葉を食べてしまい、ついにMさんに捕まって葉っぱをかきだされてしまいました。

こういう実体験が、ショパンをグッと身近にし、ただの楽譜ではなく、音楽に心を与えるのです。

手作り工房

2016-11-10 21:20:09 | 手作り
YさんとMさんに家に来てもらって今日はみんなで手作りです。
20日10時から 牧野ミュージックロード2016に、手作り出店します。

今回は、音楽ではなく手作り品の販売で地元牧野を盛り上げようというのです。

申込みをしてくれた忙しいGさんが途中でやってきて、搬入方法、商品展示の打合せをしてくれました。

買出しの途中で、ランチ。


1週間後のIネットのフェスタのバザーに寄付したリサイクル品を中学校にあるコミュ本部に持ち込み、
帰って、また製作。

がま口追加。


ペンケース。
Mさんは、くるみボタンにはまって、大量のボタンを製作。
Yさんは、ペットボトルのキャップにテープを巻いて思案中。
「どうしたらいい?」と相談されたら、止まらない。ビーズを巻いたり、毛糸レース
の花を乗せたり、フェルトを置いたり、10パターンほど、その場で撮影。
おもしろくて止まらない。

音楽も、手作りも創作活動は、同じ。
想像の泉は、喜び!






最後の練習

2016-11-09 22:14:49 | コンサート

日曜日、マンドリンオーケストラと最後の練習でした。

少し早めに着いたら、チューニング中。

大勢集まると調弦も大変。
前回気になっていたことを、K先輩にぶつけてみました。
「ピアノから、音取りました?前回すごく下がったので合わすのに苦労したんです。」
「あ〜。とってないけど、調律したって聞いてるよ。」
ピアノでAの音を引いてみると442ヘルツであっていました。
「大丈夫やね。」
よかった。

全部調弦が終わって、コンミスから音をもらいました。
低い。
弦楽器は、弦を張っているのであわせたすぐ後から、ドンドン音が下がっていきます。特に、新しい弦を張り替えた後はひどいです。
コンサートの時に最適な状態で演奏するためには、1ヶ月前に弦を張り替えて、引き込みます。そうすると、なかなか音が下がらなくなります。なので、今が、1番ひどいかもしれません。

1センチ位、ほとんど限界まで管を抜きました。
1本の楽器からとっていても、はじめに合わせた人は高く、最後の人では低くなっている上に、それぞれの弦がそれぞれ勝手に下がって行きます。

お客様は、前列の音がよく聞こえています。ところがフルートは1番後ろなので、後列の人の音がよく聞こえてきます。

ピアノも音が大きいのでよく聞こえます。
ピアノとコンミス付近の音をうまくひろって 、演奏したいと思いますが、 ドキドキです。

今回は、福岡から同期の友だちが来て、大感激!
練習の後も、 おしゃべりできて嬉しかった。
音楽は、やっぱり人をつなぎます。

本番は26日 大阪樟蔭女子大学
マンドリンクラブ第50回定期演奏会
14時開演
豊中アクア文化ホール
入場無料
おいでください!

子育てサロン11月

2016-11-08 21:04:48 | 子ども
今日は11月の子育てサロンでした。
第2火曜日夏休みの8月以外は、毎月地域のコミュニティー会館でやっています。

小さなこどもを連れての移動ははたいへん。
今日はお天気が悪いので、少ないのではないかと思っていましたが、意外にもこどもたちとお母さんたちが多勢やってきてくれました。

今日は、パネルシアター。
全部手作りですよ。
シーズンの「どんぐりころころ」
Yさんと歌いながら、どんぐりや、どじょうをひっくり返すと、泣き顔になります。
このパネルには、3番があって、ごきげんがなおったどんぐりは、きのこと遊んだ後、一緒に山に帰って行きます。

「はらぺこぼんちゃん」は、お腹が空いたたぬきのこどもが、雲や、虹にはちみつやチョコレートをかけて食べるお話です。
これも歌いながら、やります。
かわいい絵にこどもたちも釘づけです。

最後は、「こぶたぬきつねこ」
パネルシアターの王道です。
マイナーになったり、早くしたり、遅くしたり大笑い!

防災の月なので、避難訓練もしました。
みんなでこどもたちを守るので、慌てて自分のこどものところへ走らないこと、がれきでけがをしないようにスリッパを履くこと、避難場所は、同じ敷地にある小学校の運動場であること。

助け合って、信じあって地域でこどもを守ることを伝えました。

来月は、12月。いよいよクリスマスコンサートです。












クリスマスコンサートの打合せ

2016-11-07 21:27:37 | コンサート

今日は、子育てサロンのクリスマスコンサートの打合せ。
ピアノのTさんと、朗読のYさんが、うちに来てくれました。

トナカイヘアバンドに、サンタキャップ、サンタネクタイ、クリスマスカラーの布、ドレスを出してクリスマス気分を盛り上げようと出してみました。

それから、「くまの家族のクリスマス」。

クリスマスの手作り絵本です。
私とGさんで作りました。

クリスマスの恒例になってきました。
音楽だけやっていればいいという考えもありますが、大学時代のマンドリンクラブのK先生は、常々、「音楽は総合芸術だ。」と言っておられました。

その頃は、「オペラのことかしら?」と思っていましたが、いろいろ経験するうちに、それは場づくりをすることじゃないかな?と思うようになりました。

音楽を聴いて頂く環境を作ること、練習したり、自分を最適な状態に持っていくことから、パートナーとコミュニケーションをとることや、裏方の仕事にまで目を配ったり、舞台設営をすることなどなど。

演奏は、氷山の一角。
水面の下には、何トンもの硬い氷が埋まっています。
本番までに大きな基礎を作りたいと思います。





聴くこと

2016-11-04 21:53:50 | フルートレッスン

ポンポン咲きの小菊。
小さな花の繊細で完璧な1枚1枚の花びらには、びっくりしてしまいます。

当たり前のことですが、1枚として水が通っていない花びらはなく、細胞の一つ一つが呼吸し生きています。

音の場合も同じです。
一つ一つの音を生き生きと響かせることが大切です。では、どうやってそういう響きを得ることができるでしょうか?

姿勢、持ち方、ロングトーンの練習。
大切なことはたくさんあります。

美しいとは、抽象的な言葉です。
しかし、他の抽象的な言葉とは違って触れたり、聴いたり、見たりできる概念です。

主観なので人によって違っている。違うんだから、ありのまま、そのまま自然に任せたらいいんじゃないか?
と、思う人もあるでしょう。

もちろん、間違っていません。

心の中は自由で、それぞれの大きくて美しいもので満ちています。

自分の感じる美しさを捨てることは、ありません。

それが生命が輝く音の素だと私は思うのです。

しかし、それを、フルートという楽器で誰かに伝えるためには、自分の身体と楽器を科学的に観察したり、先人のやってきた情報を集めたり、そのための筋肉を鍛えたりすることが、不可欠です。

つまり、自然に任せてフルートを自由に吹くことは、奇跡に近いというもの。

こう吹いたら、こういう音がでて、自分の間近では、こう聞こえて、部屋の中ではどのように響き、外ではどう、ホールでは。

演奏することは、聞かせることだと思っている人が多いかもしれませんが、むしろ聴くことが大切です。
自分がどういう音を出しているか?を聴き、お客様にどう伝わっているかを聴き、先人がどのように学んできたかを聴く。

聴くことが、美しい音を作る基本なのです。














野菜を求めて

2016-11-03 22:42:45 | 紀行

陽が長くなって、影も長くなりました。
実家のレッスン室に映る影も長くなりました。

日曜、雨もやみましたが、野菜の不足が続いています。あまりの高値に道の駅まで、両親を連れて買出しに行くことにしました。
毎日両親、夫、長男と5人分。
野菜を買ってもすぐになくなってしまいます。
松井山手から比較的近場の、道の駅大和路へぐり くまがしに行くことにしました。

野菜ありました。普段の道の駅値段にしたら高めですが、京田辺や枚方に比べるとずいぶん安いです。
白菜も、最近お目にかかれない全玉売り。
ほうれん草も200円しなかった。
野菜の後はお昼ご飯。
地場野菜のカレー

日替わりランチ

里芋のあんかけ煮がおいしかった。
ごはんとお味噌汁はお代わりし放題。
しかも、マコモダケの炊き込みご飯、古代米、白米が選べます。
古代米はポリフェノールたっぷりの赤いごはん。もっちりしていて癖になりそう。
食べた後は、植物館でお花選び。
小菊の生産が盛んな地域です。母が小菊と花茄子を買いました。

珍しい多肉植物

葉の先にお花!

店先の柿もたわわに実っていました。
鳥が食べていないところを見ると、多分渋柿。

帰路。

オリジナルの手作り厚揚げ。不等辺三角形の変わった形です。

買ってきたハヤトウリや長ネギで、旬の夕食をいただくことができました。



お花も飾ったよ。
極楽、極楽(^-^)/