ひろの映画見たまま

映画にワクワク

待合室

2007-04-13 17:17:10 | Weblog
待合室は、地味なタイトルだ。

監督は、あえて、地味にしたかったのか。

「命のノート」この題のほうがしっくりくる。

でも、待合室のノートにずっと返事を書き続ける和代には、待合室がふさわしのかも。

秋田県二戸郡一戸 小繋駅

東北の雪深い田舎町。

その駅の待合室に置かれた命のノート。

命のノートには、全国からわざわざノートに書くことを目的に来る人も。ファンがふえたのだ。

和代は、待合室で過ごした人に手を差し伸べ、でもそれを自分の過去と重ね合わせて、人生を生きることの辛さと命の大切さを書き続ける。

冨司純子が、その悲しみと辛さを体で表現する。

でも、楽しかったことも、それは、若い頃(寺島しのぶが演じる)。

人生をじっくり描いたこの作品がたくさんの人々に見られることを希望する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする