ひろの映画見たまま

映画にワクワク

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

2007-04-16 19:57:49 | Weblog
前半は、何ともだるい映画だ。

映画といえば、アクションだ戦争だ、やくざだと荒々しいのが多いが、

この映画は、なんろもぐうだらな、親と子。

特にオトンは、いい人なのか、出来の悪い人なのかつかみどころがない。

ボクときたら、大学は卒業するが、風来坊でサラ金から金は借りるは、

パチンコ、マージャンで遊び呆けるは、女とできるは

なんともぬるい。

それが、オカンががんにかかり、手術はできず

抗生物質療法で、苦しむ段になって、がぜん物語は、進展する。

前半のぬるさがきいてくる。

人と人のふれあい、親子のきずな。

母もの映画だが、現代を反映している視点に心を動かされる。

オダギリジョーは、はまり役。

樹木希林も、その味は何とも言えない。

小泉今日子、宮崎あおい、柄本明ら脇役陣も異彩だ。
コメント
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