ひろの映画見たまま

映画にワクワク

ぐるりのこと

2008-06-23 20:38:25 | 映画
関西では今封切だ。

もうちょっと、のほほんとした映画かと思ったが、意外にきつい映画だ。

というのも、妻が子供を亡くしたショックでうつ病になるからだ。

橋口監督は、心理状態を描くのがうまいのだが、それが見ている者にぐっと突き刺さる。

途中で逃げ出したくなる。

そして、主人公は法廷画家で、裁判を傍聴するのだが

いずれも、現実的で厳しい人たちが出てくるから余計暗い。

法廷シーンがメインでないからはしょるため説明不足でかつ、尖鋭な場面となり暗い。

そして家族関係も複雑でわけあり。

そんな暗い現実をほのぼのとした夫婦愛で、くるんでくれるので、ラストのほうは、じんとくる。

リリーフランクのぼけたような演技がなごませる。

あからさまな、セックスに関する表現があり、どきっとする。

でも夫婦だからね。



コメント
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