映画「殺人犯」、を見る

冒頭、マンションから突き落とされた死体が血を吹き出して、ひくひくしている。

その階上には、同僚刑事が意識不明で倒れていた。

香港ノアールだが、一風変わっている。

同僚刑事が意識を取り戻すが、記憶が十分でない。

二人は、「背中にドリルで穴をあけられ血をふいて死んでいた」連続殺人事件を追っていた。

だが、なぜか、他の同僚に内緒で二人で出かけていた。

記憶のないまま、捜査を進める同僚刑事。

殺人に使われたドリルが発見される。

刑事の家のドリルがなくなっている。

さらにそこには、血が流れている。

刑事は、自分が殺人犯でないか疑いだし、

だんだんノイローゼとなる。

鬼気迫る刑事の演技と、謎が深まるスリリングな展開に手に汗が出る。

ただ、残念ながら後半ネタ割れがちょっと突飛で

え、と思ってしまう。