ひろの映画見たまま

映画にワクワク

映画「白いリボン」 を見る

2011-02-11 16:00:09 | 映画
ちょっと難解な映画だ。

若い教師が見た第一次世界大戦前のドイツの小村の物語だ。

セリフが早くて長く、登場人物が多く、最初はどこがどうなっているのか

そのつながりにとまどう。

さらに、白黒映画で、それもカラーで撮って白黒にしているから

白っぽい画面での字幕が読みづらい。

もうこれだけで、お手上げだ。

たしかに、上から抑圧された人々のうっぷんがたまっていく様子が

理解できるが、さりとて、大騒ぎするわけではない。

無自覚の追従だ。

白いリボンに象徴される、抑圧。

ただ、事件が次々と起こる。怖い話だ。

医師が落馬、小作人の妻が死亡、畑が荒らされる、子供が拉致暴行される。

犯人が分からない(これは最後までわからない)。でも、推察はできる。

ナチスが現れる前のドイツ。何かを予感させられる。

教師の恋愛話がからんで、これが救いになっている。
コメント (4)
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