おすすめ度 ☆☆☆
恋愛映画好き ☆☆☆★
大人の男女の官能的な恋愛を描き、第68回カンヌ国際映画祭でエマニュエル・ベルコが女優賞を受賞、第41回セザール賞主要8部門にノミネートされたマイウェン監督作品。
男女どちらにも感情移入ができない不愉快でわがままな二人の恋愛話。それだけ主役のエマニュエルベルコとヴァンサンカッセルの演技が素晴らしい。カンヌ映画祭女優賞も頷ける。
大人の恋愛、出会っていい時を過ごして裏切られてでも離れられない10年間。
男と女が出会い、恋に落ち、そして結婚、子供ができたまではいい。その後がまあうまく進まない。そこからがまさに男と女、夫と妻の本当の戦い。全く平穏が訪れない。主人公の女はそれを望んでいるのに、相手の男はそんなことお構いなし。