ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ロイ・ビーン」、これが映画の面白さ!

2024-11-30 20:04:08 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

西部劇好き ☆☆☆★

NHK BS プレミアム 鑑賞  1972年製作

実在した名物判事ロイ・ビーンの生き様を、ユーモラスかつノスタルジックに描いた異色ウェスタン。

力で正義を守り、町を築いていった男。荒くれ者の仲間と無法者達を次々に吊るし上げ平穏な西部をつくった男。実在の人物を基に、荒削りだが愛すべき西部の男たちの物語で胸が熱くなる。文明が進歩が置き去りにしていった古き西部の男達。法律が一人歩きして正義がかすんでいくなかでの最後の戦いは痛快。やがて何もかも焼き尽くされ残った町にようやく男の憧れの女優が訪れる。彼女に宛てた恋文・・・。このラスト・シーンは秀逸。

テキサスの無法地帯に辿り着いた流れ者、ロイ・ビーンは町に居座り酒場を法廷に改造して判事として町に君臨する。右手に拳銃、左手に大女優リリーのポスターを携え、判決を言い渡す判事、ロイ・ビーン。しかしある日、狡猾な弁護士ガスの出現によりその地位は奪われ、ロイ・ビーンは一度は去って行くのだが・・・

ジョン・ヒューストン監督の快作。ポール・ニューマンがユーモラスかつ無骨に演じて味わい深く、奥さんになるヴィクトリア・プリンシパルが最高に可愛い。

 

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「ジェーンとシャルロット」、あなたのことをもっと知りたかった!

2024-11-30 17:06:41 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆☆

フランスの女優シャルロット・ゲンズブールが初監督を務め、母ジェーン・バーキンの真実に迫ったドキュメンタリー。

ジェーンは、2023年7月16日に亡くなっているから、その2年前の作品。

ジェーンといえば、全裸出演の映画が印象に残るが、この映画では、もう老年、随所に老いの影が。

ジェーンには、三人の夫にそれぞれ娘がいるが、この映画の監督ゲンスブールは、故セルジュ・ゲンズブールの娘。二女だ。

冒頭、日本が出てくるが、日本にも縁が。

シャルロットの父であり、ジェーンの夫だったセルジュが娘を溺愛したことは言うまでもないが、やはり世の母と娘とは少し異なる間柄だったことがやりとりからも分かる。

フランスらしい香りのする映画。

 

 

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