おすすめ度 ☆☆★
劇場未公開 WOWOW放映
ソチ・オープン・ロシア映画祭新人監督賞受賞!
孤独な若者と、その恋人の妹。惹かれ合い、快楽に溺れていく二人を描いた官能ドラマ。
本作の監督を務めたのは俳優出身、弱冠26歳のアレクサンドル・ゴーチリン。
監督デビュー作ながらロシアで閉塞感を感じる若者たちと、その過激な性生活を描ききり、大きな話題を集めた!
20歳の青年サーシャは行き場のない不安や苛立ちを感じていた。ミュージシャンとしての活動は頭打ち、恋人ヴィカと結婚を約束したものの気が乗らず、友人たちとつるんでセックスやパーティによって気を紛らわす日々。
虚無感や閉塞感が膨らむ中、友人のひとりワーニャがパーティの最中に飛び降りて死亡する。
その影響で親友のピートは酸を飲んで声を失い、居場所をなくしたサーシャであったが、ある日、ヴィカの妹カリーナと知り合う。若く自由で奔放なカリーナに惹かれるがまま、サーシャは一線を越えてしまうのだが…。
邦題は、妹とのセックスを強調しているが、描写は短く、むしろ主人公の行き場のない悩みが主題。
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