おすすめ度 ☆☆☆★
NHK BS プレミアム鑑賞 2007年製作 フランス・チェコ・イギリス合作 140分の長尺
世界で最も愛された伝説のシャンソン歌手、エディット・ピアフ-、愛を求め、愛に傷つき、愛を歌い続けた47年の人生-その涙と喝采の物語。
今回のパリオリンピックでも彼女のうたが歌われた。
ストーリー展開は、二つの流れを入れ子構造にしています。一つは、晩年(舞台上で倒れてしまう最後のステージから病床で亡くなるまで、もう一つは、子供時代から歌手全盛時代まで。ただし、晩年の流れは、昔の記憶がフラッシュバックしてくるシーンも挿入されているので、前後関係が少し分かり辛かった。
ピアフになりきった主演マリオン・コティヤールは、第80回アカデミー賞主演女優賞受賞。
大道芸人の娘に生まれ、売春宿を営む祖母に育てられ、失った視力を奇蹟的に回復させ、街角からデビューした伝説の歌姫エディット・ピアフ。不幸な生い立ちとスキャンダル、「愛の讃歌」はじめ自身の人生を反映させたバラードで庶民に支持され、フランスの国民的歌手になったピアフの人生を描く。
そしてボクサーとのなさぬ恋がメインに。ラスト、死の前日の回顧シーンが圧巻。
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