おすすめ度 ☆☆☆
裁判映画好き ☆☆☆★
娘を殺された元夫婦と、犯行時に未成年だった加害者女性の葛藤を通し、魂の救済というテーマに真正面から挑んだ裁判劇。
17歳の福田夏奈は同級生の樋口恵未を殺害し、懲役20年の判決を受ける。7年後、恵未の父・克と、別れた妻・澄子のもとに、夏奈に再審の機会が与えられたとの連絡が入る。娘の命を奪った夏奈を憎み続けてきた克は、澄子とともに法廷で裁判の行方を見守ることに。夏奈の釈放を阻止するべく証言台に立つ克と、つらい過去に見切りをつけたい澄子。やがて夏奈は、7年前に自分が殺人に至ったショッキングな動機を告白する。
松浦りょうの演技が素晴らしい。
この映画の恐ろしさは、感情に流されてゆく人間の心理だ。
日本在住のインド人監督アンシュル・チョウハンが監督を務めた。
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