ひろの映画見たまま

映画にワクワク

クローバーフィールド

2008-04-05 19:32:00 | 映画
「まったく新しいタイプのアトラクション映画だ」ということで、

切符を買う時に脅される。

持病持ちは見れないのだ。

実際はどうか。

手持ちカメラを、素人でもこうは撮らないと思われるほど

ゆらしまくる。

映像は、一つに定まらず、あちこちと移動する。

すなわちじっと見ているとめまいがするのだ。

で映画自体はどうなのか。

まあ、結局はエイリアン映画の亜流だが、

その映像手法だけで新味があるというものだ。

送別パーティから始まるシーンは

普通の人々の集まりから始まるので、

わりと身近なことに写る

そして、恋人を探して、危険なところへ入っていくので、

アドベンチャーなのだ。

まあ、揺れに弱い人は無理かも。

アドベンチャーにしかすぎないのだから。
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マイブルーベリーナイツ

2008-04-03 17:15:03 | 映画
ウォンカーワイ独特の流れるような映像。

場所はニューヨーク。ヒロインは歌手のノラジョーンズ。

彼氏は、ジュードロウ。

初めての米人俳優による英語の香港映画。

ノラジョーンズは、旅に出る。

そして、そこであう人々はそれぞれ、恋や金すなわち人生に直面し

悩んでいる、甘いロマンと苦いロマン。

ジョーンズは成長してニューヨークへ帰ってくる。

ラスベガスまでの5600マイルの旅。

ほろ苦い恋の物語。

ブルーベリーケーキの夜だ。



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実録。連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)

2008-04-02 20:16:46 | 映画
あの、連合赤軍のあさま山荘事件のドキュメンタリーだ。

フィクションも入っているらしいが、

ずっと、連合赤軍などにかかわってきた若松孝二監督作品だけに、迫真力がある。

原田芳雄のナレーションと、当時の実録映像で、

時代背景と、学生運動のたかまり、そして分裂。

国際化する赤軍への発展などが語られる。

こうした思想的背景のもと

グループとして活動していく過激派。

強盗をして、金と銃を手に入れる。

山荘での射撃と行軍の訓練。

さらに、リンチ事件が起きる。

この部分は、フィクションだろうが、

脚本のせいもあり、かなり迫真的に殺人事件へと発展する様は

説得力を持ち、人間の狂気が集団となって

「総括」という名のもとに殺人が行われていく。

そして最後の浅間山荘事件へとつながり、

このシーンも迫力がある。

赤軍を賛美しているわけではないが、理解している目がある。

それゆえ、映画は気持ちよく見られる。

勿論、残酷なシーンも多く目をそむけたくなるが。

たとえば、自らの手で、自らを傷つけるリンチのシーンは

人間の尊厳をずたずたにする狂気がある。



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