季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「菜の花」

2019-02-03 04:21:55 | 暮らし
名言名句(523)

「自ら」労して自ら食うは、

人生独立の本源なり『福沢 諭吉』


働いても働いても、自分の口を糊することさえできぬ、という時代は

過去の物語となっています。現代は、職業を選びさえしなければ、

働くことによって、最低、自分の口を糊することが出来るものです。

ヨーロッパに「労働は神聖なり」という言葉があります。それには、

人が人間らしい生活を営むための条件として労働を大事に考える思想

が根底にあるようです。労働を蔑視するところに、人間の生活は存在

しないということを、ときに考えてみたいものです。

福沢諭吉(1834-1901)は、慶應義塾の創始者として、また思想家、

評論家として、明治時代に活躍、『学問のススメ』などの啓蒙書を

あらわし、明治34年Bのこの日、亡くなりました。

歳時記

節分の日


立春の前の日2月3日。本来、節分というのは季節の変わり目に

あたる立春・立夏・立秋・立冬の前の日のことを指します。

旧暦では立春の頃が一年の始めとされ、最も重要視されて

いましたので、節分といえば、一般的に立春の前の日を示す

ようになりました。立春を新年とすると、節分は大晦日にあたり

ます。そのため、現在でも節分のことを「年越し」という地方も

あります。

※旧暦の元日は立春の頃で、立春の日とは限りません。

節分に行われる豆まきは、宮中行事の追儺(ついな)と寺社が邪気

を祓うために節分に行っていた豆打ちの儀式が合わさったものと

いわれています。

※豆まきの時「鬼は外。福は内」と唱えますが、浅草寺では、観音様の

前に鬼はいないということから「千秋万歳福は内(せんしゅうばんざい

ふくはうち)」といいます。

他にも「鬼は外」と唱えない寺・神社・地域があります。

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2月から咲く花「菜の花」

開花時期は、 2/ 1 ~ 5/ 5頃。
・一面黄色に群生しているさまが
 すばらしい。

・”野菜(菜っ葉)の花”
 という意味から
 「菜の花」になった。
 おひたしや和え物(あえもの)
 として食べられる。

・「菜の花」は、
 春によく見かける
 黄色い花の総称として
 使われるが、
 ふつう見かけるのは
 「西洋油菜
  (せいようあぶらな)」
 なので
 「西洋油菜」のことを
 「菜の花」と呼ぶことが多い。

・蜜(みつ)を作る原料として、
 養蜂業者の人たちは
 九州などの暖地から
 花期に従ってしだいに北上して
 その花蜜を集めるらしい。

・3月の「桃の節句」では、
 桃の花とともに
 一緒に飾られることがある。


・菜の花の別名。
  「花菜」(はなな)
  「菜花」(なばな)
  「菜種」(なたね)
   菜の花が咲く頃に
   降り続く雨を
  ”菜種梅雨(なたねづゆ)”
   という。

・昔は、種子から
 菜種油(なたねあぶら)をとる、
 「油菜(あぶらな)」のことを
 菜の花と呼んだ。
 「油菜(あぶらな)」
   40%が油分。
   昔は灯火、食用油、
   潤滑油などに使われ、
   搾りかすは肥料に使われた。
   今は、ほとんど見かけない。


・3月7日の
 誕生花(菜の花)
・花言葉は
 「豊かさ、財産」(菜の花)
・千葉県の県花(菜の花)


・「菜の花や
  月は東に 日は西に」
   与謝蕪村(よさぶそん)


・東京周辺の見どころ

 <房総フラワーライン>
   春先の房総半島の先端近く。
   花の即売所も多数。
   花見頃1月~3月下旬。
   千葉県南房総市千倉、等。
   最寄駅
    JR内房線千倉駅、等


(季節の花300より)



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