季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「金盞花 (きんせんか)」

2019-02-21 04:20:49 | 暮らし
名言名句(541)

「人は称賛し、あるいは、けなす事ができるが、

永久に理解しない」『ニイチェ』


褒めたたえたり、けなしたり、他人に対してこの面でも人間が

忙しい生き物ですが、そうすることは、相手を本当に理解して

やっているのか、ということを考えますと、真実は、ちょっと

も分かっていないで、ほめたりけなしたりしているのです。

分かっていなければ、そうしなければいいじゃないかということ

になりますが、人は他人のことばかりを念頭ににおいて生きて

いるということを考えると、人間の心のあてにならない一面が

情けなくなります。しかし、人間の本質は、自分の事もよく分

かっていないのに、他人を分かったつもりであれこれと俎板の

上に載せる癖があります。実在主義の先駆者としてのドイツの

哲学者ニイチェ(1844-1900)らしい言葉です。

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2月より咲いている花「金盞花 (きんせんか)」

南ヨーロッパの
 地中海沿岸地方原産。
 江戸時代の末に
 中国から渡来した。
・春の南房総でたくさん栽培される。

・日の出とともに開き
 夜には花を閉じる。


・オレンジ色が鮮やか。
 黄色いのもある。
 よく見かける大きめの花のことを
 「カレンデュラ」と
 呼ぶこともあるが、
 花びらが一重で、
 冬に咲く黄色の小さな花のことを
 特定して「カレンデュラ」
 の名前で呼ぶこともある。

 (こちらは
  「冬知らず」
  「寒咲きキンセンカ」
  「カレン」
  などの園芸名で
  呼ばれることもある)


・ハーブの一種。
 ヨーロッパでは古くから
 食用や薬用に使われてきた。
 また、サフランの代わりに、
 着色料や
 髪を染めるのにも使用された。


・薬効   消化不良、皮膚の炎症
・薬用部位 花
・生薬名 「金盞花(きんせんか)」


・「金盞花」の名前は、
 花が黄金色で
 「盞」(さかずき)のような形を
 しているところから。

 また、隋(ずい)の国の
 統一前の「梁(りょう)」の国の
 魚弘(ぎょこう)さんが、
 かけすごろくに勝ったときに、
 金銭でもらうよりも
 珍しい花でもらいたい
 ということで
 この花をもらい、
 そのため、この花は「金銭花」と
 呼ばれるようになった、
 という話もある。
   (その後「金銭花」が
    「金盞花」に変化)


・別名
 「長春花(ちょうしゅんか)」
 「ポットマリーゴールド」


(季節の花300より)



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