季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「寒桜(かんざくら)」

2019-02-18 04:47:42 | 暮らし
名言名句(538)

「年々にわが悲しみは深くしていよよ華やぐいのちなりけり」

『岡本 かの子』


岡本かの子(1889-1939)は、小説家、歌人として、昭和初期、

大活躍した文学者です。昭和11年、47歳の時、芥川龍之介を

モデルにした『鶴は病みき』で小説家としての実質的な出発を

果たしましたが、その陰には、漫画家の鼻祖である夫の岡本一平

の献身的な犠牲と奉仕を抜きにしては、彼女のその後の文学の

展開は考えられないといってもいいでしょう。故画家岡本太郎は、

二人の間の長男でした。一平は、「かの子の崇拝者の青年たちとの

恋と同居を黙認」し、「とうてい常識では考えられない特異な夫婦

生活が営まれ、性を抜きにした全く精神的な共同生活が続けられた」

といった生活の背景を考えると、この歌の寂寥感も一味違ったもの

として伝わってきます。かの子は、昭和14年のこの日、亡くなりました。

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2月より咲く花「寒桜(かんざくら)」

咲き始めるのは
 桜のなかでは早い方。
 1月頃から咲くものもある。

・大島桜と
 寒緋桜(かんひざくら)との雑種。
 ピンク色の花びらがいっぱい。

・寒桜の仲間には
 「大寒桜(おおかんざくら)」や、
 伊豆半島に咲く、
 「修善寺桜
  (しゅぜんじざくら)」
 「河津桜(かわづざくら)」
 などがある。

(季節の花300より)


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