季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「仏の座 (ほとけのざ)」

2019-02-07 04:20:53 | 暮らし
名言名句(527)

「堪忍の袋を常に首に掛け破れたら

縫え破れたら縫え」『中沢 道二』


中沢道二(1725-1803)は江戸後期の心理学者で、著書に

『道二翁道話』がありますが、有名な堪忍をテーマにした

歌があります。

「堪忍の成る堪忍は誰もする成らぬ堪忍するが堪忍」という

歌ですが、我慢のできる堪忍なら誰でも我慢するが、どうしても

耐えられそうにない我慢をじっと耐えることこそ、本当の我慢だ

というのです。赤穂藩主浅野長矩が江戸城中で吉良義央に斬りつ

けた歴史上の実話にしても、「堪忍は一生の宝」という言葉を

おもわず思い出さずにはいられません。

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2月から咲く花「仏の座 (ほとけのざ)」

開花時期は、 2/ 5 ~ 5/末頃。
・半円形の葉が
 茎を取り囲んでつくようすを
 蓮華座(れんげざ)に
 見立てた。

・春の七草のひとつの
 ”ほとけのざ”は
 この花ではなく、
 正しくはキク科の
 「田平子」(たびらこ)
 のことを指す。

・別名
 「三界草」(さんがいぐさ)。
   葉が段々になることから。


(季節の花300より)




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