季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「春蘭(しゅんらん)」

2021-03-09 05:05:54 | 暮らし
人生日訓(608)

「耕さずしてものをくらう」

これは決して良寛の懺悔告白ではない。今日の私共、知識人の、文化人の、政

治家の、官吏のとうそぶいている連中にも、こうした厳しい告白がなくてはな

らない。我々は広い世人の協力によって三度の渡世をしているのである。世間

に養われているのである。こう考えると、じっとしてはいられない気持ち、つ

まり道心、菩提心がわいてくるのである。従って互いの職業というものは広い

世間から受けた恩恵にむくい、返すわざである。そこに初めて、「奉仕」の精

神が沸き起こって来る。現代の我々には貨幣制度に騙されて、この社会連帯の

倫理を忘れがちである。

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3月から咲く花「春蘭(しゅんらん)」

開花時期は、 3/10 ~ 4/10頃。 ・山野などに生える。  花は葉と同じような色なので  あまり目立たない。  土筆(つくし)のように  ひょろひょろと茎を伸ばしてくる。 ・「春に咲く蘭」から「春蘭」。 ・花を塩漬けにしたものを  「蘭湯(らんゆ)」として  祝いの席に使うことがある。 ・ことわざ。  「春蘭秋菊 倶に廃す可からず」  (しゅんらんしゅうぎく   ともにはいすべからず)   = 両者ともにすぐれており     捨てがたい、の意。 ・別名  「じじばば」。    花姿をこまかく見ていると    上の方に、おばあさんが     頭にかぶる”ほっかむり”、    下の方に、おじいさんの     ”白いひげ”、    があることから。    (よーく見てると     確かにそんなかんじ♪)

(季節の花300より)


         

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