人生日訓(615)
「善人はげにヒマラヤの如し」
インドで一番高い山は昔からヒマラヤ山である。これはなかなか
面白いたとえ話である。しんみりと私共の心の中にしみこんでく
る例え話である。「駟も舌に及ばず」と論議に出ているが、人間
の舌、言葉というものの普及力は昔から今も変わらぬ大きい力を
持っている。一人の第三人者がほめたたえた評判が四頭馬車のス
ピードも及ばぬほどの速さで四方に広がってゆくというのである。
善行をする人は黙ってその善行を楽しんでいたいのである。
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3月から咲く花「蒲公英 (たんぽぽ)」
開花時期は、 3/10 ~ 5/末頃。 ・どこででも見かける ポピュラーな花。 ・「蒲公英(たんぽぽ)色」■ → 色 いろいろ へ ・関東タンポポと 西洋タンポポの違い → 花のすぐ真下のところが ベリッとめくれてるのが ”西洋”、 めくれないのが”関東”。 都市近辺で見られるのは、 ほとんどが 帰化植物の「西洋タンポポ」。 (花の下のところが めくれている) ・種子の冠毛が 丸く集まっているようすが 「たんぽ」(綿を丸めて 布などで包んだもの)に 似ていることから 「たんぽ穂」と名づけられ、 「たんぽぽ」になった。 漢字の「蒲公英」は漢名から。 ・タネは風に乗って飛んでいく。 耳の中に入れないように 気をつけましょう。 タネの様子は、 姫昔蓬、 荒地野菊、 高野箒 にも似ている。 ・英語名は「ダンデライオン」。 ”ライオンの歯”。 (フランス語の dent de lion から) 独特の葉のギザギザを、 荒々しい獅子の歯並びに たとえた。 ・黄色い花がほとんどだが、 白花の品種もある。 ・たんぽぽの蜜(みつ)は、 春の花々が咲くまでの 蝶の貴重な食料となる。 ・若い葉を水にさらして サラダにできる。 また、花は 天ぷらにして食べられる。 ・薬効 食欲不振、解熱、 利尿、鎮痛 ・薬用部位 全草(葉など) ・生薬名 「蒲公英(ほこうえい)」 ・別名 「鼓草(つづみぐさ)」 茎の両端を細かく裂くと、 そり返って 鼓のような形になるから。 また、「たんぽぽ」の名は、 この鼓をたたいたときの音の 「たん、ぽんぽん」の 略が由来、ともいわれる。
(季節の花300より)