季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「桃」

2021-03-12 04:42:00 | 暮らし
人生日訓(611)

「一生を貫く仕事をもつ」

それに人間というものには得手、不得手というものがあって、

その十八番の才能なり、天分を磨きに磨きをかけてゆけば、

いつの間にかその道の権威となり、ベテランとなり、そのこ

とが其人の一生の生活を保証してくれるのである。だから老

練者は決して失業しないのである。かくして一生貫く仕事、

英語で言って「ライフ・ワーク」をもつことの幸福をうるも

のだと思っている。

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2月から咲く花「桃」

開花時期は、 3/10 ~ 4/末頃。  (ふつうの桃は    3/10 ~ 4/15頃で、   「菊桃(きくもも)」   の開花時期は、    4/10 ~ 4/末頃)。 ・枝に沿って  びっしりと花をつける。  幹には桜のような  横線が入っている。 ・いろいろ種類がある。  ふつう、町でみかけるのは、  花桃(花を鑑賞する目的の         園芸品種)。 ・縄文時代から栽培されている。 ・3月3日の  「桃の節句(ひなまつり)」に  桃をひな人形のとなりに添えるが、  これは温室内で育てた桃で、  屋外の桃の開花は  もう少しあとになってから。桃の花の色から  「桃色」という色名が生まれた。  「桃色」■   → 色 いろいろ へ ・実が赤いところから  「もえみ(燃実)」が  変化して  「もも」になったらしい。  杏(あんず)の実にも  よく似ている。 ・「桃」の字は中国から伝わった。 ・桃の字の「兆」は  ”妊娠の兆し”を意味しており、  桃が「女性」や「ひな祭り」と  関係があるのは  この理由かららしい。 ・日本昔話の「桃太郎」も有名。  桃太郎は  桃から生まれた強い男の子。  この話自体、相当昔からあり、  桃の木は万葉の頃から  霊力のある木とされてきた。 ・タネは「桃仁(とうにん)」  という生薬になる。  杏(あんず)のタネの核の  「杏仁(きょうにん)」に  よく似ている。 ・薬効   月経不順、痔 ・薬用部位 タネ ・生薬名 「桃仁(とうにん)」 ・薬効   便秘 ・薬用部位 つぼみ ・生薬名 「白桃花(はくとうか)」 ・「桃(もも)  栗(くり) 3年、   柿(かき) 8年、   梅(うめ)は酸い酸い13年、   柚子(ゆず)は大馬鹿18年、   林檎(りんご)ニコニコ25年」。  実を結ぶ時期のこと。  何事も、時期が来なくてはできない、  というたとえ。 ・3月3日の誕生花(桃) ・3月27日の誕生花(枝垂桃) ・花言葉は「チャーミング」(桃) ・花言葉は  「私はあなたのとりこです」       (枝垂桃) ・岡山県の県花(桃)   →「桃太郎」伝説 ・「春の苑(その)   紅(くれない)匂ふ 桃の花   下照る(したでる)道に   出(い)で立つ   少女(をとめ)」    万葉集    大伴家持    (おおとものやかもち)  「白桃や   莟(つぼみ)うるめる   枝の反り」    芥川龍之介

(季節の花300より)
         

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