人生日訓(618)
「子罕(こまれ)に利うぃ言う」
店舗が繁盛しているということは、一つには「命」だが、今一つ
大切なことはお客に役立ち、御取引先に利益を与えていることで
ある。与えるものは、やがて、与えられる、お客に恩恵、仁を与
えているから、外の店の前を通り過ぎても買いに来て下さるので
ある。国民にいかに与えているか、どれほどに仁を施しているか
ということの跳ね返りが、「利」なのである。「命」と「仁」と
のないところに「利」はない。あれば、それは不義にして得たる
財である。
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3月から咲く花「黄楊 (つげ)」
開花時期は、 3/15 ~ 4/10頃。 ・「柘植」とも書く。 ・梅雨時に 葉が黄色になることから、 「つゆき(梅雨黄)」。 それがしだいに 「つげ」に変化した。 漢名は「黄楊木」。 ・小さい黄色の花が枝先に咲く。 葉の色と似ているので あまり目立たない。 ・材は緻密で堅く、 印材、定規、櫛、将棋の駒 などに用いられる。 ”つげ細工” ・園芸品種に 「西洋黄楊(せいようつげ)」 がある。 ふつうの「黄楊(つげ)」に 似ているとのこと。 (私は区別がつきません)。 西洋黄楊は英語で 「boxwood(ボックスウッド)」 と呼ぶ。 (「黄楊」を総じて 「ボックスウッド」と 呼ぶこともある) ・「夕されば 床のへ去らぬ 黄楊枕 いつしかと汝(な)は 主待ちがてに」 万葉集 「君無くは 何(なに)ぞ身よそはむ くしげなる 黄楊(つげ)の 小櫛(をぐし)も 取らむと思はず」 万葉集 播磨娘子 (はりまのをとめ)
(季節の花300より)