季節の花と言葉の花束

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季節の花「桃」

2021-03-23 04:45:37 | 暮らし
人生日訓(622)

「感謝の心で生きる」

今日やっている仕事一つにしてからが、自分一人で生きてきた

つもりではあるが、皆多くの人々の力でここまで生かされてき

たのである。こうした反省をしてみると、文句など一つも言え

た義理ではない。忘恩の自分にほとほと恥じ入る次第である。

こうしたぎりぎりの自分の気持ちを絞り上げてくると、何だか

急に、どんあ困難欠乏の時でも、奮い立てるような勇気が内心

に起こってくるのを感ずるものである。こうした生きて居るこ

とについて感謝の心を持てるということは人間の幸福の出発で

はなかろうか、

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3月から咲く花「桃」

開花時期は、 3/20 ~ 4/ 5頃。 ・中国原産で、  奈良時代に、梅とともに  中国から渡来したといわれる。 ・漢名の「杏子」の唐音から  「あんず」となった、  または、  「甘酢梅(あますうめ)」  が変化して   「あんず」になったとも。 ・ピンク色の花は桜によく似ている。  白っぽい花もある。  花びらを支える部分は赤色。  いずれも、開花は   桜 より少し早いようだ。  幹の部分は桜と同じく  横向きの線が入る。  また、「豊後梅(ぶんごうめ)」は  梅と杏の中間種らしく、  杏と豊後梅は、そっくり♪。  (名前の看板がないと   なかなか区別できません) ・「杏(あんず)色」■   → 色 いろいろ へ ・実(み)は食べられる。  ”アプリコット”。  すっぱくて、あまり甘くないが、  柔らかい。6月頃熟す。  外見上は桃(もも)の実と  そっくりだが、  桃よりだいぶ小さい。 ・薬効   冷え性、低血圧 ・薬用部位 実 ・生薬名 「杏仁(きょうにん)」 ・実のタネの中の核の部分を  「杏仁(きょうにん)」と呼び、  生薬として使われる。  桃(もも)のタネの  「桃仁(とうにん)」に  よく似ている。  また、「杏仁」は  「あんにん」とも呼び、  「杏仁豆腐(あんにんどうふ)」で  おなじみ♪。  でも、杏仁豆腐は、実際には、  この杏仁とよく似ている  「アーモンド」の実を  使っていることが多いようだ。  (アーモンドエッセンス) ・長野県千曲市  (旧「更埴市」。長野市の南)に   「あんずの里」があり、  毎年4月上旬~中旬頃   観光客で賑わう。 ・シリアの国花。 ・「杏一益、梨二益、カリン百益」の  言い伝えが中国にある。 ★<杏林(きょうりん)>の故事         「神仙伝」  中国古代、呉の国に  董奉(とうほう)という   仁医がいて、  貧乏人からは治療代金をとらず、  かわりに症状の軽い患者には  杏を一株、     重病者には杏を五株植えさせた。  数年にして  家のまわりに杏の林ができた。  それ以来、  「杏林」は医者の尊称となった。        (いいお話♪) ・「杏あまさうな人は   睡(ね)むさうな」    室生犀星

(季節の花300より)

 
         

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