季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「箱根空木(はこねうつぎ)」

2012-06-15 05:17:00 | インポート

一日一言

堅石白馬(けんせきはくば)

「堅白同異」と「白馬は馬に非ず」戸を合わせた

言葉。「堅白同異」とは、中国の戦国時代に公孫

龍(こうそんりゅう)が説いた「堅くて白い石も、見

ただけで白いことは分かっても堅いことは分から

ない、また、手で触っただけでは堅いことは分か

っても白いことは分からない、従って、白い石と硬

い石とは別の石であって同一の物ではない」という

論法を指す。「白馬は馬にあらず」も同じ論法でこ

のような説き方を指して言うことから、こじつけの詭

弁を指して言う場合に用いる。

★あの政治資金規正法違反で訴追された政治家は

自己弁護のために「堅白白馬」の論を展開している。

類語:白を黒と言いくるめる。


5月から咲いている花「箱根空木(はこねうつぎ)」

開花時期は、  5/15頃~  6/15頃。   
・海岸近くに生える。                         
・箱根近辺でも自生する。                     

・花の色は、つぼみのときは白。               
  しだいに赤に変わっていく。                 
二色空木(にしきうつぎ)に似ているが       
  すごく似ていて、看板などがない限り         
  ほとんど区別がつかない。ちなみに、         
  箱根空木は海岸に多く、                     
  二色空木は山地に多い。                      

(季節の花300より)



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季節の花「吸葛(すいかづら)」

2012-06-14 06:50:01 | インポート

一日一言

乾坤一擲(けんこんいってき)

「乾坤」は、天と神という意味で、さいころを

投げてそのどちらが出るかを賭けるという

ところから、伸るか反るかの大冒険を試みる

ことをたとえて言う場合に用いる。

★今回のサァツカー全国大会では、乾坤一擲

で勝負に挑みたい。

類語:一擲乾坤を賭す


5月から咲いている花「吸葛(すいかづら)」

開花時期は、  5/15頃~  6/15頃。 
・「水を吸う葛」の意から「吸葛」となった。 
  また、昔は、花の奥の方にある蜜(みつ)を 
  子どもが吸って遊んだことから「吸葛」と   
  なった、との説もある。                   
・花の色は、白から黄に変化していく。       
  このことから中国では「金銀花」と呼ばれる。
・「忍冬」とも書く。                       
  また、「忍冬」の字のごとく、             
  「にんどう」と呼ばれることもある。       

(季節の花300より)


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季節の花「ブラシの木」

2012-06-13 05:18:57 | インポート

一日一言

言語に絶する

その状態や事柄が言葉では表現の

方法がないほどに甚だしいという場

合に用いる。「言語」は「ごんご」とも

読む。

★東日本大震災の津波の映像は、今

思い出しても言語に絶する凄まじさで

あった。

類語:空前絶後


5月に咲いていた花「ブラシの木」

開花時期は、  5/15頃~  6/10頃。 
  秋10月頃、伸びた枝先のところで         
  少し開花することもある。                 
・オーストラリア原産。                     
・花が、ビン洗いのブラシにそっくり♪       
・明治中期に渡来。暖地に栽培される。       
・実→丸く枝にずらっとついて並ぶ。         
      翌年の花はその上部に咲き、           
      実は次々と何年も残る。               


・花のあとにつける実は、その後もずっと大きく
  なりつづけ、7~8年は枝についていて     
  発芽能力も持ち続ける。                   
  この木は、乾燥地が原産地のため、         
  極端な乾燥や山火事のときにパァーンと     
  実が開いて中の細かい種子が風に飛んで     
  散布されるという仕組みになっている。     
  山火事でまっさらな土地になったところに   
  すばやく芽を出して、その土地一帯の       
  優占種になるのが目的らしい。             
    (ユーカリの木も同じですね)

・別名「花槇(はなまき)」                 
        葉がの葉に似ているところから。   
      「カリステモン」(学名から)         

(季節の花300より)


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「水蝋の木 (いぼたのき)」

2012-06-12 06:00:27 | インポート

一日一言

言行一致

言うことと行いが一致しているという意味で、

言った言葉に責任を以て必ず実行することを

言うのに用いる。

★今の政治家に求められるのは、有言実行の

言行一致こそが必要なことであろう。


5月に咲いていた花「水蝋の木 (いぼたのき)」

開花時期は、  5/15頃~  6/  5頃。       
・白い花でほとんど目立たないが                   
  ちょっとだけ香る。                             
・秋に黒く小さい実をつける。                     
・「疣取の木」とも書く。                         
・幹に「イボタロウムシ」という虫が寄生することも 
  「イボタの木」の名前の由来らしい。             
鼠黐によく似ているが、                         
  鼠黐より花序が小さく、花期は鼠黐より少し早い。 

・「水蝋の木(いぼたのき)」より、葉っぱが幅広い、
  「大葉水蝋(おおばいぼた)」という木もある。    

(季節の花300より)



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季節の花「扉 (とべら)」

2012-06-11 05:14:03 | インポート

一日一言

言言肺腑(はいふ)を衝(つ)く

話す言葉の一言一言に誠意がこもっていて

説得力があり、聞く人の心に鋭く響いてくる

ことをたとえて言うのに用いる。

★かの高名な比叡山の僧の講話は、初めて

聞いても言言肺腑を衝く貴重な感想を得た。

歳時記

梅雨入り

春から夏へと変わるときに日本、中国、韓国など東南アジア

に見られる雨の季節をいいます。

大陸の冷たい高気圧と太平洋の暖かい高気圧がぶつかり、

大気の状態が不安定になって発生した梅雨前線が停滞する

ため、同じ地方で雨が降り続くのです。

暦の上では立春から数えて135日目を「入梅」といい、

この日から梅雨となりますが、細長い日本列島は北と南で

気候も違うので、気象庁の発表する「梅雨入り」「梅雨明け」

が目安となります。

例年、最も早い沖縄地方が5月上旬頃から6月下旬まで、

最も遅い東北地方では6月中旬から7月下旬まで、北海道と

小笠原諸島では梅雨はみられません。


5月から咲いている花「扉 (とべら)」

開花時期は、  5/15頃~  6/  5頃。       
・「扉」と書いて、この花の場合”とべら”と読む。 
  2月の節分に、この木の枝を扉にはさんで邪鬼を   
  払う風習があったため、「とびらの木」と呼ばれて 
  いたのがしだいに変化し略され「とべら」になった。
・「海桐花」とも書く。漢名。                     

・葉っぱは固い楕円形で、外側に反り返る。         
  葉っぱを火にくべるとはぜて燃える(パチパチッ)。
・花には芳香あり。                               
・秋に実が割れ、赤いタネが現れる。               
  タネのまわりはネバネバになっている。           
  鳥の好物らしい。             

(季節の花300より)


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