季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「雪柳(ゆきやなぎ)」

2018-03-11 04:20:32 | 暮らし
名言名句(175)

「人の一生は重き荷を負うて、遠き道を行くが如し。急ぐべからず」『徳川家康』

人間の一生というものは、重い荷を背に負うて、遠い道のりを

トボトボ歩いて行くようなもので、決して急いではならない。

急ぐと、まず確かなことがない。ゆっくりゆっりと歩いてゆく

ことに、人生行路を進む意義があるのだ、ということです。

人生行路には、喜怒哀楽を表すいくつもの峠があります。

喜びとか楽しみならいいけれども、怒りとか悲しみの峠に差し

掛かったときには、決して焦ってはいけません。どうすれば

苦難を乗り越えられるかは、じっと耐え忍ぶことで過ごすこと

が出来るのです。慌てたり、急いだりしては駄目です。じぅと

腹に力を入れて、「なに、すぐに終わるさ」と思うことです。

============================

3月から咲く花「雪柳(ゆきやなぎ)」

開花時期は、 3/10 ~ 4/15頃。
・中国原産。
・葉が柳の葉に似て細長く、
 枝いっぱいに
 白い花を雪が積もったように
 咲かせるところから。
 花がいっぱい散ったあとの地面も
 雪がパラパラと
 積もったように見える。
・冬の紅葉もきれい。

・「つぼみ」がピンク色の、
 「フジノピンク」
 という品種もある。

・別名
 「小米花(こごめばな)」
   白い小花を米に見立てた。

・2月26日の誕生花。
・花言葉は「愛嬌(あいきょう)」。

(季節の花300より)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花「白木連(はくもくれん)」

2018-03-10 04:24:11 | 暮らし
名言名句(174)

「幸福は紳士の冷たさで寺とを裏切ることがある。

不幸は無礼な訪問者で執念深い」『光 秋』」


紳士という紳士が全員というわけではありませんが、

紳士になる条件は、内面から滲み出て来る冷たさを

有することではないか、私は、そのように考えています。

人格の冷たさは、ちょっとしたきっかけで、人を裏切り

ます。相手を温かく包み込んだままで、じっと見守って

くれるということは、まずありません。それだけに、

紳士は怖い存在です。幸福には、そのような紳士の冷た

さがあるので、今現在幸福婦だからと言って、幸福に浸

りきってばかりはいられません。いつ、ふいに裏切られ

るか知れないのです。また、不幸は、無理強いの押し売

りか暴力団のように押しの強さでやった来ます。しかも、

ある日あるとき、突然にやってきます。まったく予期

しないときにやってきて、なかなか立ち去ろうとしません。

いつまでも執念深く居座り続けます。不幸の姿とは、そう

いうものです。

==============================

3月から咲く花「白木蓮(はくもくれん)」


開花時期は、 3/10 ~ 4/10頃。
・白い清楚な花。
 花びらの幅が広く、厚みがある。
 花は上向きに
 閉じたような形で咲く。
 全開しない。
 これが辛夷と違うところ。

・開花しているときの風景は、
 白い小鳥がいっぱい木に
 止まっているように見える。

・花びらは太陽の光を受けて
 南側がふくらむため、
 花先は北側を指す。
 (よって、「つぼみ」の頃は
  片方にそり返っている)
 このことから、「磁石の木」と
 呼ばれることもある。


(季節の花300より)



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花「春蘭(しゅんらん)」

2018-03-09 04:29:22 | 暮らし
名言名句(173)

「誰にも見られないとき、花は花でない」『狩野 俊也』

花は、人に見られて、花の美しさを示すことが出来るということです。

誰にも見られないとき、花は、いくら美しさを誇っていても、花本来

の存在価値を持つことは出来ません。人の眼に触れて、花は、花とし

ての生命を持つのです。人間社会にこの言葉を当てはめてみると、

面白みが湧いてきます。たとえば、「花」を有能な人間として見立て

て見るのです。いくら有能であっても、人に用いられなければ、有能

ぶりを発揮することが出来ません。他人がその人間を登用することで、

初めて、「ああ、この人間には、抜きん出た才能があるんだな」と

いうことになるのです。この言葉は、フランスの象徴派の詩人ヴァレリ

の「誰にも見られないとき、海は海でない」のパロディですが、詩人

狩野敏也の独自性が有効に生かされています。

======================

3月から咲く花「春蘭(しゅんらん)」


開花時期は、 3/10 ~ 4/10頃。
・山野などに生える。
 花は葉と同じような色なので
 あまり目立たない。
 土筆(つくし)のように
 ひょろひょろと茎を伸ばしてくる。
・「春に咲く蘭」から「春蘭」。

・花を塩漬けにしたものを
 「蘭湯(らんゆ)」として
 祝いの席に使うことがある。

・ことわざ。
 「春蘭秋菊 倶に廃す可からず」
 (しゅんらんしゅうぎく
  ともにはいすべからず)
  = 両者ともにすぐれており
    捨てがたい、の意。

・別名
 「じじばば」。
   花姿をこまかく見ていると
   上の方に、おばあさんが
    頭にかぶる”ほっかむり”、
   下の方に、おじいさんの
    ”白いひげ”、
   があることから。
   (よーく見てると
    確かにそんなかんじ♪)


(季節の花300より)



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花「鈴蘭水仙(すずらんすいせん)」

2018-03-08 04:18:43 | 暮らし
名言名句(173)

「衣食足りて栄辱(えいじょく)を知る」『管 子』

「衣食足りて礼節を知る、なら知っているが・・・」と、

栄辱の文字にハテ、と首をひねる人もいることでしょう。

栄辱とは、名誉と恥辱のことです。着るものと食べるもの

の心配がなく生活が豊かであれば、人は、自然に名誉や

恥辱を知るものだ、の意味です。

「礼節を知る」の場合は、礼儀と節度を知るものだ、の意味

となります。人間の生活は、余裕がないと、名誉とか恥辱

とかを知ることが出来ない、ということです。

しかし、大部分の人は、なかなか、余裕のある生活を送る

ことが出来ません。余裕のある生活を送りたいために、人は、

毎日のように必死に働き続けているのです。それでいて、

容易には、栄辱を知る立場を得ることが出来ないのです。

=============================

3月から咲く花「鈴蘭水仙(すずらんすいせん)」

開花時期は、 3/ 5 ~ 4/末頃。
・地中海沿岸原産。
・垂れ下がったようすがおもしろい。
・鈴蘭のような、水仙のような・・。
 うまいネーミング♪

・別名
 「スノーフレーク」。
  ”小雪のかたまり”
   といった意味。

・3月28日の誕生花
・花言葉は「皆をひきつける魅力」

(季節の花300より)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花「ムスカリ」

2018-03-07 04:02:15 | 暮らし
名言名句(172)

「火中の栗を拾う」『ラ・フォンテーヌ』

他人のために危険なことに手を出して損な役を負うことで、

ラ・フォンテーヌの「寓話集」に、この言葉が出てきます。

食べたい思いをこらえながら、サルよネコが炉端で栗の焼

けるのを見ていました。悪知恵にかけてはサルが上手で、

ネコをおだてて炉の中の栗を拾わせ、三つまで栗を取り出

しました。それをサルは、片っ端から食べてしまうのです。

ネコは大いに怒り出したが、女中がやって来たため、サル

もネコも慌てて逃げ出したという寓話です。

人のおだてに乗るお人好しを、動物の姿を借りてたとえて

いるのですが、当時の国家間の争いを諷したものでもある

のです。ラ・フォンテ^ヌ(1621-95)はフランスの詩人

で、イソップなどに取材した「寓話集」12巻は寓話文学

の傑作と言われています。

=========================

3月から咲く花「ムスカリ」

開花時期は、 3/ 5 ~ 4/末頃。
・地中海沿岸または南西アジア原産。
・ヒヤシンスに少し似ている。
・鮮やかな青紫色♪。
 白色の品種もある。

・別名
 「グレープヒヤシンス」。
   葡萄(ぶどう)に
   似ているところから。

・3月22日の誕生花
・花言葉は「寛大なる愛」

(季節の花300より)





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする