2015年8月15日にフルモデルチェンジが実施されたいすゞ自動車・日野自動車の統合車種エルガ・ブルーリボンⅡですが、横浜市営バスではブルーリボンⅡ(QDG-KV290N1)から導入を開始し、2016年2月から運用を開始しました。続いて翌年2017年よりエルガも配置されるようになり瞬く間に勢力を拡大、新たな市営バスの主力車両になっています。
浅間町営業所に配置される9-1809(QDG-LV290N1・2017年式)。2017・2018年度導入車はは久々のいすゞ車となりました。前年度のブルーリボンⅡと外観は同じなので、局番以外で区別するのは難しくなっています。写真の9-1809はラグビーW杯特別仕様ナンバーを付けており、こちらも久しぶりの希望ナンバーになりました。
若葉台営業所配置の8-1877。2017年7月にLV290系列は平成28年度排ガス規制適合の為の改良が発表され、8月から販売の車両は型式も新たに2PG-LV290N2となりました。外観は上のQDG-車と殆ど変わりないですが、エンジンが4HK1-TCSから4HK1-TCHに変更されています。
2PG-車をリア部から。2004年度の入札制度導入までは若葉台営業所では長らく三菱ふそうを指定しており、現在も一定数三菱車が在籍していますが、いすゞ・日野車の占める割合が高まり主力車両はエルガ・ブルーリボンⅡに変わりつつあります。
中扉以降の座席を1人掛けとし通路を広く取る通勤ラッシュ対応型の車内設備。1989年度導入車より始まった横浜ベイブリッジ・帆船日本丸・マリンタワーを描いた織り柄の座席は相変わらず引き継がれました。