先日の直木賞で受賞した「悼む人」が読みたいと思っていた。
この作家は、読んだことがない。
昨日の就職口の面接なしの不合格から、なんとか気持ちを切り離し、気になっていた本を探したのだった。
帰ってきてから2時間ほど夢中で読む。
活字の世界にどっぷりつかったのは、実は久し振り。
本はまだ前半なのだけれど、後半を読むのが楽しみ。
先日、28才ころのことを書いたけれど、そのちょっと前は食事もしないで本を読んでいたっけ。何を読んでも面白かった。
あの頃は、高橋源一郎や森瑤子、村上春樹、戯曲では山崎哲、岡安伸治、つかこうへいなど、当時流行していた作家の本を読んでいた。
わたしは評論やエッセイよりも作り物が好きで、プロローグが有ってエピローグがあるものが好き。
この「悼む人」も期待できる。
小学校時代、読書感想文ではいつも代表して先生に読まれていたっけね。
心に強く感じるものがあったら、明日あたり読書感想文が書けるかな、と思います。