Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

お誂え足袋

2010-11-08 19:51:16 | 着物
ゆっくりお風呂で温まって一晩ぐっすり寝たら、筋肉痛が少し和らいでいました。
昔よりも回復が遅い気がするのは、気のせいという事にしておきます(笑)

昨日着物の片付けをしていたら、足袋の在庫が無くなっている事に気がつきました。
さらの足袋が無いのは不安なので、近いうちに用意しなければ・・・

いつも着物で出かけるときは、きれいな足袋を1足、足袋入れにいれて持っていき、
お茶のお稽古やどなたかのお宅にお邪魔するときは、履き替えるようにしています。
靴下と違い足袋は靴で周りを保護されていないので、外を歩くとどうしても汚れがち
汚れた足袋のままでは失礼になるので、替え足袋が必要なのです。

最近は便利な足袋カバーもありますが、化繊のカバーは着物の裾を傷めるので、
私はカバーではなく替え足袋を持ち歩くようにしています

着物をよく着るようになって数年。
今までは既製品の足袋を使ってきましたが、日本舞踊や茶道をやっている事もあり、
そろそろ自分の足にぴったりと合った足袋が欲しくなってきました
特に日舞の舞台では、ぴったりと足に合っていない足袋は踊りづらく、見栄えも悪いのです。


現在の足袋は"こはぜ"(足袋についている止め具)の数が4枚のものと5枚のものが中心。
日本舞踊では一般的に5枚こはぜ。足首部分の長さが長いため足が綺麗に見えます。
逆に茶道では、一般的に4枚こはぜ。正座をした時に足を締め付けずしびれにくくなります。

ということは、両方習っている私は2種類用意しなければいけないわけで・・・出費が・・・
既製の足袋もオーダーの足袋も、質が同じくらいであれば値段は大きくは違いません。
それならいっそ、自分の足に合う型を取って頂き、オーダーしてしまおうと思っています。

本当はお願いしたいお店が京都にあるのですが、次に京都に行くまでは待てないので、
今回は日本橋新富町にある"大野屋總本店"さんに伺ってみようと思います。
こちらのお店、オーダーの場合はこはぜに名入れをしてくださるそうなので、
自分の足袋がひと目でわかって良さそうです

採寸から完成までは、今の時期だと1ヶ月半~2ヶ月ほどかかるとの事。
平日のみの営業なので、採寸に行く時間があるか心配ですが・・・
年明けの初釜には、新しい足袋で参加できたら嬉しいですね