Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

明日が本番!

2010-11-22 22:48:21 | 着物
明日の長唄の会に向けて、今日が最後のお稽古でした。
なんとか自分のペースを保って音が途切れないように・・・と思っていましたが、
譜面をめくるタイミングを変えたせいか、何度も自分がどこを弾いているのか分から
なくなり、迷子になってしまいました。本番前日なのに・・・

私が弾く「菖蒲浴衣」は、演奏中2回も音の調子を変える(弦を調節し音階を変える)
必要があるのですが、糸巻が硬くて調節がうまくいくかどうか心配です。
一応そういう事態のために補助をしてくださる「後見」さんをお願いしているのですが、
やっぱり自分でできないとかっこ悪いので・・・




通勤電車の中で、木村孝著の「和の美を育む」を読みました。
京都で染色業を営む家に生まれ自身も染色家となった木村さんならではの、季節毎
の行事やマナーについてのお話が、とても優しく美しい日本語で表現されています。

現代の風潮を正面から否定するのではなく、昔ながらのものの良さを語りかける事で、
日本人が忘れていた大切なものを思い出させ、今の生活に役立たせてくれる本です。
まだまだ着物のことも行事やマナーのことも知らない部分が多く、こういう本を読んで
たくさん勉強していきたいと思っています




家に帰ると、先日大野屋總本店さんでお願いした足袋が届いていました
履いてみるとまさにピッタリ!シワひとつなく、とても履き心地の良い足袋です。
しかも、こはぜに私の名前も入れてくれてありました
これで明日の会は新しい足袋で臨むことができるので、嬉しいです


もうひとつ届いたのは、明日の会を見に来てくださる方にお渡しする「まきもの」。
日本舞踊や長唄の会で、見に来てくださった知り合いの方には、お忙しい中時間を
割いて見に来てくださりありがとうございます、という気持ちをこめて手土産をお渡し
しています。気持ちばかりのほんのちょっとしたものですが・・・

今回は京都の和菓子屋さんにお願いし、和三盆・落雁・干琥珀で、紅葉や菊など
季節の花をかたどったものを選んで小さな詰め合せを作っていただきました。
自分の千社札を貼ってお渡しします



訪問着に伊達衿をつけてハンガーにかけて、亀甲地紋の半襟も長襦袢につけたし、
帯や小物も揃えて、日本髪を結うのに必要なものもまとめたし、準備は完璧

寝る前に少しお稽古したら、明日は朝が早いので、もう寝なければ・・・