Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

京都旅行1日目 その2

2011-04-09 23:54:18 | 旅行

歌舞練場につくと踊りを見に来たたくさんの人で溢れていました。
入り口脇の受付でチケットを受け取り、早速歌舞練場の中へ。
ロビーに設置された売店でパンフレットとクリアファイルを購入するのが恒例です


ロビーでは舞妓さんが2人ほど立ち、東北関東大震災の義援金を募っていました。
私も少しばかりですが募金させて頂きました。
こちらの舞妓さんはお茶屋「しげ森」の舞妓さんでふく紘さん。
お茶屋さんのブログで拝見していたので、声をかけ写真を撮らせて頂きました


残念ながらお茶席と公演中は写真禁止なので記録は残っていませんが、
今回の席は前から2列目というとても良い席に恵まれ、芸舞妓さんが間近に
どの演目もすばらしくあっという間の1時間で、フィナーレもとっても華やかでした


京おどりでは途中で舞妓さんが手拭いを投げてくれるのですが、今回運よくゲット
1人の舞妓さんが3枚くらいしか投げないので、1回の公演で20枚もありません。
投げてくれたのは富美珠ちゃん。可愛らしいメッセージとサイン入りです


京おどりを見た後はまたてくてく歩いて祇園へ移動し、建仁寺を散策。
境内では変身舞妓さんが写真撮影をしていました。


次は祇園甲部の歌舞練場へ。お茶席と都をどりを楽しみました。
こちらもロビーで舞妓さんが義援金を募っていて、多少ながらも募金させて頂くと、
「おおきにおねえさん」と可愛い笑顔で挨拶してくれました。一発でメロメロです(笑)


お茶席の撮影はOKだったのですが、手ブレして良い写真がないのが残念・・・
都をどりでも2階席の一番前というとても良い席で見ることができました。
舞台の全体が見渡せ、花道の舞妓さんを上から見ることができます。
いつもながらしっかりとお稽古された安心感のある舞台に魅了された1時間でした


1階席の一番前では、他の花街から舞妓さんがをどりを見に来ていました。
上七軒の舞妓さん2人で、一人は梅さやちゃん、もう一人はお顔がわかりません
他の花街の舞台を見るのも、とても勉強になるのでしょうね。


をどりの後は四条通へ移動し、お買い物タイム
幾岡屋さんでは9月の豆簪、「桔梗に萩」を購入。4月の五郎蝶も買うつもりでしたが、
思っていたよりもギラギラしていたので、今回はやめておきました。
舞扇堂さんでは茶扇を購入しました。骨が赤っぽい漆で塗られていて可愛いです。
よーじやさんでは口紅を、井澤屋さんでは帯揚げや帯締めを見て楽しみました

そのまま河原町のほうまで歩いたところで、疲れてきたので髙島屋でお弁当を購入。
途中コンビニでお酒などを調達し、入浴後お部屋でゆっくりと食事をしました。
一人旅はこんな風にその時の気分で行動できるのが気楽で良いですね

早く寝るつもりが、「天使と悪魔」の放送を見ていたらいつの間にか12時に
睡眠不足の予感が・・・


京都旅行1日目 その1

2011-04-09 23:01:46 | 旅行
待ちに待った春の京都旅行
朝5時起きで支度をし、8時発の新幹線で一路京都へ
家を出る時は雨は降っていませんでしたが、念のため雨コートを持っていきました。


今日は花街の踊りを見に行くので、よそゆきの小紋を選択。
紅葉によく映えるので秋に着ることの多い色ですが、桜のピンクにも映えるかと
外を歩く時間もあるので色ヤケを心配しましたが、まったく問題ありませんでした。
やっぱり染めがいいのかな?


着物は綺麗な紫色の縮緬地に、可愛らしい手玉が描かれている千總の小紋。
紫色の着物が欲しくて、何反も取り寄せてもらった中から選んだお気に入りです。
帯は淡い黄色地に愛らしい大和鈴が織り出された、藤原織物の唐織の名古屋帯。
帯揚げは白い綸子地に赤い絞りの輪出し。
帯締めは赤地に白いポイント柄のある組紐。


いつもは朝食を食べないので、新幹線では軽めにおにぎりを頂きました。
静岡の手前あたりから雨が降り出しましたが、名古屋あたりで止んでひと安心。
ワンセグを見たりうたた寝をしたりしてるうちに、京都へ到着しました。


京都の空は薄曇りでしたが、路面も濡れておらず雨コートは必要なさそう
ホテルに荷物を預けた後は、まずはバスで八坂神社へ向かいました。
境内には出店がたくさん並び、裏手の円山公園はお花見客で溢れていました。



ねねの道や石塀小路をゆっくりと散策。人力車や着物が似合う場所ですね。
時間があれば高台寺も拝観したかったのですが、今回は見送りました。
歩くと時間がかかりそうだったので、タクシーで昼食の場所へ移動。


今日のランチは五条大橋の近くにある「半兵衛麩」。
ガイドブックなどにもよく出ているお麩専門店が経営するお店です。
予約をしておいたので、すんなりと入れました。



お料理は全てお麩を使ったものが出されます。
見た目も美しく味もおいしく、お麩だけでここまでできるのかと感動しました
落ち着いた和モダンな店内も素敵。もっと写真を撮っておけばよかったかな。


ランチの後はてくてく歩いて宮川町の歌舞練場へ。
この頃にはもう青空が広がり、とても良いお天気になっていました。
川端通りの桜も満開でとっても綺麗柳の緑も鮮やかでした。



午前中は雨が降っていたので、綺麗な和傘を干しているお茶屋さんがたくさん。
こちらは花傳というお茶屋さん兼置屋さんで、有名な小桃さんが所属しています。
花見小路と違って、宮川筋は観光客が少なく静かな雰囲気がいいですね