Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

お茶のお稽古(若草色地蛍ぼかし柄小紋)/ おうちごはん(イタリア料理:手打ちパスタ中級・5月)

2015-06-06 23:07:55 | 着物
今週は早くも九州全域で梅雨入りしましたが、関東にもそろそろ梅雨が来ます。
その影響なのか今日はあいにく雨模様の首都圏でしたが、私は朝から着物を着て
お茶のお稽古へ行ってきました


6月に入ったので着物も袷から単衣に変わっています。世間では6月や9月の帯には
諸説あるようですが、お茶のお稽古場では、6月~9月までは全て夏帯といわれて
いますので、今日から絽の帯を合わせています


この着物は定期的に着物を着るようになった最初の頃に買った物だと思います。
綺麗ながらも私の着物にしては珍しく落ち着いた地色なので、母とも共有して、
母が京都旅行に着ていったこともありました

単衣なので6月も9月も着られるのですが、やはり「蛍ぼかし」という柄なので
蛍が見られる6月だけに着たいですよね。今日は帯も蛍にからめて、虫かご柄の
ものを選びました

この帯は別の着物に合わせるために作ったものですが、あえて中の虫を描かない
ところがポイントで、6月には蛍籠として、9月には鈴虫や松虫の籠として使える
ので、単衣の時期に大活躍しています


着物は縦縞の地模様のあるさらっとした手触りの薄若草色の縮緬地に、柔らかな
オフホワイトの小さめの蛍ぼかしがぽんぽんと表現されている単衣の小紋です。

帯は黒い絽塩瀬の生地に、桔梗や萩などの秋草を添えて、飾り紐が優美な脚付の
虫籠が涼しげな銀彩を施して描かれている染名古屋帯。

帯揚げは白い絽の生地に赤い絞りで桔梗の柄が表現されている和出し。
帯締めは白地に赤いポイント柄の組紐。

今日のお稽古は洗い茶巾の薄茶運び点前をさせて頂きました。洗い茶巾点前とは
お茶碗に水を張ってぬれたままの茶巾を仕込み、席中で茶巾を絞るもので、絞る
時の水音が涼しげなお点前です

お菓子は名古屋の和菓子屋さん「青柳総本家」の「カエルまんじゅう」でした。
お軸は「山翠添新雨(さんすい しんうにそう)」の書と蝸牛が描かれた短冊。
茶花は露草と赤いシモツケが活けられていました。

午後は交代で夫がお茶のお稽古へ行っているあいだに、私は娘と実家へ遊びに。
両親に娘を見てもらって、7月のドールショウに向けたドレスのアクセサリー作り
などをしていました

夜は娘を早めに寝かしつけて、ゆっくりディナータイム

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:手打ちパスタ中級編・5月】


前菜はナスのドッピエッテ。しっかりと揚げることでナスが十分に油を吸って、
トロトロの食感がたまりません。メイン用のソースを少し取り分けてミキサーに
かけたものを添えています


パスタは海老とリコッタチーズのファゴッティーニ。茹でるとそれなりに大きく
なるのですが、実際に作るときには6cm四方という小さい生地なので、夫は最初
から形成するのを断念していました。アサリのダシが効いたスープに、リコッタ
チーズの風味がとっても良くあっています


メインはマグロのカラブリア風。本来なら煮込むところですが、マグロはあまり
火を入れると美味しくないので、私はタタキ状に焼いたものをソースと和えて、
半生状態のマグロに仕上げました。こちらのほうが絶対美味しいと思います

明日はお天気も回復するようなので、お散歩タイムは外におでかけできるかな