Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

手捏ねパン教室【初級1回目・アーモンドクラウン】

2015-06-12 23:17:13 | 手捏ねパン
今夜は夫に娘の世話をお願いして、始めての手捏ねパン教室へ行ってきました

今月はイタリア料理教室のレッスンもありませんし、それも来月からは月1回の
レッスンだけになりますので、新しいお料理教室を探していたのです

こちらのお教室は会社から直接行けるためスタート時間が早く、その分早く帰る
ことができるので、まだ娘が起きているうちに帰ることができそうです

イタリア料理教室だと一度帰宅して娘をお迎えにいってお夕飯を食べさせ始めて
から家を出るのですが、パン教室の日は夫に娘の保育園のお迎えからお願いする
ことになってしまいますが…

今日お伺いしたパン教室では、日曜日以外は毎日3つのレッスン時間が設けられて
いて、どの時間帯に何を教えるというのは決まっていないので、いつでも自分の
都合の良い日時を選んで通うことができます

1レッスン4人までという少人数制で、それぞれの生徒が作るものを、それぞれに
教えてくれるのが魅力です

難易度ごとに分かれたコースの他に月替わりのメニューも充実していますので、
長く通うことが出来そうなところもポイントでした。

私は初心者なので、まずは初級コースからお願いすることになりました


毎回3種類のパンから1種類を選んでレッスンをして頂くのですが、今日は初級の
1回目ということで、可愛らしいアーモンドクラウンを焼くことに

ボウルに半量の強力粉・砂糖・ドライイースト・溶き卵を入れます。このとき、
砂糖はドライイーストの栄養になるのでドライイーストの横に置いて、溶き卵は
ドライイーストと合わさるとダマになりやすいので一番離れた場所に入れます。

60度以上だとイーストが死んで、低温だと働かないため、40度程度のぬるま湯を
用意しておきイーストにかけるようにして一度に流し入れます。ダマにならない
ようになるべく急いでしっかりとかき混ぜて、生地が滑らかになればOKです

残りの強力粉・バター・塩を加えて混ぜ合わせて、材料がある程度混ざったら、
捏ね台の上に出します。この時にバターの塊があっても大丈夫です

台の上で生地を前方に伸ばすようにして体重をかけながら擦りつけるようにして
しっかり捏ねていきます。これが一番大切な作業で、この捏ねで味の8割が決まる
と言っても良いほどだとか

しっかり捏ねていると、きめが細かくなり弾力が出てきます。見た目はバニラの
ジェラートのようになってきて台や手にべったりとつきますが、気にせず捏ねを
続けていくのがポイントです

台や手についた生地をスケッパーで取ってひとまとめにしたら、生地を台の上で
転がすようにして、Xを描くように捏ねていきます。生地のキメを整える作業で、
あまり力を入れずに優しく捏ねてあげます。

生地の一部をつまんで薄く伸ばし、指で弾いても破けない程度になればOK

生地を綺麗に丸めてとじ目をつまみ、とじ目を下にしてボウルに入れ、ラップを
して1.5倍くらいの大きさに膨らむまで一次発酵をさせます。

発酵が終わったら指に強力粉をつけて生地の中央に指し込み、生地が戻らないか
フィンガーテストを行います。OKであればガス抜きをし、生地を6分割してまた
丸めなおし、乾燥を防ぐために濡れふきんをかけて5分ほどベンチタイム。

ベンチタイム後はもう一度ガス抜きをして、生地を丸め直してとじ目とつまみ、
とじ目を下に向けてバターを塗ったエンゼル型に等間隔になるように置きます。
ここできちんと間隔をそろえると、それぞれの山が綺麗に盛り上がります

そのままラップをかけて二次発酵をさせます。このときに生地の表面がラップに
届くくらいになれば発酵は十分です。

生地の表面に溶き卵を塗って、アーモンドスライスを散らしたらオーブンへ。

190度のオーブンで15分ほど焼けば焼き上がりです。オーブンを予熱するときに
天板ごと予熱するのがポイントで、こうすることで一気に高温になります


焼き上がったら型を側面からポンポンと叩いて型から外して、取り出して冷まし
たら、上から粉砂糖を降りかければ完成です

初めて自分で焼いたのですが、とっても可愛く出来上がってビックリしました。
捏ねもパスタで慣れているからか、それほど大変ではなく、楽しく出来ました。
こんなパンが自分で作れるなんて嬉しい

レッスンは本当に楽しくて焼き上がりは嬉しくて、とっても良い体験でした。
早速次回の予約もさせて頂いたので、しばらくはパン教室に継続して通わせて
もらおうと思っています