今日から待ちに待った京都旅行です
大きいお腹での遠出なので少~し心配もありますが、出来る限りの準備はして、
あとは無理をしないよう、ゆっくりとしたスケジュールで過ごすつもりです
今朝はゆっくりめに家を出て、10時発の新幹線で一路京都へ。いつもだと車中で
お弁当を食べるのですが、今日は京都についてすぐにランチを食べにいく予定で
いるので、車中では軽くパンとコーヒーを
食べ終わった頃にふと窓の外を見ると、綺麗な富士山が見えました。
12時過ぎに京都駅に到着し、ホテルまで荷物を送ってから移動開始。まっさきに
向かったのは大徳寺です。この時期の市内は混みあうので、京都駅から地下鉄に
乗って北大路へ行き、そこからタクシーで向かいました
この時期は大徳寺内で様々な特別拝観が行われているので、観光客の姿もいつも
よりは多かったのではないでしょうか
こちらへ来た一番の目的は、大慈院にある精進料理のお店「泉仙」でのランチ。
ここ数年は京都に来るとランチに精進料理を頂くようにしていますが、こちらの
お店へお伺いするのは初めてです。
気候の良い時期だけだと思うのですが、お庭にも席が設けられていて、店内席か
お庭の席か選ぶことができたので気持ちよさそうなお庭の席にして頂きました。
桜はありませんが、新緑がとても爽やかです
いくつかのコースがあるのですが、私は基本のコースにさらに2品追加されている
「ゆり」というコースを選びました。
こちらのお店の精進料理は「精進鉄鉢料理」と言って、僧侶が托鉢で使う鉄製の
鉢をかたどった器に四季折々の味覚が盛り込まれたものなのだそうです
まず運ばれてきたのは、ひとくちサイズのわらび餅とお抹茶。お料理が運ばれて
くるまでのあいだ、素敵なお庭の緑を楽しみながら、お抹茶で喉を潤します。
お料理は1~2品ずつ、ゆっくりとしたペースで運ばれてきました
野菜の甘酢白和え、くみ上げ湯葉
梅の甘露煮の天ぷら、八寸
よもぎ道明寺のあんかけ
胡麻豆腐の刺身風
炊き合わせ
筍ご飯と筍のお吸い物
クレープ
他のところで頂いた精進料理に比べると、お味はしっかりめだった気がします。
外国人観光客の方も何組か食べにいらしていたので、このくらいのお味のほうが
喜ばれる気がしますね
お味はしっかりめながらも、素材をきちんと引き立てていて、とっても美味しく
美しいお料理の数々でした
食後は腹ごなしに同じ大徳寺の中にある高桐院へ。こちらは高い竹林に囲まれた
塔頭ですが、少し風が吹くと上のほうで竹同士がぶつかる軽やかな音が響いて、
そこに竹の葉のサラサラ揺れる音が重なり、とても心が落ち着く空間です
紅葉の名所であるお庭も、今は青楓と青竹の競演です。こちらにのんびり座って
ぼーっとしていると、日ごろ育児に家事に仕事に趣味にと忙しく動き回っている
毎日がまるで嘘のように感じます
高桐院の中にある書院は旧利休邸を移築したものだそうです。大徳寺内には茶道
関係者が喜びそうなものが色々あるので時間があればじっくり回りたいですね
今日はほかにも回りたい場所が色々あったので、高桐院で少しのんびりした後は
タクシーで上賀茂へ移動しました
京都へは毎年来ていますが、実はこちらに来るのは初めて。上賀茂神社といえば
来月行われる「葵祭」の舞台ですが、いつも写真で見るばかりで実際に来た事が
なかったので、一度見てみたかったのです。
朱塗りの一の鳥居を抜けると、今年は見られないかなと諦めていた桜が出迎えて
くれました。それもとっても大きな枝垂れ桜。「斎王桜」という桜だそうです
散り始めではありましたが、それでもとっても美しくて、しばらく桜の下でその
美しさに見入ってしまいました
桜の咲く芝生の参道を抜けるともうひとつ朱塗りの二の鳥居をくぐって境内へ。
目の前には重要文化財である細殿が見えます。こちらは古来より帝や斎王がまず
境内に入った際に装束を整える場所で、細殿の前に設けられた立砂は祭神である
賀茂別雷神が降臨した神山を形どり、神を招く憑代となっているそうです。
細殿ではちょうど結婚式が行われていたようで、白無垢に綿帽子姿の花嫁さんと
紋付袴の花婿さんが並んで座っていらっしゃいました。今日は大安だったので、
他にも数組の結婚式が行われていたようです
さらに奥へ行くと朱塗りの荘厳な楼門が現れます。楼門の前には桜が咲いていて
重要文化財である玉橋が小川の上にかかっているのが見えます。
本殿手前の祈祷殿でお賽銭を入れてお参りをさせて頂きました。
祈祷殿のすぐ下ではお札やお守りなどが売っていて、その中にとても可愛らしい
八咫烏型のおみくじが売っていたので、ひとつ選んで購入しました。中から紙を
出してみると「大吉」。出産=安しと書いてあったので嬉しいです
上賀茂神社をあとにして、次はタクシーで下鴨神社へ。上賀茂神社と下鴨神社を
結び葵祭の順路の一部ともなっている加茂街道を通って行きました。横を流れる
賀茂川は京都府立植物園の土手側に植えられた桜がとても綺麗で、土手の芝生で
寝転がったりお散歩している地元の方たちがとても気持ち良さそうでした
下鴨神社に着いてタクシーをおりて、糺の森を抜けて歩いていきます。背の高い
緑が作る天然のトンネルがとても気持ちよくて、もっと暑い時期にはとても良い
避暑地になるのだろうなぁと思います
もりの中に流れる小さな川は子供達の恰好の遊び場のようで、たくさんの地元の
子供達が遊んでいました。
糺の森を抜けた奥にある鳥居を抜けると、大きな岩のようなものが見えました。
こちらは国歌「君が代」にも歌われるさざれ石。小さな石が集まってまるで岩の
ようになったもので、全国にいくつかあるようですが、とても大きい岩でした
その少し先には「相生社」という社があって、こちらは縁結びの神様を祀る所と
いうことで、たくさんの若い女性がお参りをしていました
朱塗りの楼門を抜け、舞殿の脇を抜けて御手洗社へ。御手洗社の前に広がる池は
御手洗池といって、葵祭のヒロインである斎王代が池に手を浸して禊を行う所。
この池に湧き出る水泡をかたどったのがみたらし団子の発祥といわれています。
みたらし池にかかる朱塗りの太鼓橋のあたりには見事な山吹が咲いていました。
橋の朱色と山吹の黄色の鮮やかな色の対比がとても美しかったです
下鴨神社をあとにして、少し歩いて出町柳の近くにある和菓子屋「出町ふたば」
さんへ行ってみました。京都出身の同僚から、以前から京都に行くならこちらの
お店に寄らなければ損と何度も言われていたのですが、今回が初めて。
地元でも有名なお店で、平日でも毎日地元の人で行列ができる和菓子屋さん。
有名なのは名代豆餅と呼ばれる豆大福。その日のうちしか食べられないので旅の
お土産にするのはなかなか難しいのですが、地元の人はどこかのお宅へ訪問する
際の手土産にしているそうです
あんこは控えめで豆がたくさん入っていて、甘さはそれほど強くなく、ほんのり
塩味を感じるとっても柔らかい豆大福。たしかにとっても美味しかったです
いつもなら食事は京都駅あたりで老舗のお弁当を買うのですが、今回はつわりの
影響でそれほど食欲がないので、以前から食べたいと思っていた「551蓬莱」の
豚まんを京都駅で買ってみました。
こちらは大阪名物ですが東京では手に入らないので、関西に行ったら食べたいと
思っていたのです。ホテルに着いて豚まんを食べてみると、皮はもちもち、中は
肉汁がジューシーで美味しかったです。ボリュームもたっぷりでした
簡単に食事を済ませた後は、お風呂にゆっくり入り、早めに寝ることにします
大きいお腹での遠出なので少~し心配もありますが、出来る限りの準備はして、
あとは無理をしないよう、ゆっくりとしたスケジュールで過ごすつもりです
今朝はゆっくりめに家を出て、10時発の新幹線で一路京都へ。いつもだと車中で
お弁当を食べるのですが、今日は京都についてすぐにランチを食べにいく予定で
いるので、車中では軽くパンとコーヒーを
食べ終わった頃にふと窓の外を見ると、綺麗な富士山が見えました。
12時過ぎに京都駅に到着し、ホテルまで荷物を送ってから移動開始。まっさきに
向かったのは大徳寺です。この時期の市内は混みあうので、京都駅から地下鉄に
乗って北大路へ行き、そこからタクシーで向かいました
この時期は大徳寺内で様々な特別拝観が行われているので、観光客の姿もいつも
よりは多かったのではないでしょうか
こちらへ来た一番の目的は、大慈院にある精進料理のお店「泉仙」でのランチ。
ここ数年は京都に来るとランチに精進料理を頂くようにしていますが、こちらの
お店へお伺いするのは初めてです。
気候の良い時期だけだと思うのですが、お庭にも席が設けられていて、店内席か
お庭の席か選ぶことができたので気持ちよさそうなお庭の席にして頂きました。
桜はありませんが、新緑がとても爽やかです
いくつかのコースがあるのですが、私は基本のコースにさらに2品追加されている
「ゆり」というコースを選びました。
こちらのお店の精進料理は「精進鉄鉢料理」と言って、僧侶が托鉢で使う鉄製の
鉢をかたどった器に四季折々の味覚が盛り込まれたものなのだそうです
まず運ばれてきたのは、ひとくちサイズのわらび餅とお抹茶。お料理が運ばれて
くるまでのあいだ、素敵なお庭の緑を楽しみながら、お抹茶で喉を潤します。
お料理は1~2品ずつ、ゆっくりとしたペースで運ばれてきました
野菜の甘酢白和え、くみ上げ湯葉
梅の甘露煮の天ぷら、八寸
よもぎ道明寺のあんかけ
胡麻豆腐の刺身風
炊き合わせ
筍ご飯と筍のお吸い物
クレープ
他のところで頂いた精進料理に比べると、お味はしっかりめだった気がします。
外国人観光客の方も何組か食べにいらしていたので、このくらいのお味のほうが
喜ばれる気がしますね
お味はしっかりめながらも、素材をきちんと引き立てていて、とっても美味しく
美しいお料理の数々でした
食後は腹ごなしに同じ大徳寺の中にある高桐院へ。こちらは高い竹林に囲まれた
塔頭ですが、少し風が吹くと上のほうで竹同士がぶつかる軽やかな音が響いて、
そこに竹の葉のサラサラ揺れる音が重なり、とても心が落ち着く空間です
紅葉の名所であるお庭も、今は青楓と青竹の競演です。こちらにのんびり座って
ぼーっとしていると、日ごろ育児に家事に仕事に趣味にと忙しく動き回っている
毎日がまるで嘘のように感じます
高桐院の中にある書院は旧利休邸を移築したものだそうです。大徳寺内には茶道
関係者が喜びそうなものが色々あるので時間があればじっくり回りたいですね
今日はほかにも回りたい場所が色々あったので、高桐院で少しのんびりした後は
タクシーで上賀茂へ移動しました
京都へは毎年来ていますが、実はこちらに来るのは初めて。上賀茂神社といえば
来月行われる「葵祭」の舞台ですが、いつも写真で見るばかりで実際に来た事が
なかったので、一度見てみたかったのです。
朱塗りの一の鳥居を抜けると、今年は見られないかなと諦めていた桜が出迎えて
くれました。それもとっても大きな枝垂れ桜。「斎王桜」という桜だそうです
散り始めではありましたが、それでもとっても美しくて、しばらく桜の下でその
美しさに見入ってしまいました
桜の咲く芝生の参道を抜けるともうひとつ朱塗りの二の鳥居をくぐって境内へ。
目の前には重要文化財である細殿が見えます。こちらは古来より帝や斎王がまず
境内に入った際に装束を整える場所で、細殿の前に設けられた立砂は祭神である
賀茂別雷神が降臨した神山を形どり、神を招く憑代となっているそうです。
細殿ではちょうど結婚式が行われていたようで、白無垢に綿帽子姿の花嫁さんと
紋付袴の花婿さんが並んで座っていらっしゃいました。今日は大安だったので、
他にも数組の結婚式が行われていたようです
さらに奥へ行くと朱塗りの荘厳な楼門が現れます。楼門の前には桜が咲いていて
重要文化財である玉橋が小川の上にかかっているのが見えます。
本殿手前の祈祷殿でお賽銭を入れてお参りをさせて頂きました。
祈祷殿のすぐ下ではお札やお守りなどが売っていて、その中にとても可愛らしい
八咫烏型のおみくじが売っていたので、ひとつ選んで購入しました。中から紙を
出してみると「大吉」。出産=安しと書いてあったので嬉しいです
上賀茂神社をあとにして、次はタクシーで下鴨神社へ。上賀茂神社と下鴨神社を
結び葵祭の順路の一部ともなっている加茂街道を通って行きました。横を流れる
賀茂川は京都府立植物園の土手側に植えられた桜がとても綺麗で、土手の芝生で
寝転がったりお散歩している地元の方たちがとても気持ち良さそうでした
下鴨神社に着いてタクシーをおりて、糺の森を抜けて歩いていきます。背の高い
緑が作る天然のトンネルがとても気持ちよくて、もっと暑い時期にはとても良い
避暑地になるのだろうなぁと思います
もりの中に流れる小さな川は子供達の恰好の遊び場のようで、たくさんの地元の
子供達が遊んでいました。
糺の森を抜けた奥にある鳥居を抜けると、大きな岩のようなものが見えました。
こちらは国歌「君が代」にも歌われるさざれ石。小さな石が集まってまるで岩の
ようになったもので、全国にいくつかあるようですが、とても大きい岩でした
その少し先には「相生社」という社があって、こちらは縁結びの神様を祀る所と
いうことで、たくさんの若い女性がお参りをしていました
朱塗りの楼門を抜け、舞殿の脇を抜けて御手洗社へ。御手洗社の前に広がる池は
御手洗池といって、葵祭のヒロインである斎王代が池に手を浸して禊を行う所。
この池に湧き出る水泡をかたどったのがみたらし団子の発祥といわれています。
みたらし池にかかる朱塗りの太鼓橋のあたりには見事な山吹が咲いていました。
橋の朱色と山吹の黄色の鮮やかな色の対比がとても美しかったです
下鴨神社をあとにして、少し歩いて出町柳の近くにある和菓子屋「出町ふたば」
さんへ行ってみました。京都出身の同僚から、以前から京都に行くならこちらの
お店に寄らなければ損と何度も言われていたのですが、今回が初めて。
地元でも有名なお店で、平日でも毎日地元の人で行列ができる和菓子屋さん。
有名なのは名代豆餅と呼ばれる豆大福。その日のうちしか食べられないので旅の
お土産にするのはなかなか難しいのですが、地元の人はどこかのお宅へ訪問する
際の手土産にしているそうです
あんこは控えめで豆がたくさん入っていて、甘さはそれほど強くなく、ほんのり
塩味を感じるとっても柔らかい豆大福。たしかにとっても美味しかったです
いつもなら食事は京都駅あたりで老舗のお弁当を買うのですが、今回はつわりの
影響でそれほど食欲がないので、以前から食べたいと思っていた「551蓬莱」の
豚まんを京都駅で買ってみました。
こちらは大阪名物ですが東京では手に入らないので、関西に行ったら食べたいと
思っていたのです。ホテルに着いて豚まんを食べてみると、皮はもちもち、中は
肉汁がジューシーで美味しかったです。ボリュームもたっぷりでした
簡単に食事を済ませた後は、お風呂にゆっくり入り、早めに寝ることにします