京都旅行2日目となる今日は、メインである花街のおどりを見に行きます
朝はゆっくりめに起きてお部屋で軽く朝食を食べ、ヘアセット&着付けをして、
10時半ごろにホテルをチェックアウトし、ランチのお店へ移動しました
いつも京都旅行でおどりを見に行く日は着物で出かけることにしていますので、
今年も例年通りに「千總」の総柄小紋を着ることに。まだ京都旅行で着ていない
着物というと藤色の千總の総柄小紋なのですが、今年に入ってからお稽古で一度
着ているので、春らしい色合いのこちらを選びました
こちらの着物は千總と川島織物の展示販売会にお伺いした際に、百貨店の担当者
さんが私が好きそうな小紋だからと取り分けて下さってあって、その地色と少し
控えめな柄使いが気に入って、購入を決めたものです
着物はシボの高い縮緬を綺麗な桃色に染め上げ、白上げの疋田の竹・朱色の梅・
鶸色の松などを配した、とても可愛らしい松竹梅柄の「千總」の総柄小紋です。
帯は地模様のある白地に大きな七宝柄で場を作り、その中に金糸や綺麗な色糸で
細やかな華柄を織り出している、西陣の名門「藤原織物」製の唐織の名古屋帯。
帯揚げは菊唐草地紋のある白い綸子地に赤い絞りで蝶が表現されている輪出し。
帯締めは着物の一色を取って朱色の冠組。
お食事は清水五条にある老舗のお麩専門店「半兵衛麩」さんへ。ここ数年は毎回
こちらでランチをするのが定番になっています
全てのお料理でお麩が主役という、なかなか珍しいコース料理です。落ち着いた
雰囲気の店内で、ゆっくりとしたペースで運ばれてくるお料理は、どれも優しい
お味でとっても美味しいのでお気に入り
縁高にはご飯を中心として、青竹麩、利休坊、花麩、あわ麩とごま麩の田楽3種、
桜餅麩、さやえんどうが盛り付けられて。
こちらは丁子麩ときゅうりの酢の物、生麩のしぐれ煮。
蓋物の中身は焼き麩と湯葉の炊き合わせ。
続いてくみ上げ湯葉。
小巻湯葉、桜の吹き寄せ麩、白玉麩の3種の揚げ物。
生麩のみぞれ椀。揚げ出し豆腐のようなお料理です。
最後はよもぎ麩の白味噌仕立て
どのお料理も全てお麩なのに、まったく飽きさせることの無い美味しさと食感の
バリエーションは感動的です
1時間ほどで半兵衛麩をあとにして、そのまま「京おどり」を見るため、宮川町の
歌舞練場へ歩いて移動しました。ソメイヨシノが満開の時期には鴨川沿いの道を
歩いていくと気持ちよいのですが、ちょっと時期が遅かったようです
茶席に入る前にプログラムを購入。毎回行くたびに買っていますが、今年新しく
お店出しをした舞妓さんや、衿替えをして芸妓さんになった方など、その推移を
一覧で見られるのが楽しいです
こちらのお茶席は写真撮影不可なので写真はありませんが、芸舞妓さんを間近で
見られるくらいの小さなお部屋なのが嬉しいところです
今日のお点前は富美苑さん、お運びはふく珠さんでした。
お茶席を出て早速自分の席へ。今回は前から4列目の真ん中付近というとっても
良い席だったので、美しい芸舞妓さんを間近で見ることができ嬉しかったです。
どの景も華やかでテンポ良く楽しく「狐狸狐狸合戦」はロミオとジュリエットの
パロディーのような面白いコメディーでした
いつもながら最後の宮川音頭はとても美しく、年々見ごたえのある舞台になって
いるような気がします
京おどりが終わった後、次の都をどりまではかなり時間が空くので、清水五条駅
から祇園四条駅に移動して、祇園でお買い物を楽しみました
井澤屋さんでは娘の七五三に使えるよう可愛らしい絞りの巾着を購入しました。
その巾着に入れるガーゼ手拭いと、刺繍の入ったガーゼハンカチも
幾岡屋さんではこちらも娘用にお染柄の風呂敷、鹿の子の前髪飾り、蒔絵櫛を。
自分用にはお懐紙をいくつか選びました。
それと娘のお正月用に簪の3点セットの別誂えもお願いしてきました。七五三用は
もみじの簪の3点セットをすでに別誂えでお願いをしていますが、お正月などにも
着物を着せたいので、その時に使えるように紅白梅と松で作ったものを。
10月中には届くということなので、今から楽しみです
お買い物のあとは花見小路を歌舞練場方面に歩き、建仁寺へ。緑豊かな聴音庭や
静かな石庭などを見ながらぼーっとしつつ、体を休めて過ごしました。
建仁寺をあとにして、「都をどり」を見るために目の前の祇園甲部歌舞練場へ。
入口を入ると、今年の総踊りの衣装が展示されていました。毎年少しずつ変わる
袖や裾の柄を見るのが楽しいです
お茶席の前に歌舞練場のお庭を散策。こちらは大きな枝垂れ桜があって、遅咲き
なのでいつもこの時期に綺麗な桜を見ることができます。新緑と桜のピンク色の
競演が華やかですね。せっかくなので、桜の下で写真を撮って頂きました
お茶席は例年と作りが少し変わったせいか、後ろのほうの席にしか座れなかった
ので、あまり近くで芸舞妓さんのお点前やお運びを見ることはできなかったのが
残念でしたが、今日のお点前は豆まるさん、お運びは市十美さんでした
観覧の前にプログラムを買って席につきました。京おどりとは打って変わって、
こちらは1階席の後ろのほうのお席だったので、全体を見るには良かったのですが
それぞれのお顔まではあまり良く見えなかったのが残念です
こちらは伝統的なものを題材にした景が多く全体的にゆっくりと進み、日本人は
良いのですが、最近増えている外国人観光客には少し向いていない内容だったの
かもしれないのですが、近くの外国人の方がずっとおしゃべりしていました
総踊りもどの景も出来栄えは素晴らしく、確かな芸を堪能させて頂きました
都をどりが終わるとすぐにタクシーでホテルに向かい、昨年と同様京都タワーの
大浴場で着替え、入浴を済ませて、8時過ぎの新幹線で帰宅しました{新幹線}
のんびりしつつも充実した2日間で、旅行に行かせてくれた夫と娘、そして2日間
とっても良い子にしてくれていたお腹の赤ちゃんに本当に感謝しています
朝はゆっくりめに起きてお部屋で軽く朝食を食べ、ヘアセット&着付けをして、
10時半ごろにホテルをチェックアウトし、ランチのお店へ移動しました
いつも京都旅行でおどりを見に行く日は着物で出かけることにしていますので、
今年も例年通りに「千總」の総柄小紋を着ることに。まだ京都旅行で着ていない
着物というと藤色の千總の総柄小紋なのですが、今年に入ってからお稽古で一度
着ているので、春らしい色合いのこちらを選びました
こちらの着物は千總と川島織物の展示販売会にお伺いした際に、百貨店の担当者
さんが私が好きそうな小紋だからと取り分けて下さってあって、その地色と少し
控えめな柄使いが気に入って、購入を決めたものです
着物はシボの高い縮緬を綺麗な桃色に染め上げ、白上げの疋田の竹・朱色の梅・
鶸色の松などを配した、とても可愛らしい松竹梅柄の「千總」の総柄小紋です。
帯は地模様のある白地に大きな七宝柄で場を作り、その中に金糸や綺麗な色糸で
細やかな華柄を織り出している、西陣の名門「藤原織物」製の唐織の名古屋帯。
帯揚げは菊唐草地紋のある白い綸子地に赤い絞りで蝶が表現されている輪出し。
帯締めは着物の一色を取って朱色の冠組。
お食事は清水五条にある老舗のお麩専門店「半兵衛麩」さんへ。ここ数年は毎回
こちらでランチをするのが定番になっています
全てのお料理でお麩が主役という、なかなか珍しいコース料理です。落ち着いた
雰囲気の店内で、ゆっくりとしたペースで運ばれてくるお料理は、どれも優しい
お味でとっても美味しいのでお気に入り
縁高にはご飯を中心として、青竹麩、利休坊、花麩、あわ麩とごま麩の田楽3種、
桜餅麩、さやえんどうが盛り付けられて。
こちらは丁子麩ときゅうりの酢の物、生麩のしぐれ煮。
蓋物の中身は焼き麩と湯葉の炊き合わせ。
続いてくみ上げ湯葉。
小巻湯葉、桜の吹き寄せ麩、白玉麩の3種の揚げ物。
生麩のみぞれ椀。揚げ出し豆腐のようなお料理です。
最後はよもぎ麩の白味噌仕立て
どのお料理も全てお麩なのに、まったく飽きさせることの無い美味しさと食感の
バリエーションは感動的です
1時間ほどで半兵衛麩をあとにして、そのまま「京おどり」を見るため、宮川町の
歌舞練場へ歩いて移動しました。ソメイヨシノが満開の時期には鴨川沿いの道を
歩いていくと気持ちよいのですが、ちょっと時期が遅かったようです
茶席に入る前にプログラムを購入。毎回行くたびに買っていますが、今年新しく
お店出しをした舞妓さんや、衿替えをして芸妓さんになった方など、その推移を
一覧で見られるのが楽しいです
こちらのお茶席は写真撮影不可なので写真はありませんが、芸舞妓さんを間近で
見られるくらいの小さなお部屋なのが嬉しいところです
今日のお点前は富美苑さん、お運びはふく珠さんでした。
お茶席を出て早速自分の席へ。今回は前から4列目の真ん中付近というとっても
良い席だったので、美しい芸舞妓さんを間近で見ることができ嬉しかったです。
どの景も華やかでテンポ良く楽しく「狐狸狐狸合戦」はロミオとジュリエットの
パロディーのような面白いコメディーでした
いつもながら最後の宮川音頭はとても美しく、年々見ごたえのある舞台になって
いるような気がします
京おどりが終わった後、次の都をどりまではかなり時間が空くので、清水五条駅
から祇園四条駅に移動して、祇園でお買い物を楽しみました
井澤屋さんでは娘の七五三に使えるよう可愛らしい絞りの巾着を購入しました。
その巾着に入れるガーゼ手拭いと、刺繍の入ったガーゼハンカチも
幾岡屋さんではこちらも娘用にお染柄の風呂敷、鹿の子の前髪飾り、蒔絵櫛を。
自分用にはお懐紙をいくつか選びました。
それと娘のお正月用に簪の3点セットの別誂えもお願いしてきました。七五三用は
もみじの簪の3点セットをすでに別誂えでお願いをしていますが、お正月などにも
着物を着せたいので、その時に使えるように紅白梅と松で作ったものを。
10月中には届くということなので、今から楽しみです
お買い物のあとは花見小路を歌舞練場方面に歩き、建仁寺へ。緑豊かな聴音庭や
静かな石庭などを見ながらぼーっとしつつ、体を休めて過ごしました。
建仁寺をあとにして、「都をどり」を見るために目の前の祇園甲部歌舞練場へ。
入口を入ると、今年の総踊りの衣装が展示されていました。毎年少しずつ変わる
袖や裾の柄を見るのが楽しいです
お茶席の前に歌舞練場のお庭を散策。こちらは大きな枝垂れ桜があって、遅咲き
なのでいつもこの時期に綺麗な桜を見ることができます。新緑と桜のピンク色の
競演が華やかですね。せっかくなので、桜の下で写真を撮って頂きました
お茶席は例年と作りが少し変わったせいか、後ろのほうの席にしか座れなかった
ので、あまり近くで芸舞妓さんのお点前やお運びを見ることはできなかったのが
残念でしたが、今日のお点前は豆まるさん、お運びは市十美さんでした
観覧の前にプログラムを買って席につきました。京おどりとは打って変わって、
こちらは1階席の後ろのほうのお席だったので、全体を見るには良かったのですが
それぞれのお顔まではあまり良く見えなかったのが残念です
こちらは伝統的なものを題材にした景が多く全体的にゆっくりと進み、日本人は
良いのですが、最近増えている外国人観光客には少し向いていない内容だったの
かもしれないのですが、近くの外国人の方がずっとおしゃべりしていました
総踊りもどの景も出来栄えは素晴らしく、確かな芸を堪能させて頂きました
都をどりが終わるとすぐにタクシーでホテルに向かい、昨年と同様京都タワーの
大浴場で着替え、入浴を済ませて、8時過ぎの新幹線で帰宅しました{新幹線}
のんびりしつつも充実した2日間で、旅行に行かせてくれた夫と娘、そして2日間
とっても良い子にしてくれていたお腹の赤ちゃんに本当に感謝しています