以前からずっと習いたいと思っていた茶懐石ですが、実は今月からお教室に入門
させて頂くことになり、先日第1回目のレッスンに行ってきました
数年間習いたいとおもいながらも、お教室に空きがなくて新規の生徒を募集して
いなかったり、募集をしていても子育ての忙しい時期だったりと、タイミングが
合わなかったのですが、ようやく入門することができました
入門のタイミングを見計らっているあいだ、プチ懐石料理教室に通って、和食の
基礎を覚えておいたのが、とても役に立ったなぁと思っています
レッスンは初めにレシピの説明を受け、それぞれの担当を決めてから調理をし、
出来上がったものは茶懐石の作法にのっとって試食します。
お教室には四畳半の茶室もあるのですが、試食はそのお隣にあるテーブル席にて
させて頂くようです。
今日のメニューは「雛祭りの懐石料理」です
茶懐石の基本に沿ってお盆の上には左下に飯椀、右下に汁椀、上の中央に向付が
置かれています。写真を撮り忘れましたが飯椀の中は裏千家流でご飯が一文字に
盛られています。このご飯の盛り方は流派によって異なるよう
向付は「鯛 菜の花和え 若布 山葵」。そぎ切りにして薄く塩をあてた鯛と、
菜の花のつぼみを茹でてほぐしたものを和えたら、そこに加減酢(煮切り酒6:
レモン汁2:醤油1)をかけて頂きます。加減酢がとても美味しいです
汁は「手まり麩 青菜 合わせ味噌仕立て 落辛子」。とっても大きく膨らんだ
手まり麩が可愛らしいですね。茶懐石の汁物は基本的に味噌汁仕立てで、季節に
よって味噌を使い分けるそう。冬は白味噌、春や秋は合わせ味噌、夏は赤味噌
煮物椀は「菱餅真蒸 結び三つ葉 柚子 あられ 金粉」。茶懐石の煮物椀には
真蒸が出てくることが多いですね。今日は雛祭りのメニューらしく、海老で赤、
混ぜ物をしない白、みじん切りの若布で緑と、3色を重ねて菱型に切りました
焼物は「蛤の田楽」。雛祭りといえばやはり蛤は外せません。一度蒸して開いた
蛤に田楽味噌を塗って、グリルで焼いたもの。普段は貝類を食べない私ですが、
このお料理はとっても美味しく頂きました
強肴は「春野菜の白和え(桃和え)」。うど・せり・赤蕪漬けを使って白和えを
作りました。赤蕪漬けの分量が多めになっているので、ピンクが際立っていて、
春らしく可愛らしい色合いに仕上がります
八寸は「笹身煎餅 わらびのお浸し」。笹身を薄くたたいて海苔を貼って揚げた
笹身煎餅と、わらびのお浸し。
「八寸は海のものと山のもの」と教えられたので海のものがないなぁと思ったの
ですが、海のもの=魚介類という解釈ではないようなのです
本来は海のもの(生臭もの)=動物性のもの、山のもの=植物性のものだとか
とても勉強になりました。
食事の最後は香の物と湯桶。綺麗に食べきり、茶碗を清めます。
菓子は「ぼんぼり餅」。甘酒を使ったピンク色の餡を道明寺の衣で包み、周りに
氷餅を砕いたものをまぶしたとても可愛らしいお菓子。作るのもとても簡単
とても難しいかと身構えて臨んだレッスンでしたが、プチ懐石料理教室で習った
基礎があったおかげか、わけがわからないという場面はなく、レシピを見ながら
だいたい流れを把握することができていたので、調理の段階でもとまどうことは
なくできました
月に1回、4年間のコースですが、頑張って通って行こうと思います
させて頂くことになり、先日第1回目のレッスンに行ってきました
数年間習いたいとおもいながらも、お教室に空きがなくて新規の生徒を募集して
いなかったり、募集をしていても子育ての忙しい時期だったりと、タイミングが
合わなかったのですが、ようやく入門することができました
入門のタイミングを見計らっているあいだ、プチ懐石料理教室に通って、和食の
基礎を覚えておいたのが、とても役に立ったなぁと思っています
レッスンは初めにレシピの説明を受け、それぞれの担当を決めてから調理をし、
出来上がったものは茶懐石の作法にのっとって試食します。
お教室には四畳半の茶室もあるのですが、試食はそのお隣にあるテーブル席にて
させて頂くようです。
今日のメニューは「雛祭りの懐石料理」です
茶懐石の基本に沿ってお盆の上には左下に飯椀、右下に汁椀、上の中央に向付が
置かれています。写真を撮り忘れましたが飯椀の中は裏千家流でご飯が一文字に
盛られています。このご飯の盛り方は流派によって異なるよう
向付は「鯛 菜の花和え 若布 山葵」。そぎ切りにして薄く塩をあてた鯛と、
菜の花のつぼみを茹でてほぐしたものを和えたら、そこに加減酢(煮切り酒6:
レモン汁2:醤油1)をかけて頂きます。加減酢がとても美味しいです
汁は「手まり麩 青菜 合わせ味噌仕立て 落辛子」。とっても大きく膨らんだ
手まり麩が可愛らしいですね。茶懐石の汁物は基本的に味噌汁仕立てで、季節に
よって味噌を使い分けるそう。冬は白味噌、春や秋は合わせ味噌、夏は赤味噌
煮物椀は「菱餅真蒸 結び三つ葉 柚子 あられ 金粉」。茶懐石の煮物椀には
真蒸が出てくることが多いですね。今日は雛祭りのメニューらしく、海老で赤、
混ぜ物をしない白、みじん切りの若布で緑と、3色を重ねて菱型に切りました
焼物は「蛤の田楽」。雛祭りといえばやはり蛤は外せません。一度蒸して開いた
蛤に田楽味噌を塗って、グリルで焼いたもの。普段は貝類を食べない私ですが、
このお料理はとっても美味しく頂きました
強肴は「春野菜の白和え(桃和え)」。うど・せり・赤蕪漬けを使って白和えを
作りました。赤蕪漬けの分量が多めになっているので、ピンクが際立っていて、
春らしく可愛らしい色合いに仕上がります
八寸は「笹身煎餅 わらびのお浸し」。笹身を薄くたたいて海苔を貼って揚げた
笹身煎餅と、わらびのお浸し。
「八寸は海のものと山のもの」と教えられたので海のものがないなぁと思ったの
ですが、海のもの=魚介類という解釈ではないようなのです
本来は海のもの(生臭もの)=動物性のもの、山のもの=植物性のものだとか
とても勉強になりました。
食事の最後は香の物と湯桶。綺麗に食べきり、茶碗を清めます。
菓子は「ぼんぼり餅」。甘酒を使ったピンク色の餡を道明寺の衣で包み、周りに
氷餅を砕いたものをまぶしたとても可愛らしいお菓子。作るのもとても簡単
とても難しいかと身構えて臨んだレッスンでしたが、プチ懐石料理教室で習った
基礎があったおかげか、わけがわからないという場面はなく、レシピを見ながら
だいたい流れを把握することができていたので、調理の段階でもとまどうことは
なくできました
月に1回、4年間のコースですが、頑張って通って行こうと思います