Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

保育園のおたのしみ会 / お茶のお稽古(千總:黄色地竹に福良雀柄小紋)/ おうちごはん(イタリア料理:基本中級・2月)

2017-02-18 23:34:48 | 着物
今日は娘の通う保育園で年度末の発表会(おたのしみ会)があったので、朝から
支度をして家族でおでかけしました


毎年可愛い姿で癒しを与えてくれるのが0歳児クラスの赤ちゃんたち。4月に入園
したばかりのころはまだハイハイもできなかった子供たちが、自分で歩いたり、
名前を呼ばれて手をあげられるまでに成長しています


娘のクラスでは、今年は「大きなかぶ」のうたにあわせて、出し物をしました。
去年は舞台上で緊張のあまり固まって微動だにしなかった娘ですが、今年は全く
違う姿をみせてくれました


娘を含めた3人の女の子たちがかぶに扮して「大きなかぶ」の歌を歌いました。
ほかの子たちはおじいさん、おばあさん、孫、いぬ、ねこ、ねずみなどに扮して
かぶから伸びるロープを引っ張ります。娘はお友達と一緒にとっても大きな声で
元気よく歌い、最後に「お~し~まい」といいながらバイバイと手を振って

とても楽しそうにのびのびと歌っている娘を見て、私たちも楽しかったです


大きい子のクラスではさるかに合戦や桃太郎のお話をベースに、自分たちで少し
アレンジしてセリフなども考えて、劇を披露してくれました

子供たちが一生懸命頑張る姿に、とても幸せな時間をすごさせてもらいました

ランチを挟んで午後からは着付けをしてお茶のお稽古へ。お楽しみ会に行く前に
ヘアセットまではしてあったので、ささっと着付けて出かけられました


今が一年で一番寒い時期ですので、そんな季節にふさわしい一枚を選びました。
こちらの小紋は初めに別の地色で見たときには全く買おうとは思わなかったもの
なのですが、この柔らかい地色だと印象がガラリと変わったので購入しました


パッと見ると大胆な竹(笹)の模様だけが目立つように思いますが、その周りに
寒さに羽毛を膨らませた小さな福良雀がたくさん飛んでいて可愛らしいのです。
柄が大きめなので、こちらも早いうちに娘に譲ることになりそうです


シボの高い縮緬地をごく淡い黄色に染め上げ、大胆に描かれた竹(笹)の中には
季節の花を詰めて、その周りに可愛らしい福良雀が飛んでいる千總の総柄小紋。

帯は明るい鶸色の塩瀬地に、落ち着いた色合いで大きな福良雀が金彩たっぷりに
描かれている「菱健」の染め名古屋帯。購入後に地色を染め変えたものです。

帯揚げは白い綸子地に、鮮やかな山吹色の絞りで梅柄が表現されている輪出し。
帯締めは明るい橙色の冠組。

今日のお稽古は唐物点前をさせて頂きました。久しぶりの唐物点前で、ほとんど
忘れていましたが、お道具を置く場所と袱紗捌きが独特なのを思い出しました。
お菓子はとても可愛い真っ白なお野菜の「かぶ」を模したもので「清月堂」製。
お軸は中国の画家「呂記」の花鳥画の写しで、梅の木に鶯と雉が描かれたもの。
茶花は「加茂本阿弥」椿と万作の枝が活けられていました。

夜は子供たちを早めに寝かしつけて、ゆっくりとディナーを楽しみました

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:基本中級編・2月】

今日は前菜を省略したので、パスタとメインだけです


パスタはスモークサーモンとほうれん草のクリームペンネ。日本でも比較的良く
食べられる種類のパスタではないでしょうか。寒い冬に旬のほうれん草を使った
クリームベースのパスタです


メインは豚バラ肉とプルーンのアグロドルチェ。こちらも冬らしい煮込み料理。
豚ばら肉を玉ねぎやプルーンと一緒に赤ワイン&ビネガーで煮込むものですが、
甘みと酸味があって豚バラ肉をさっぱりと食べられます