Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

【茶懐石料理教室:2017年4月】

2017-04-07 23:06:26 | 懐石料理&和食
今日は3回目となる茶懐石料理教室へ行ってきました

入門直後ですが、今日はお当番をさせて頂きました。お当番というのは準備係の
ようなもので、他の方より1時間ほど早くお伺いして、出汁取りや食材の下処理
などを勉強させて頂ける機会です

先生とマンツーマンでお話しできる貴重な機会でもあり、水屋の勉強にもなって
学ぶことの多い時間です


今日は4月のレッスンなので、一足早く5月のための茶懐石を教えて頂きます


向付は「鰹の若葉和え 山葵」。平造りにした鰹に千切りにした大根・大葉・生姜
などを添えて器に盛り、山葵を添えて、食べる直前に割り醤油をかけたもの


汁物は「紅白団子 合わせ味噌仕立て 落辛子」。白玉粉に水を加え練って作った
白玉団子を半分に分け、ゆかりを混ぜたものと白いままのものをそれぞれ丸めて
茹でて、合わせ味噌に浮かべています


煮物椀は「花菖蒲真蒸 アスパラ くずきり 木の芽」。紫紅芋フレークを加えた
すり身、卵黄を加えたすり身、白いままのすり身を重ねて、花菖蒲の色を模した
真蒸に、葉に見立てたアスパラを添えて。とても綺麗です


焼物は「いさき妻焼」。三枚おろしにしたいさきに塩を振り、おぼろ昆布を中に
挟んで串に刺して焼いたシンプルなもの


強肴は「そら豆、よもぎ麩、若布の煮物」。フライパンで軽~く焼き目をつけた
よもぎ麩、塩ゆでしたそら豆、生若布を、出汁・醤油・砂糖・塩で作った煮汁で
サッと煮て味を含ませたもので、とても美味しかったです


八寸は「蛍いか」「えんどう」。ホタルイカはボイルしたものを西京味噌・酢で
作った味噌だれで和えます。スナップえんどうは出汁・砂糖・塩で作った煮汁で
軽く煮たものを。


香の物はカブ、きゅうり、茄子の3種類。


菓子は「山吹(南京しぐれ)」。裏ごししたかぼちゃに寒梅粉を混ぜたものを、
粗いこし器で漉して型に入れ、棒状にまとめた白餡を中に入れて切り分けて。

今日教えて頂いたメニューは来月の息子の初節句で作ってみようと思います