今日は茶懐石料理教室へ行ってきました
12月のレッスンということで、夜咄の懐石料理を教えて頂きました
向付はあつむこうで「大根と合鴨の風呂吹き」。いつもは冷やして食べるお刺身が多い向付ですが、今日は風呂吹き大根と合鴨の味噌煮という暖かい一品
汁物は「一夜凍り豆腐 白味噌仕立て 落辛子」。冷凍庫で凍らせた豆腐はスポンジ状になって汁をよく吸うので美味しいですね。やっと白味噌100%の時期になりました
煮物椀は「海老の薯蕷饅頭 葛仕立て 銀杏 しめじ 三つ葉 柚子」。つるんとした仕上がりが可愛らしい薯蕷饅頭は中に海老と銀杏が入って食べ応えがあります。汁が葛仕立てなので、寒い時期に嬉しいですね
焼物は「鰤南蛮焼き」。照り焼きにすることが多い鰤も、こうして豆板醤を効かせたお味にするとまた違った美味しさです
強肴は「葱鮪鍋」。鍋物が出てくるのも夜咄ならでは。熱々のものを取り分けて食べるので体が温まります
八寸は「わかさぎ 松葉ぎんなん」。揚げ物になりがちなわかさぎを今日は酒柚子地に漬けて。銀杏はひと手間かけて松葉に通しました。
香の物は大根の浅漬け、大根のべったら漬け、白菜の浅漬けの3種類でした。
お菓子は「柴の雪」。シナモンの効いた白あんにきんとんの衣をかぶせ、砕いた氷餅を雪に見立ててかけたもの