Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

明後日は冬至・冬の最中日南下の極

2018-12-20 23:20:12 | 季節行事

今日は冬至。冬至とは、一年でもっとも昼が短くて、夜が長いころのことです。どの国でも、農耕民族にとって冬至と夏至は一年の中で最も重要な日でした


初候である12/21~12/25は「乃東生ず(なつかれくさしょうず)」。

うつぼぐさの芽が出てくる頃だそうです。冬至には欠かせないのが、柚子湯、かぼちゃ、大根、小豆粥ですね。この時期に美味しいのはマグロ。お花の少ない時期ですが、家々の垣根には千両や万両が赤い実をつけます


次候である12/26~12/30は「麋角解つる(しかのつのおつる)」。

大鹿の角が抜け落ちて、生え変わる頃です。我が家にも北海道で買って来た鹿の角がありますが、鹿の角は毎年生え変わるのでこの時期に森に入ると角が落ちているのだそうです。この時期に美味しいのはカボチャ。旬は夏ですが、ほくほくした食感が冬に良く合い、冬に不足しがちなビタミンたっぷりのお野菜です


末候である12/31~1/4は「雪下麦を出だす(せつかむぎをいだす)」。

降り積もる雪の下で麦が芽を出す頃です。雪が降り冬真っ盛りでも、地中では春の準備が行われているのですね。ちょうどお正月にあたるこの時期、ご馳走を食べることも多いですが、海のご馳走の伊勢海老を良く見かける時期です


いよいよ新年が近づいてきましたね