Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

初釜に参会しました(別誂え:桜色地橘に扇柄一つ紋付き柄付下げ)

2024-01-06 23:20:00 | 茶道

発熱から1週間経ち、ようやく娘も 36度台の熱になってきましたので、今日は午前と午後に分かれて、夫と交代で初釜に行ってきました😊



例年であれば初釜だけは夫も着物を着て2人そろってお伺いするのですが、娘に体調もあり今年はどちらかは家にいた方が良いということで別々に😅


今日は約1年ぶりに着るこちらの着物を選びました🎵


地色はとてもきれいなのですが柄の色使いが落ち着いているので、仕立てあがった当初は私にはまだ少し地味かなぁと思っていたこちら着物も、いまの年齢ではとても上品に着ることができる1枚です💕


着物は紗綾型地のある「伊と幸」の五枚朱子地を桜色~朱鷺色への裾ぼかしに染め上げ、墨の濃淡で描かれたスッと伸びる橘の枝を背景に、華やかに金彩の施された宝尽くし柄の扇を散らした、別誂えの一つ紋付き付下げ。


帯は明るいの鶏色地に大きな三階松が織り出された、西陣の名門「紫紘」の袋帯。


帯揚げは菱形地のある白い綸子地に、ピンクの絞りで柄が表現された輪出し。

帯締めは表がピンク、裏が金になった礼装用の平組紐。



お床のしつらえは例年裏千家お家元の初釜と同じ仕様で、上から結び柳が下がり、壁には「和敬」と書かれた横物のお軸が掛けられ、床柱には利休端ノ坊の花入れに曙椿と鶯神楽が活けられており、床には蓬莱山飾りが飾られていました❤️



蓬莱山飾りも毎年同じですが、お三方に奉書を敷き、洗い米を中央に入れて裏白と譲り葉を四隅に置き、その上に胴炭と輪炭を据えて、昆布と熨斗アワビを乗せ、串柿を水平に置いた上に橙を載せ、皿に梅干し・昆布ごまめ・チョロギをそれぞれ入れて四隅に置き、中央点前に伊勢海老を飾ったもの。


八寸とお酒で新年のご挨拶をした後は、お濃茶席と薄茶席を楽しませて頂き、約3時間の初釜が終了。毎年恒例の、床前での記念写真も。



最後には恒例の干支紅白饅頭頂いて散会となりました💕



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