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Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

「京おどり」衣装合わせ

2017-02-22 23:02:20 | 京都花街
昨日は上七軒の「北野をどり」の衣装合わせをご紹介しましたが、実は同日に、
宮川町の「京おどり」の衣装合わせも行われていました


(画像は報道系サイトからお借りしました)

こちらは4月1日から16日までの15日間、桜の時期に合わせて行われます

宮川町の「京おどり」は祇園甲部に次ぐ規模で、芸舞妓数も50名を超えますが、
こちらは少し緊張のほぐれる、なんとも親しみやすい華やかな舞台です。いつも
こちらの総踊りで見られる舞妓さん方の自前の衣装を楽しみにしています

「写真:京おどり
(画像は報道系サイトからお借りしました)

第68回目となる「京おどり」では、「月華抄(げっかしょう)-新版竹取物語-
全九景」と題して、月をテーマに、かぐや姫のお話や、天橋立や宮津の賑わいを
伝える宮津節、そして金閣寺などの京の名所が登場するそうです。最後は恒例の
総踊り「宮川音頭」を披露するそう

宮川町はいつもとても華やかな舞台なので今年はどんな風なのか楽しみですが、
残念ながら今年は息子がまだ小さくて京都旅行は断念しましたので、見ることが
できなさそうです


「北野をどり」衣装合わせ

2017-02-21 23:57:56 | 京都花街
本日、京都の春の風物詩である花街の「おどり」の衣装合わせが行われました。


(画像は報道系サイトよりお借りしました)

この衣装合わせはその名の通り衣装合わせが目的でもあるのですが、その一番の
目的は各をどりのパンフレット用の写真撮影。この日にとった写真が、その年の
パンフレットに掲載されるのです

他の花街に先駆けて3月下旬から開催される上七軒の「北野をどり」。規模は少し
小さめのようですが、西陣の旦那衆のお膝元であるいうことで、衣装も芸も目の
肥えた旦那衆のおめがねに叶う素晴らしさとか

上七軒というと、先日京都館で行われた京舞披露&茶席に来て下さったお二人の
舞妓さん、尚こまさんと尚あいさんを思い出します


(画像は報道系サイトよりお借りしました)

今回65回目を迎える上七軒の「北野をどり」。演目は、第1部は縁結びの神社を
舞台にした舞踊劇「ゑ(え)にしの宮-末はひとつになる物語」。第2部は民謡や
有名行事にちなんだ踊りの「旅情ところどころ」。そしてフィナーレでは恒例の
「上七軒夜曲」を披露されるそうです。

いつもタイミングが合わずなかなか見に行くことができないのですが、娘が少し
大きくなったら、4月上旬に一緒に京都旅行にいって、花街の「おどり」鑑賞を
はしごしたいなぁと思っています


モデルルーム見学&公園へ / おうちごはん(イタリア料理:手打ちパスタ中級・2月)

2017-02-19 23:49:48 | おうちごはん
今日の午前中は子供たちを連れてモデルルームの見学に行ってきました

昨年秋ごろに私たちの好みに合う家を建ててくれそうな工務店と出会い、モデル
ルームを見学していたのですが、似たテイストの家を得意とする別の工務店も、
念のために見学しておこうと思ったのです




こちらの工務店は以前にお伺いした工務店よりも自宅に近く、さらに夫の実家の
すぐ近くとあって、気軽に行くことができました

前回の工務店と同じく、自然素材をふんだんに使っていて、無垢材の床や漆喰の
壁に南欧風の梁のある天井とアイアンの手すりなど、私たちの好みによく合う、
可愛らしいモデルルームでした


リビングには暖炉もあって、吹き抜けで2階まで暖かい空気が届き、断熱性の高い
構造のおかげでこれだけで暖房は十分だそうです。暖炉は憧れます


むすめはモデルルームに用意されていたおもちゃで遊んだり、お部屋の中を探検
したりして、私たちが話を聞いているあいだおとなしく待っていてくれました{スマイル|



そのあとはすぐ近くの公園へ移動。こちらは夫が小さいころによく来ていた公園
なのだそうで、アスレチックやターザンロープなど子供たちが喜びそうな遊具が
たくさん置いてありました


可愛らしいキノコの形の遊具もあって、子供たちは中にかくれたり、秘密基地の
ようにして遊んだりしているようです


娘の大好きなバッテリーカーも充実していて、バイク型のものや馬車型のもの、
消防車や救急車、そしてBMWまで(笑)


たくさん遊んで遅めのランチを食べた後は、ぐっすりと夢の中へ。娘のお弁当に
サンドイッチを作ったのですが、パンのあいだに具を挟むタイプだとどうしても
こぼしやすいので、今日はロールサンドイッチにしてみました

海苔巻きみたいで可愛いからか娘には大好評で、パクパク食べてくれました

夜は子供たちを早めに寝かしつけて、ゆっくりディナーを楽しみました

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:クイックレッスン編・9月】
【イタリア料理教室:手打ちパスタ中級編・2月】


前菜はキノコのクロスティーニ。本当はレバーペーストのクロスティーニだった
のですが、夫がレバーがあまり好きではないので、以前に別のレッスンで習った
キノコのクロスティーニに変更しました


パスタは手打ちパスタピーチ・豚肉とペペローニの煮込みソース。まるでうどん
のような見た目のパスタですが、噛むほどに味が出てとっても美味しいのです。
豚肉を30分以上煮込んで柔らかくしたソースと相性バッチリです


メインはカッポン・マグロ。サラダの女王と呼ばれるこちらのお料理。今回少し
アレンジを加えて、お野菜を茹でた後に焼いてみたり、魚介も茹でずにマグロを
タタキにしてみたりと、自分なりのカッポン・マグロにしてみました


保育園のおたのしみ会 / お茶のお稽古(千總:黄色地竹に福良雀柄小紋)/ おうちごはん(イタリア料理:基本中級・2月)

2017-02-18 23:34:48 | 着物
今日は娘の通う保育園で年度末の発表会(おたのしみ会)があったので、朝から
支度をして家族でおでかけしました


毎年可愛い姿で癒しを与えてくれるのが0歳児クラスの赤ちゃんたち。4月に入園
したばかりのころはまだハイハイもできなかった子供たちが、自分で歩いたり、
名前を呼ばれて手をあげられるまでに成長しています


娘のクラスでは、今年は「大きなかぶ」のうたにあわせて、出し物をしました。
去年は舞台上で緊張のあまり固まって微動だにしなかった娘ですが、今年は全く
違う姿をみせてくれました


娘を含めた3人の女の子たちがかぶに扮して「大きなかぶ」の歌を歌いました。
ほかの子たちはおじいさん、おばあさん、孫、いぬ、ねこ、ねずみなどに扮して
かぶから伸びるロープを引っ張ります。娘はお友達と一緒にとっても大きな声で
元気よく歌い、最後に「お~し~まい」といいながらバイバイと手を振って

とても楽しそうにのびのびと歌っている娘を見て、私たちも楽しかったです


大きい子のクラスではさるかに合戦や桃太郎のお話をベースに、自分たちで少し
アレンジしてセリフなども考えて、劇を披露してくれました

子供たちが一生懸命頑張る姿に、とても幸せな時間をすごさせてもらいました

ランチを挟んで午後からは着付けをしてお茶のお稽古へ。お楽しみ会に行く前に
ヘアセットまではしてあったので、ささっと着付けて出かけられました


今が一年で一番寒い時期ですので、そんな季節にふさわしい一枚を選びました。
こちらの小紋は初めに別の地色で見たときには全く買おうとは思わなかったもの
なのですが、この柔らかい地色だと印象がガラリと変わったので購入しました


パッと見ると大胆な竹(笹)の模様だけが目立つように思いますが、その周りに
寒さに羽毛を膨らませた小さな福良雀がたくさん飛んでいて可愛らしいのです。
柄が大きめなので、こちらも早いうちに娘に譲ることになりそうです


シボの高い縮緬地をごく淡い黄色に染め上げ、大胆に描かれた竹(笹)の中には
季節の花を詰めて、その周りに可愛らしい福良雀が飛んでいる千總の総柄小紋。

帯は明るい鶸色の塩瀬地に、落ち着いた色合いで大きな福良雀が金彩たっぷりに
描かれている「菱健」の染め名古屋帯。購入後に地色を染め変えたものです。

帯揚げは白い綸子地に、鮮やかな山吹色の絞りで梅柄が表現されている輪出し。
帯締めは明るい橙色の冠組。

今日のお稽古は唐物点前をさせて頂きました。久しぶりの唐物点前で、ほとんど
忘れていましたが、お道具を置く場所と袱紗捌きが独特なのを思い出しました。
お菓子はとても可愛い真っ白なお野菜の「かぶ」を模したもので「清月堂」製。
お軸は中国の画家「呂記」の花鳥画の写しで、梅の木に鶯と雉が描かれたもの。
茶花は「加茂本阿弥」椿と万作の枝が活けられていました。

夜は子供たちを早めに寝かしつけて、ゆっくりとディナーを楽しみました

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:基本中級編・2月】

今日は前菜を省略したので、パスタとメインだけです


パスタはスモークサーモンとほうれん草のクリームペンネ。日本でも比較的良く
食べられる種類のパスタではないでしょうか。寒い冬に旬のほうれん草を使った
クリームベースのパスタです


メインは豚バラ肉とプルーンのアグロドルチェ。こちらも冬らしい煮込み料理。
豚ばら肉を玉ねぎやプルーンと一緒に赤ワイン&ビネガーで煮込むものですが、
甘みと酸味があって豚バラ肉をさっぱりと食べられます


明日は雨水・氷雪解け雨水温む

2017-02-17 23:24:02 | 季節行事

明日は雨水。降る雪が雨へと変わり、氷が解けだすころです。昔からこの季節は
春に向けて農耕の準備を始める目安とされてきました

初候である2/18~2/22は「土脈潤い起こる(どみゃくうるおいおこる)」。
中国から日本へ伝来した七十二候暦ですが、古代中国ではもともと雨水の初候は
獺祭魚と言われていました。獺は魚を捕らえたあと、それを岸に並べてなかなか
食べようとしないことから、祭のお供え物をしたように見えたことによるとか

この時期は柔らかくて美味しい春キャベツがたくさん出回りますね。また、布を
染める藍の種を蒔く時期でもあるそうです

次候である2/23~2/27は「霞始めて靆く(かすみはじめてたなびく)」。
春霞がたなびき山野の情景に趣きが加わるころです。この時期は奈良の若草山、
京都の大原、山口の秋吉台などでは風のない晴天の日を選んで野焼きが行われ、
春の風物詩となっています

また、二月十五日は菅原道真公の忌日にあたりますので、菅原道真公を祀る京都
北野にある北野天満宮では、梅花祭が行われます。上七軒の芸舞妓による野点を
楽しむこともでき、年によっては雪中梅も楽しめるそうです

末候である2/28~3/4は「草木萌え動く(そうもくもえうごく)」。
草木が芽吹き出すころで、雨水のこの時期に降る雨を「木の芽起こし」と言うの
だそう。植物が花を咲かせるのに大切な雨で、木の芽が膨らむのを助けるように
降ることからそう呼ばれるのだとか

この時期に咲き始める菜の花はいまや雛祭りに欠かせないようになりましたが、
花開く前の蕾にはビタミンC、カルシウム、鉄分などが豊富に含まれています。
雛祭りと言えば蛤も欠かせませんね。蛤の貝は対となるもの以外はかみ合わない
ことから、夫婦和合の象徴とされ、古来より慶事の食材となっていました