Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

今日は小満・陽気盛万物稍満足す

2018-05-21 23:45:14 | 季節行事

昨日は小満。様々ないのちが次第に満ちていくころです


初候である5/21~5/25は「蚕起きて桑を食う」。

蚕が桑の葉をたくさん食べて育つころ。エネルギーを蓄えて、絹糸となる繭玉を紡ぐ体を作っていきます。この時期に美味しいのは空豆。桜が咲いた2か月後が、空豆の旬なのだそうです


この時期には浅草で浅草神社の例大祭である三社祭が行われます。


次候である5/26~5/30は「紅花栄う」。

染料であるの紅の原料となる紅花が一面に咲くころです。紅花というのにお花は黄色なのを昔は不思議に思っていましたが、花びらの上の方には黄色い色素が、下のほうには赤い色素が含まれているのだそう。この黄色い色素は水溶性ですが赤い色素は水溶性ではないので、水に何度もさらして赤い色素を取り出します


まだ本格的な夏にならないこの時期は、潮干狩りの旬でもありますね。先日も、兄家族が潮干狩りに行って、たくさんのアサリを取って来てくれていました


ちなみにこの「潮干狩り」という言葉。漢字が読めるようになってからは間違いませんが、昔は「ひおしがり」だと思っていました。というのも私の母は生粋の江戸っ子のため、「ひ」と「し」の発音が混ざります


そのため、この2つの言葉が含まれる単語は、ある程度大きくなるまでは勘違いをしたままのものが多かったです


末候である5/31~6/4は「麦秋至る」。

麦の穂が豊かに実り、収穫を迎えるころです。秋はたくさんの穀物の収穫時期にあたりますが、麦にとっての収穫時期は初夏。そのため、収穫時期を表す「秋」という字を使って、麦秋=麦の収穫時期という言葉になったのだそうです


この頃は衣替えの時期でもありますね。学生時代は6月に入ると冬服から夏服に変わって「もうそんな時期か」と感じていましたが、今では袷の着物から単衣の着物に変わることで季節を実感します


着物や帯だけでなく、和装時に持つ袋物や風呂敷、懐紙挟みに扇入れ、足袋入れから化粧ポーチなどの小物も絽で出来たものに変わり、簪なども珊瑚から翡翠でできたものに変わります。いつも6月最初の和装は準備にバタバタしています




那須旅行2日目

2018-05-20 23:39:15 | 旅行

那須旅行2日目の朝は、少し早めに起きて朝食までの間にホテル内を散策したり、お部屋からの景色をたのしみました


お部屋のカーテンを開けると目の前はもうゴルフコース。朝靄のかかるゴルフコースの芝刈りをしている様子が見られました




子供たちも早起きしてホテル内の散策とお散歩へ。今日はこの時期には珍しいほど気温が低く風も強かったので、ホテルの周りだけのお散歩でしたが、本当は敷地の入り口まで続く1km以上のお散歩コースがあって、タヌキやキツネなどがいるそうですよ


お散歩の後はホテルのレストランで朝食をとりました


オールデイダイニングでのビュッフェスタイルの朝食。ゆったりと食事を楽しみ、お部屋に戻って朝風呂を堪能しました


ホテルをチェックアウトしてから、まず向かったのは那須にある「トレジャーストーンパーク」。砂や水の中から宝石(パワーストーン)を探し出すゲームが人気の施設です


開園前に来たのですが、地下鉱山コースはすでに1時間待ち。でも水晶の谷コースはすぐに入れるということで、まずはそちらへ。


小川に沈む砂の中から、スコップを使って宝石を探し出します。20分という制限時間の中で、娘は夢中になって宝石を集めていました



地下鉱山の待ち時間の間は、記念撮影スポットで遊んだり、先ほど集めた宝石の重さを計ったり。それほど待たされている感じはせず、すぐに地下鉱山の順番が回って来ました


地下鉱山は1回に4組しか入れず、1組が1つのルートに入って12分間で宝探しをします。水晶の谷よりも大きな宝石があるとあって、大人の方が一生懸命探してしまいました


2つのコースで取れた宝石はこんなにたくさん。子供たちも夢中になっていましたが、息子はまだ宝探しをするというよりは、水遊びや砂遊びを楽しんだようなものでした(笑)



続いてはトリックアート美術館へ。3つの館があるのですが、私たちは「迷宮の館」を選びました。



娘は最初は怖がっていましたが、途中からはノリノリで「写真撮って~」と言って楽しんでいた様子。


息子も意味がわからないながらもケラケラ笑いながらついてきて写真に入り込んでいました


お昼をだいぶ過ぎたので、トリックアート美術館の近くにあるパスタ屋さんでランチをして、少し早めですが帰路につきました


約1年ぶりの旅行でしたが、子供たちの笑顔がたくさん見られて、とても楽しい思い出ができた2日間でした




那須旅行1日目(りんどう湖LAKE VIEW / エクシブ那須白川)

2018-05-19 23:07:59 | 旅行

夫が出張中の週末とあって、子供たちも寂しい思いをしているので、それならこちらも旅行に行ってしまおうと、両親を誘って1泊旅行に行くことにしました


昨年も夫の出張中に軽井沢へ行きましたが、今年は那須へ


小さな子がいるので旅行は車で2~3時間ほどで行ける場所に限定されてしまいますが、親子3世代で旅行に行く機会はなかなか無いので子供たちにも良い思い出になるかなぁと思います


初日の今日は、まず朝8時ごろに家を出て高速に乗り、何度か休憩を挟んで10時半頃に那須に到着


今日は一日中、りんどう湖LAKE VIEWで遊びます


入り口では可愛いアルパカがお出迎えしてくれました。ポニーくらいのサイズがある大きなアルパカで、娘は「可愛い~」と言って触りにいきましたが、息子はちょっと怖い様子




午前中の温かいうちにと、まずはりんどう湖でボート遊びをすることに。スワンボートにのって、娘船長が舵をとります。息子はお船の周りに集まってくる鯉に夢中でしたが、最後は船長をさせてもらって、とても楽しんでいました


りんどう湖レイクビューは小さな遊園地&牧場といった感じの場所で、幼児~小学校低学年くらいに最適な遊び場です


アトラクションは色々ありますが、娘は大好きなメリーゴーランドに5回以上は乗っていました




GW後だからかもともと雨の予報だったからか、今日は来園客がとても少ないようで、アトラクションは待ち時間ゼロで乗り放題


フロッグホッパーやジュニアサーキットも楽しんで、娘は上機嫌です




アトラクションである程度遊んだところで、時計台にあるレストランでランチ。大人はオムライス、子供たちはお子様ランチを頂きました


ランチの後は牧場へ移動。牧舎エリアの入り口では、ヤギが高いところを歩くのを見られました


子供でもできる餌やりもあって、子牛に哺乳瓶でミルクをあげたり、ヤギやヒツジに人参をあげたり。娘は慎重派なので怖がって大人と一緒にやりたがりましたが、息子は行動派なので怖がらず子ヤギに突き進んでいき、逆に大人が抑えないと心配でした(笑)


乗馬ができるというので、娘は1人でポニーに、息子は私と一緒に大きな馬で親子乗馬を楽しみました


私も馬に乗ったのは久しぶりですが、馬上からの景色はとても素敵ですね。子供たちがもう少し大きくなったら、森の中を乗馬できるところに連れていってあげたいです




牧場のそばにはちびっこ広場があって、ミニ鉄道やジャンボスライダー、ふわふわドームや縁日コーナーなどがありました。どれも子供たちは夢中で楽しんでいて、時間が経つのを忘れるほど


たくさん遊んで汗をかいたので、少し休憩しようと、ちびっこ広場の横にあるイチゴハウスに入り、摘み取り体験をさせてもらいました


高設栽培されたイチゴはとっても大きく綺麗なものばかりで、娘は大きなイチゴをハサミを使って上手に摘み取っていました。摘み取ったイチゴを食べておやつタイムに


その後もまたメリーゴーランドやサーキットを楽しんで、最後に園内を周遊するシャトルバスに乗って、30分の園内見学。


閉園まで思いっきり遊んで楽しんだ一日でした



ディナーはりんどう湖LAKE VIEW入り口にあるビュッフェレストラン「Mekke」へ。



こちらのレストランはランチはフルビュッフェですが、ディナータイムはハーフビュッフェ&ステーキでの営業で、大きなリブステーキをメインに、サラダやスープ、野菜のしゃぶしゃぶやカレー、ケーキやチョコレートなどのデザートを食べてお腹いっぱいに。


ディナーのあとは那須を後にして、再度高速に乗ってホテルへ移動しました。



今回のホテルは白河にある会員制リゾートホテル「エクシブ那須白河」。昨年軽井沢のエクシブMuseoに泊まったときにとても良かったので、今年も系列ホテルを選びました


軽井沢Museoはとってもモダンなホテルでしたが、こちらは木材をたっぷりと使ったクラシカルな印象のホテルです。




お部屋はスーパースイートをお願いしていたので、リビング、ベッドルームのほかに和室がついていて、3世代で泊まるのにぴったりでした


お風呂は大きなジャグジータイプ。大きな窓がたくさんあるので、朝はとても気持ち良さそうな空間です


たくさん遊んで疲れた子供たちは、お風呂のあと和室に敷いたお布団でぐっすり眠りました




フランスからの写真

2018-05-18 23:33:03 | 旅行

実は日曜日から、夫がフランス出張に行っています


ここ数年はイタリアやギリシャへの出張でしたので、フランスは4年ぶりでしょうか。前回のフランスは個人的に行ったので、仕事で行くのは初めてかもしれません


出張中の夫から、フランスで撮った写真が送られてきました


初日は夕方にパリについたそうで、少し観光を楽しんだようでした。エッフェル塔や凱旋門の写真などが送られてきて、束の間の観光をタイムを満喫しているようです


2日目以降はフランス各地を周り、お仕事をしていたようで、最後の訪問地はボルドー。伝統あるとても美しい街並みですね






最終日は素敵なシャトーでの宿泊だったようで、インテリアなど色々参考になる写真を撮ってきてくれていると良いなぁ。

素敵なお土産を期待して帰りを待っています




リビングのシャンデリア

2018-05-17 23:56:48 | インテリア&食器
以前にも、我が家の居室の照明はほとんどがシャンデリアだと書いていましたね


引っ越してからようやく届いた玄関のヴェネツィアングラスシャンデリアと、ダイニングのイタリア製クリスタルシャンデリアはもうご紹介していましたので、今日はリビングのシャンデリアをご紹介したいと思います


リビングのシャンデリアは日本のメーカーが海外から輸入した品で「遠藤照明」から販売されたものです


アンティーク風なブロンズ系の色で、柔らかい曲線を描く植物モチーフがとても珍しくて気に入っています


直径&高さともに90cm弱とかなり大型のシャンデリアですが、天井をハイスタッドにしてもらっているので、圧迫感は全くありません


実はこちらのシャンデリア、メーカーではすでに廃番品となっていて手に入れることができなかったのですが、とある家具店のショールームに展示してあるのを見たことがあり、問い合わせたところ販売をして頂けるということだったので、その場で抑えてもらったのです


廃番になったのもだいぶ前のことのようで、こうして展示してある場所もそうそうないので、おそらくこれが市場に出回っている最後のひとつだと思います


もともとその家具店で見て気に入ったのがきっかけで、廃番品とは知らず候補に挙がっていたものだったので、手に入れることができて本当にラッキーでした