Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

茶懐石料理教室【2018年5月】

2018-05-11 23:18:56 | 懐石料理&和食

今日は茶懐石料理教室へ行って来ました





5月のメニューは初風炉の懐石を教えていただきました


向付は「鰹の千草和え 生姜」。

厚めに切り分けうす塩をしたお刺身に、人参・新玉ねぎ・大根の千切りにしたものを添えてポン酢で頂きました


汁物は「アスパラガス 合わせ味噌仕立て 落辛子」。

塩茹でしたアスパラを合わせ味噌で頂きます。軽めの具材で、爽やかな季節にぴったりですね


椀物は「鯛の潮仕立て 楓麩 人参 木の芽」。

片栗粉をまぶして火を入れた鯛の切り身、焼き豆腐、人参、楓麩などに、鯛のアラと昆布でとった潮汁を注いだもの


焼物は「あいなめ幽庵焼き」。

骨切りをしたあいなめを幽庵地に漬け、グリルで焼いて木の芽を散らしています。木の芽がとっても良いアクセントになっていて美味しいです


強肴は「空豆と人参の磯部和え」。

千切りにして煮含めた人参と塩茹でした空豆に、かけ汁を合わせて和えたもの。最後にちぎった海苔を散らしています。旬の空豆がとても美味しかったです


八寸は「笹身翁焼き おくら」。

たれに漬け込んでから火を入れた笹身におぼろ昆布を乗せたものと、塩茹でして煮含めたオクラでした



香の物はべったら漬け、 柴漬け、きゅうりの浅漬けなど。


お菓子は「藤浪」。

紫芋フレークを混ぜ込んだ練り切りで白あんを包み、菜箸で波状に形をつけたお菓子でした




【庭仕事】前庭の大きな花壇&窓辺のインパチェンス

2018-05-10 23:33:10 | ガーデニング&家庭菜園

少し前になりますが、前庭に他よりは大きな花壇を作り、花苗の植え付けを行いました


前庭はアプローチや駐車場がメインですが、ここはピンコロ石を縁取りとして使っていますので、花壇にも同じ石を使いました。高さが必要でしたので、2丁掛けのピンコロです


こちらの花壇は将来的に別の形にする可能性もあるので、花壇を囲むピンコロはモルタルで固定せず、数センチ埋めているだけ


お花は鉢に入ったミモザをメインに、後ろからサルビア、ギボウシ、インパチェンスの鉢植え、初雪カズラ、アイビー、パンジーなど


あまりたくさんの色を使うのが苦手なので、ピンク、白、紫の3色で構成しています。ミモザは花が黄色なので、来年の花の時期には裏庭に植え付けようと思っています


また、窓辺にあるフラワーボックスにお花を飾るべく、プランターに花の苗を植えました


この時期からなので、初夏~秋にかけて長く咲いてくれる花を使いますが、半日陰となる窓辺には耐陰性の強いインパチェンスを。まるでバラのように咲く八重咲きタイプの「フィエスタ」を選びました


日向になる窓辺の花苗はまだ用意していないのですが、夏の日差しに強いゼラニウムにしようと考えています。こちらも八重咲きが華やかで良さそうです



大きめの花壇と窓辺にお花が充実したので、前庭が一気に華やかになりました




素敵な薔薇を頂きました&我が家のバラ苗

2018-05-09 23:19:00 | ガーデニング&家庭菜園
先月末からぐんぐん気温も高くなって、今年の花は例年よりも10日ほど早く咲いているようですね


5月といえばバラの時期ですが、例年は5月下旬に見に行っていたバラ園も、そろそろ見頃を迎えているようです


先日ご近所の方から、とても素敵なバラを頂きました。3色とも大輪のとても美しい花姿でまるで買って来たお花のようですが、実は個人宅のお庭に咲いたもの


ご近所にバラのコンクールの審査員などをなさっているバラの専門家がいらっしゃって、そのお宅のお庭で咲いたものを頂いた方から、おすそ分けを頂きました


我が家でも庭には何種類かバラを植えようと思って苗を買ってあるのですが、植え付けは花後の6月以降ということで、いまは鉢の状態で花を咲かせるのを待っています


こちらは全てつるバラで、薔薇のアーチに仕立てたり、フェンスに沿わせようと思っています


真っ白な花が美しい一季咲きの「つるアイスバーグ」、中央がピンクで外側が白というグラデーションが美しい一季咲きの「ピエールドゥロンサール」、ふりふりの可愛らしいピンクの花が四季咲きになる「ローゼンドルフシュパリースホープ」の3種類


つぼみがたくさんついた元気な大苗なので、春の花後に地植えにしたら、来年はたくさん花をつけてくれそうで楽しみにしています


一季咲きのものは、別の四季咲きのバラと組み合わせて植え付けようと思っていますので、もうひと苗つるバラが必要ですね


6月になったら立ち性の苗もいくつか買って、同時に植え付けをする予定です




「鴨川をどり」が始まっています

2018-05-08 23:56:12 | 京都花街

3月下旬の「北野をどり」から始まった京都・花街の春のをどりですが、今月1日からはいよいよ一番最後となる先斗町の「鴨川をどり」が始まりました


(画像は報道系サイトからお借りしました)


今年は181回目となるこの鴨川をどり。今回は第1部がなんとシェークスピアの「真夏の夜の夢」を題材とした舞踊劇「真夏の夜の夢より~空想い」。第2部は紫式部、静御前、出雲の阿国など、京都ゆかりの女性たちを描く舞「花姿彩京七小町」が披露されるようです


(画像は報道系サイトからお借りしました)


北野をどり、都をどり、京おどりは桜のイメージの強い踊りですが、5月に入ってから始まる鴨川をどりは藤がイメージ。少し前までの総踊りで舞妓さんが着ていた揃いの衣装は、藤を描いたもの。舞台の上から下がる花も藤の花でした


最近はフィナーレの着物が違うようですが、春から初夏にかけての踊りもこれで締めくくりとなります


いよいよ夏がやってきますね




一昨日は立夏・夏の気始めて立つ

2018-05-07 23:59:54 | 季節行事

一昨日は立夏。春が過ぎ去り少しずつ夏めいてくるころ。抜けるような青空に青々と茂った木々の緑が鮮やかに映えて風も心地よく過ごしやすい時期


初候である5/5~5/9は「蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」。

田植えが始まって田んぼに水が引き始められる時期ですが、このころになると、夜にはどこからともなく蛙の大合唱が聞こえてきます。あの声はオスの蛙が雌の蛙を呼ぶ声なのだそうですよ


この時期には藤の房もかなり伸びて、初夏の風に藤のカーテンが揺れる、優美な姿を見ることができます。甘い香りと花に誘われるのは人だけではないようで、周りを飛び回る蜂に驚かされることも


次候である5/10~5/15は「蚯蚓出ずる(みみずいずる)」。

ミミズが土の中から出てくるころで、この時期になるとよくアスファルトの上でひからびそうになったミミズを見てびっくりすることがありますね。この時期はイチゴが最盛期を迎えてますので、GWはイチゴ狩りに出かける方も多いのでは


五月の第二日曜日は母の日ですが、いつごろから日本に定着したのでしょうか。私も社会人になってからは、毎年欠かさず母にプレゼントを贈っています。普段なかなか言えない「ありがとう」も、この日はすんなり伝えられます


末候である5/16~5/20は「竹笋生ず(たけのこしょうず)」。

筍が土の中から顔を出し始めます。品種によって違いますが、日本原産の真竹はこの時期が旬。背が伸びてしまうと美味しくないので、出始めたらすぐに掘って急いで茹でて採れたてを食べて下さい。筍は遠くの名産より近くの掘りたてを。我が家でも近くに住む親戚の竹林から、毎年筍を頂きます


5月15日には、京都の三大祭のひとつである「葵祭」が行われます。平安時代から今日まで続く由緒のある祭事で、メインでもある路頭の儀と呼ばれる平安装束を着た総勢500名の行列は圧巻です