株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

ついに狸の尻尾がチョイ出る

2006-12-22 11:26:21 | 株に出会う
いやはや、実に難解な相場ですね。年の瀬らしい寒々とした値動きです。アメリカの製造業の景況感が悪化、しかしインフレはここ30年来といいます。金利を上げようにも、このようなことでは腰砕けになるし、かといって金利か株を上げないことには、アメリカへの資金の流入がままなりません。所得収支も全体に占める比率はわずかですが、アメリカはついに赤字基調に転落だそうです。貿易収支、財政赤字は削減の目途がたたず。いよいよどんづまって来ております。日本経済も一蓮托生ですから、EUのみ際立ってしまうのですね。

筆者の旅行用のロイズTSB銀行のユーロ口座も132円くらいで買って送金しているため、現地でのお小遣いでずっと使いっぱなしですが、お陰で円の残高はあまり減っておりません。

さて、前場終了時に新興市場は「急落」気味でした。皆さん、こうした株価急落局面を、時折「ナイアガラ」などと称しますが、そこまで大規模ではありませんので、「華厳落ち」といった日本流の表現くらいが、よろしいのではないでしょうか? 何しろここは日本国です。ナイアガラなどというガラガラヘビが連想される言葉より、なかなかに威厳がある上品な言い回しだと思いませんか?これなら、狼狽売りで「爆死」などといういささか下品な言い回しをしなくても、「ホルダーの誇り」を抱いて持株ともども華厳の滝に身投げも可能だと思うのですが!?

しかし、お金はなくなっても身一つあればそれを「質」に入れるとかして何とかなりますが、それもなくしてしまえば、あの世はもうありませんよ。(こうした言葉を後からでも追加しておかないと、ホームレス殺人事件のように今の世の中狂っておりますから、自殺幇助罪にでも問われるとたまったものではありません。)

その華厳落ちが後場も続くかどうか。多分、一時は小川の清流のように静まりかえることはあっても、最後にまた華厳落ちがあるかも知れません。

ちなみにマザーズ指数は-3%の51%、ヘラクレス指数は-7%の48%です。20日も前場は落ち気味でしたが、前日の安値水準は上回っておりました。今日は下回っております。そして華厳落ちのようなことはありませんでした。20日の後場の再来はないでしょう。同じパターンは日を置かずに連続して繰り返すといったことは、ひねくれ者?が多い市場関係者が忌み嫌うところですね。

それでも前場はこだわりの6163H&Fを、1150円が底固いのを見て1155円で買ってしまいました。持ち越しの「はぐれ株」のEストアーは、底値圏ながら今日は売買が停滞しております。こういう「はぐれ株」は、他の株が下げるにしても上げるにしても、神経質に値動きしている間は、まさしく、大勢からは「はぐれ」てしまうものです。仕手株としての確固たる地位を築いている?6787メイコーでも上げあぐんでおります。いわんや、このはぐれ株おや?といったところです。今日適当に処分することになるでしょう。
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