藤沢周平の2つの小説を映画化した「武士の一分」を近くのシネマコンプレックスで見て、先ほど帰宅しました。殿様の食事の毒味役の木村拓哉扮する主人公が、毒に当たって盲目となり、騙して妻を手込めにした敵役を剣で討ち取るというストーリーですが、山田洋次監督、これで3作目ですがこれが最後の作品とのこと。もっと作れる題材があるでしょうに、もったいない気がしました。単純なストーリーといえばストーリーですが、いつものことですが、最後のクライマックスに向かっては胸に来るものがありました。
「動物の本能に学ぶ」などと、前場終了後のブログに書きましたが、コウモリはなぜ暗闇を自在に飛べるのだろうか?といったセリフはありましたが、人間も視力などの機能が失われても、脳のその他の膨大なニューロンとシナプスが、その環境に合わせて脳の部位の役割すら柔軟に変えていくことはよく知られたことです。世の中でよく言われる右脳、左脳などといった簡単な役割分担どころではありません。もの凄い可能性を人間だけではあく、あらゆる生物そのものが秘めております。
その「本能」をまだ磨き足らずに今日のトレードは失敗しましたが、幸いというべきか、前場に買ったH&Fは-10円で、そしてイトーキは-4円で、早々に撤退しました。その後の久々の思い切った下落は、皆さんご存じの通りです。やっと頂上についたと思いきや、下りは誰も手助けしてくれません。蜘蛛の子を散らすような逃げでしたね。数日前から懸念はしておりました。皆さん一斉に命綱にしがみついても、ゼロサムゲームであるため全員が助かる訳はないと。
引けにざっと監視している200以上の銘柄を見ましたが、被害がなかったのは10%程度だったようです。例えば、3756豆蔵、8936リプラス、3331雑貨屋ブルドック、4238ミライアル、3349コスモス薬品、6158和井田製作所、3371ソフトクリエイト、2438アスカネット、6162ミヤノ、8734アストマックス、2483翻訳センター、6260アドテックエンジニアリング、2410キャリアデザインセンター、4563アンジェスMG、1766東建コーポレーション、8798アドバンスクリエイト、3722ベリサイン、3343チップワンストップ、9474ゼンリン、2811カゴメ、8155三益半導体、8929船井財産コンサルタンツ、8925アルデプロ、8910サンシティ、といったところです。
これらは、どちらかというとマイナーな株か、今日上げる理由がはっきりしていた銘柄です。
と言うわけですので、明日の注目銘柄もへったくれもありません。再度、落ちるところまで落ちてもらうだけとなります。そこで、もう一度、特に新興市場の今のポジションを確認しておきます。
テクニカル用語の簡単解説
★マザーズ指数:
OSCは-8%の47%で、44%を付けた12月13日の終値比、約2ポイント高。筆者が付けている指数値では、11月27日よりか22ポイントほどの高さです。結構な調整を今日食らっていることになります。しかし、過去の例を見ても、ここまで落ちると下げのイナーシャがかかります。OSCにして30%台に留まることもなく、一旦は20%台まで落ちて、少し反発しながら、3番底あたりまで付けるのがこれまでの値動きのパターンでした。
★ヘラクレス指数:
同様に見てみましょう。OSCは-9%の49%で、これは12月13日のリバウンドの時のOSC55%は既に下回っております。11月30日の70%というOSCの最高値から、一貫して下げてきていることになります。特に12月12日からの下げは顕著です。12月13日のOSC55%で終値1828ポイントに対して、今日は1818ポイントでOSCは49%ですから、個別銘柄でも筆者が時折表現している「底割れ」状態に達しております。
★TOPICS
OSCは、-7%の60%ですが、12月8日も同じ60%でした。このときの終値が1616ポイント。今日が1645ポイント。TOPICSのOSCは実は12月1日にマークした70%というのが直近の高値です。その後OSCを落としながらも、18日に高値の1668ポイントまでマークしております。これはヘラクレスと同じ傾向です。(マザーズは12月7日に高値の1175ポイントをどういう訳か早めにマーク)
これ以上の指数の解説は止めておきますが、できるだけ早めにキャッシュポジションを増やすように動く方が良いかと思います。筆者は今日の後場の初動の下げで運良く見切りましたので、大きな損失には幸い至っておりません。今年は1月のライブドアショックなどいくつかのこうした大きな転換点での急落局面がありましたが、その臭いを数日まえからテクニカルには判断出来ていたため、キズが浅くて済んでおります。
もちろん、相場ですので何があるかは分かりません。明日下げるとは必ずしも限りません。まだ過熱の余韻は残っているでしょう。少し環境条件が好転したりすると、思わぬ買いが入ることもあります。しかし、筆者は11月22日がマザーズ指数が1006ポイントまで落ち、引けに1070ポイント近くまで戻した、その時に「トレンド転換」したと思いましたが、今日の下げも、比較的下げが軽微ながらも逆にトレンド転換したのではないかと感じております。
「動物の本能に学ぶ」などと、前場終了後のブログに書きましたが、コウモリはなぜ暗闇を自在に飛べるのだろうか?といったセリフはありましたが、人間も視力などの機能が失われても、脳のその他の膨大なニューロンとシナプスが、その環境に合わせて脳の部位の役割すら柔軟に変えていくことはよく知られたことです。世の中でよく言われる右脳、左脳などといった簡単な役割分担どころではありません。もの凄い可能性を人間だけではあく、あらゆる生物そのものが秘めております。
その「本能」をまだ磨き足らずに今日のトレードは失敗しましたが、幸いというべきか、前場に買ったH&Fは-10円で、そしてイトーキは-4円で、早々に撤退しました。その後の久々の思い切った下落は、皆さんご存じの通りです。やっと頂上についたと思いきや、下りは誰も手助けしてくれません。蜘蛛の子を散らすような逃げでしたね。数日前から懸念はしておりました。皆さん一斉に命綱にしがみついても、ゼロサムゲームであるため全員が助かる訳はないと。
引けにざっと監視している200以上の銘柄を見ましたが、被害がなかったのは10%程度だったようです。例えば、3756豆蔵、8936リプラス、3331雑貨屋ブルドック、4238ミライアル、3349コスモス薬品、6158和井田製作所、3371ソフトクリエイト、2438アスカネット、6162ミヤノ、8734アストマックス、2483翻訳センター、6260アドテックエンジニアリング、2410キャリアデザインセンター、4563アンジェスMG、1766東建コーポレーション、8798アドバンスクリエイト、3722ベリサイン、3343チップワンストップ、9474ゼンリン、2811カゴメ、8155三益半導体、8929船井財産コンサルタンツ、8925アルデプロ、8910サンシティ、といったところです。
これらは、どちらかというとマイナーな株か、今日上げる理由がはっきりしていた銘柄です。
と言うわけですので、明日の注目銘柄もへったくれもありません。再度、落ちるところまで落ちてもらうだけとなります。そこで、もう一度、特に新興市場の今のポジションを確認しておきます。
テクニカル用語の簡単解説
★マザーズ指数:
OSCは-8%の47%で、44%を付けた12月13日の終値比、約2ポイント高。筆者が付けている指数値では、11月27日よりか22ポイントほどの高さです。結構な調整を今日食らっていることになります。しかし、過去の例を見ても、ここまで落ちると下げのイナーシャがかかります。OSCにして30%台に留まることもなく、一旦は20%台まで落ちて、少し反発しながら、3番底あたりまで付けるのがこれまでの値動きのパターンでした。
★ヘラクレス指数:
同様に見てみましょう。OSCは-9%の49%で、これは12月13日のリバウンドの時のOSC55%は既に下回っております。11月30日の70%というOSCの最高値から、一貫して下げてきていることになります。特に12月12日からの下げは顕著です。12月13日のOSC55%で終値1828ポイントに対して、今日は1818ポイントでOSCは49%ですから、個別銘柄でも筆者が時折表現している「底割れ」状態に達しております。
★TOPICS
OSCは、-7%の60%ですが、12月8日も同じ60%でした。このときの終値が1616ポイント。今日が1645ポイント。TOPICSのOSCは実は12月1日にマークした70%というのが直近の高値です。その後OSCを落としながらも、18日に高値の1668ポイントまでマークしております。これはヘラクレスと同じ傾向です。(マザーズは12月7日に高値の1175ポイントをどういう訳か早めにマーク)
これ以上の指数の解説は止めておきますが、できるだけ早めにキャッシュポジションを増やすように動く方が良いかと思います。筆者は今日の後場の初動の下げで運良く見切りましたので、大きな損失には幸い至っておりません。今年は1月のライブドアショックなどいくつかのこうした大きな転換点での急落局面がありましたが、その臭いを数日まえからテクニカルには判断出来ていたため、キズが浅くて済んでおります。
もちろん、相場ですので何があるかは分かりません。明日下げるとは必ずしも限りません。まだ過熱の余韻は残っているでしょう。少し環境条件が好転したりすると、思わぬ買いが入ることもあります。しかし、筆者は11月22日がマザーズ指数が1006ポイントまで落ち、引けに1070ポイント近くまで戻した、その時に「トレンド転換」したと思いましたが、今日の下げも、比較的下げが軽微ながらも逆にトレンド転換したのではないかと感じております。