株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(12.6.06)

2006-12-05 22:51:05 | 明日のモニタリング銘柄
後場は新興市場はほぼゼロ値近辺まで落ち、OSCもマザーズが-6%の61%、ヘラクレスが-4%の65%に落ちました。以前から言っているようにOSC値としては、これら新興市場は一旦ピークを打ったものと思われます。昨日のように若干のぶり返しは良くあることです。従って、これからは下落モードに注意しながら、個別株物色ということになりそうです。特に直近のIPOの調子が良いようです。ずっと持ち越しの6163エイチアンドエフの引けにかけての切り上がりは惚れ惚れするものでした。3026アルコニックスはチョイと買いが早すぎたかも知れません。-40円で損切りしました。

さて、明日の注目銘柄です。

1.2461ファンコミュニケーションズ
 高値引けでOSCもまだ+2%の46%345K~360Kあたりまでの上昇期待だが、地合が悪ければ売られるので注意。

2.2315SJホールディングス
 貸借銘柄のせいもあり狭いレンジでの値動きですが、OSCも39%と久々に30%台まで落ちました。110K割れが明日あれば105Kあたりの21日の終値を意識しながらの参戦。

3.2383日本エイム
 OSCも+5%の48%と回復。200K台割れからのピンチを脱した模様。しかしいつもながらに足取りは特異な株です。よく分からないと言った方が良いかも。要は、値動きにメリハリがないのです。

4.4304Eストアー
 11月14日に利益7.9%減を発表しているので、あまり強気にはなれませんが、その決算以降にOSCは30%台から40%台と上げてきて、今日は+2%の44%で出来高も急増。明日は、再度140Kに戻す動きを示すかどうか注目。デイトレで割り切った方がいいでしょう。

以上です。これでは新規IPOくらいしか個人投資家が株トレードを楽しむ銘柄はなさそうですね。しかし、少々勘所を間違えると大やけどしますので注意。

ちなみに、唯一の持株の6163エイチアンドエフですが、チョイと似た会社で6158和井田製作所があります。去年の6月に上場。公募価格は900円でそのPERは10.02倍でした。初値が1400円にもなりました。(あの頃はIPOも調子が良かったようですね)そして、公開から8日間の値動きは下記のようでした。左から、日付、始値、高値、安値、終値、前日比です。

6/20 1,805 2,040 1,761 1836 -144
6/17 2,310 2,315 1,910 1980 -415
6/16 2,615 2,660 2,290 2395 -155
6/15 2,480 2,685 2,360 2550 340
6/14 2,515 3,090 2,050 2210 10
6/13 1,589 2,210 1,551 2200 742
6/10 1,250 1,510 1,236 1,458 254
6/9 1,400 1,430 1,200 1,204 -

同じMM銘柄です。900円が3090円までの上昇は期待しておりませんが、来期ベースでPER10倍のプレス機械メーカーと地味な業態まで酷似しております。チョイと期待したくなるのが人情というものです。皆さんもMMの賭博場的雰囲気を味わいたければ一度H&F競馬場へお越し下さい。何しろ、皆さん殺気立っております。迂闊に馬券を買うと万馬券になるかも知れませんし、帰り道はオケラ街道を歩くことになるかも知れません。

いずれにしても、特にメタボリック的体型のお歳を召した方で、既にポックリ寺で有名な法隆寺近くの吉田寺(キチデンジ)に2度もお参りに行っているほどの、ポックリと息を引き取りたいことを日頃から切に願っている方は、是非自己責任でご参集下さい。ひょっとすると場中に742円も上がって、驚喜のあまりその夢が実現するかも知れません。
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待ち伏せ場所の難しさ

2006-12-05 11:18:48 | 株に出会う
今日は、寄り付きから高く始まったようです。NYなどの値段をチェックしないでいきなりPCに向かった時は、派手に上げておりました。こういう時は誰もがこのところ身にしみている「寄り天」という懸念が頭をよぎりはしますが、ちょっとした調整を経てそのまま上に行くこともあるので、つい買いたい銘柄については、「甘い場所」での待ち伏せをしてしまいます。

場の動きなどというものは1時間位経って始めて今日の様子が分かります。それまでは、むしろ前日の安値か少しマイナス気味のところで待ち伏せをしていた方がうまくいくケースが多いようです。しかも、もうすぐ頂点を極めようという微妙な相場です。誰もが少しでも高いところで利確したい、または高いところで買った方は、少しでも利益が乗れば、あるいは損失が少なくなれば、もうこれ以上は欲を掻くまいと心に決めながら値動きを追っております。そうした時ほど下で待っているに越したことはありません。

ところが、こんなことがあまり冷静に判断できず、PCに向かってからほどなく、3036アルコニックスを5470円で指してしまいました。当然ながら場の下落基調とともにあっという間にさらわれて、セオリー通りの前日安値水準-10円まで落ちました。撤退ラインは前日安値と、OSCの前日%からの下落と決めております。これを後場の引けにかけての正念場の動きの中で判断することとしております。

ずっと持ち越して筆者ご執心の6163H&Fも、最初の勢いで昨日の高値が抜けなかったと見るや、短期の方々の薄利売りが入り、前場終了では-6円ですが、まだ手放すほどのことではありません。出来高が少なく昨日の安値1070円を目指す動きになれば一旦手放す予定です。これも引けにかけての判断です。

最後に市況概況ですが、何とか先物に引っ張られる形で新興市場はプラスに転じましたが、これでもOSCはマザーズ指数で-4%の63%、ヘラクレスも-4%の65%と「順調」な下落ぶりです。ちなみにRSIも下落中。つまり先行指標は下落を示唆しております。ここであまり持ち越しを多くしない方が無難かと思います。昨日の思わぬ反転で一息つき、今日もこのまま僅かでもプラ転で終わるなら、明日は更に上を目指すような気にはなるものですが、今の相場は落ちた時に少し拾って、上げて利が乗れば欲張らずに売るというようなやり方でないと、時として大きく怪我をすることがありますので注意。ましてやメジャーSQが間近です。裁定売買で大きく先物が動き、日経の現物も動く可能性が明日明後日あたりに出てきます。
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