またまたNYダウが最高値を更新したようです。明日、月曜日も日経も新興市場も強気で始まるのかも知れませんが、特に新興市場は下落基調からの転換が図られているわけではありませんので注意が必要です。特に寄り天にとなりやすいので、マザーズやヘラクレスの指数全体に注意しながらトレードした方が良さそうです。これはいつもながらのことですが。
さて、そんな中での明日の注目銘柄です。
テクニカル用語の簡単解説
1.3754エキサイト
OSCが36%まで落ちてのダイバージェンスです。しかし、指数値はまだ11月21日よりも26K分ほども高いので、明日は本来なら押しに押されてOSCが30%近辺まで落ちてからの反転に乗るというパターンです。その場合は、10月11日の402Kというのがメルクマールとなります。この時のOSCは32%で終値は402Kでした。12月15日の安値は402Kですので、明日は402Kを割らなければ、いわゆる底割れとはなりませんので、そこからの反騰が期待できそうです。この株も出来高は少ないのですが、上げる時はかなりダイナミックに上げるという特異な株ですので、このあたりの見極めが明日功を奏するかどうかに注目。
2.2459アウンコンサルティング
この株金曜日の終値は307Kとなっており、非常に微妙な位置取りです。11月2日の安値が307Kですが、直近のOSCとしては12月7日の44%と金曜日は並んでおります。つまり、307Kから落ちると「底抜け」になる可能性を秘めていると同時に、いきなり307Kオーバーで始まると、一気に315Kから332K辺りまでの上昇が期待できるからです。307Kというのは引けの高値水準でもあり、相場環境は良好ですので、明日は307Kから少々のプラス圏で寄りつくようなら、そこで思い切って購入するのも手かと思います。筆者の予想では310K前後で寄りつくなら買いです。
3.4238ミライアル
シリコンウェーファー容器で好調な会社ですが、300ミリウェーハーの市場拡大の恩恵をフルに受けております。OSCが39%→42%と上昇し、更に上を目指す勢いが金曜日は確認されました。明日は12610円を上げ目安として上昇を継続するかどうかに注目。
4.2448イーコンテクスト
筆者が底割れ注意として、金曜日の後場にコメントしたと思いますが、何と引けに228Kまで戻しました。情勢一変です。これでOSCが+1%の44%です。指数値はもとより押しに押されております。まだ予断を許さない状況ではありますが、明日はプラス始まりであれば一気に248K辺りまでは上昇する可能性が見えてきました。マイナス始まりであればこれは一旦は様子見となります。とにかくスリリングな局面を迎えております。
5.6158和井田製作所
この株、金曜日はついに2000円割れを演じました。OSCは+1%の37%ですが、12月8日の33%に対してはまだ下落余地を残しております。しかし、終値ベースでは同値ですので、明日は2030円以下で始まりOSCが33%あたりを割り込んでそこから反転に転じるようだとそこで底打ちと考えることができそうです。この株の2000円割れは今年の1月以来です。一体OSCが33%程度に収まる水準はいくらになるかということですが、1960円あたりを予想します。
6.8789フィンテックグローバル
この株もやっと重い腰を上げてきました。OSCは+3%の45%です。40%台は騙しが多いのがこの究極のオシュレーターの弱点と言われておりますが、果たして明日は騙しかどうか注目。一応じり高傾向ではありますので、この地合でほどほどの高さから始まるようだと乗ってみる手もあるかと。但し、あまり窓を空けて大きく上昇しながら始まるようだと見送りという手でしょうか。
7.6163H&F
筆者がこだわっている銘柄の1つですが、OSCは金曜日の後場の下げでまたまた下がって-2%の43%まで落ちました。これまでも必ず前日終値よりも下げてからの反転があるのが、OSC下落時のこの株の傾向です。従って、明日は地合が良くてプラスで始まっても、必ずや今日の終値の1225円を下回る局面があるかと思います。よって、この株に限っては明日は1200円の攻防で凌ぎきるかどうかが1つの焦点となるかと思います。
8.3230スターマイカ
この株は、いわゆる「底割れ」しております。12月1日のOSC38%、終値362Kに対して、金曜日はOSCは32%まで落としながら、まだ終値は391Kの高水準にあります。確かに指数値は上場来の低水準まで落としております。従って、OSCが20%台のどこまで落としてから反転に転じるかが、明日以降の焦点になります。11月30日に374Kという安値をマークしておりますが、このあたりまで降りてくると、この株はさすがに売り枯れ状態になって、再度の人気化に拍車がかかる可能性がありますが、すべては場中でのOSCの下落度合いとその時の現在値を判断しながら、反転サインを見逃さないように見てみることとなります。この株もこの点では微妙なポジションにあります。迂闊に寄りで少しくらい安いからといって飛びつかない方が良いかも知れません。
9.3814アルファクス・フード・システム
この株は完全に底割れしました。OSCは29%です。上場来始めての下落です。指数値も最低水準です。さて、ここから明日はどうなるかということですが、11月6日の210Kという安値がまず意識されます。これを下回れば文句なく買いですが、そこまでの下落があるかどうか、それとも、この低OSCをバネにいきなり高く始まり反転に転じてしまうのかに注目です。
10.6260アドテックエンジニアリング
この四季報予想を大きく裏切り、来期は横ばいの決算見通しを発表した会社、落ちるところまで落とされた11月28日の安値の940円にもうすぐです。しかし、OSC的には12月6日の34%を底に、金曜日はまだ36%と踏ん張っております。こうなると明日は940円を巡る攻防となります。ここを我慢できれば切り返しもありうるかと思いますが、業績下降銘柄がどのような動きを、こういう局面で見せるかを検証するためにも明日は注目したいと思います。同業の小野測器のPER20倍に比べればそんなに遜色はないのですがね。
11.3036アルコニックス
筆者が5200円で損切りした銘柄ですが、切り返しの動きは弱いながらもRSIもどーんと14%まで落として、OSCは12月7日の33%に対してまだ36%と上回っております。底抜けはしておりません。明日は、少し押されても5000円割れまでは行かない限り、このダイバージェンスの圧力から底打ちさえ確認できれば反転に転じるかも知れません。これも難しい局面にある株ですが、予想の難易度が高いだけに注目。業績好調銘柄だけにいきなり高く始まるようだと12日の再来もあり得ます。
12.3397トリドール
この出来高が少ない株ですが、通期上方修正して335Kまでつけました。それ以降少しずつ下降を余儀なくされておりますが、これはこうした不人気株では致し方ありません。注目した理由の1つは13日にOSCが39%台を久々につけ、そこから上昇してOSCを2日連続49%まで伸ばしながら、終値は同値の300Kに留まっていることです。後は出来高次第ですが、金曜日のサムシングのようにいきなり買いが入る気配があれば再度335Kを狙う動きとなるかも知れません。そこでこのダイニング屋さんに久々に注目。
13.4764デジタルデザイン
OSCが35%まで落ちました。値動きは微動だにしません。これは例の問題での日本IBMとの和解交渉の結果を皆さん待っているためだと思われます。OSCをジリジリと下げておりますが、11月13日の30%にはまだ5%程の余裕があります。ずばり12月1日の136Kあたりまで落ちてくると一旦試し買いというのが面白いかと思います。IBMは12月決算ですので、この問題に関する決着は来週あたりには必ず出してくると思います。公正な決断をする会社ですので、自らの社員が会社の名を語っての不正行為であれば、必ず会社の責任において補償交渉に応じるのではないかと想像します。よって、結論は136Kまで落とされたら、清水の舞台から飛び降りる覚悟で買いです。結果が吉と出れば、この補償分については「上方修正」となりますので、ストップ高までぶっ飛ぶことも考えられます。もとより、この会社は本来データ通信の高速圧縮転送技術に定評があります。これがインターネットでの大容量画像・映像データが益々増えようとするこれからのネット社会の必須の技術であることに変わりはありません。本来このような株価位置で低迷するような株ではないのです。
14.2326デジタルアーツ
この株はOSCを何と24%まで下げましたが、業績の割には戻しすぎです。指数値はまだ11月20に付けた直近の最低値よりも10K程高めです。そして、業績落ち目の株にとっては、後10Kではなく20K程の下落でOSCも10%台に突入したならば本来の買い場となります。そろそろ下げ止まるかと思って買うのは、テクニカル面では厳禁です。その予想があたるかどうかの検証の意味で明日以降に注目です。
15.8913ゼクス
この株196K近辺まで落としたら買いか。10月11日に193Kという安値がありますが、これに近づけば近づくほどOKです。このところ低迷中ですが、いずれ見直し買いが入るでしょう。
16.7972イトーキ
このところ取り上げておりますので、継続してテクニカルポジションを見てみます。状況は悪化。OSCは+1%の43%とコンバージェンスし、相変わらず上げ気配を示しておりますが、これがOSC40%台の騙しかと思います。ずばり1320円付近までの下落がないと今回は反発に転じないかも知れません。
以上です。少し丁寧に検証したため、来週一杯の注目銘柄も混ぜながら少々多くなりました。
さて、そんな中での明日の注目銘柄です。
テクニカル用語の簡単解説
1.3754エキサイト
OSCが36%まで落ちてのダイバージェンスです。しかし、指数値はまだ11月21日よりも26K分ほども高いので、明日は本来なら押しに押されてOSCが30%近辺まで落ちてからの反転に乗るというパターンです。その場合は、10月11日の402Kというのがメルクマールとなります。この時のOSCは32%で終値は402Kでした。12月15日の安値は402Kですので、明日は402Kを割らなければ、いわゆる底割れとはなりませんので、そこからの反騰が期待できそうです。この株も出来高は少ないのですが、上げる時はかなりダイナミックに上げるという特異な株ですので、このあたりの見極めが明日功を奏するかどうかに注目。
2.2459アウンコンサルティング
この株金曜日の終値は307Kとなっており、非常に微妙な位置取りです。11月2日の安値が307Kですが、直近のOSCとしては12月7日の44%と金曜日は並んでおります。つまり、307Kから落ちると「底抜け」になる可能性を秘めていると同時に、いきなり307Kオーバーで始まると、一気に315Kから332K辺りまでの上昇が期待できるからです。307Kというのは引けの高値水準でもあり、相場環境は良好ですので、明日は307Kから少々のプラス圏で寄りつくようなら、そこで思い切って購入するのも手かと思います。筆者の予想では310K前後で寄りつくなら買いです。
3.4238ミライアル
シリコンウェーファー容器で好調な会社ですが、300ミリウェーハーの市場拡大の恩恵をフルに受けております。OSCが39%→42%と上昇し、更に上を目指す勢いが金曜日は確認されました。明日は12610円を上げ目安として上昇を継続するかどうかに注目。
4.2448イーコンテクスト
筆者が底割れ注意として、金曜日の後場にコメントしたと思いますが、何と引けに228Kまで戻しました。情勢一変です。これでOSCが+1%の44%です。指数値はもとより押しに押されております。まだ予断を許さない状況ではありますが、明日はプラス始まりであれば一気に248K辺りまでは上昇する可能性が見えてきました。マイナス始まりであればこれは一旦は様子見となります。とにかくスリリングな局面を迎えております。
5.6158和井田製作所
この株、金曜日はついに2000円割れを演じました。OSCは+1%の37%ですが、12月8日の33%に対してはまだ下落余地を残しております。しかし、終値ベースでは同値ですので、明日は2030円以下で始まりOSCが33%あたりを割り込んでそこから反転に転じるようだとそこで底打ちと考えることができそうです。この株の2000円割れは今年の1月以来です。一体OSCが33%程度に収まる水準はいくらになるかということですが、1960円あたりを予想します。
6.8789フィンテックグローバル
この株もやっと重い腰を上げてきました。OSCは+3%の45%です。40%台は騙しが多いのがこの究極のオシュレーターの弱点と言われておりますが、果たして明日は騙しかどうか注目。一応じり高傾向ではありますので、この地合でほどほどの高さから始まるようだと乗ってみる手もあるかと。但し、あまり窓を空けて大きく上昇しながら始まるようだと見送りという手でしょうか。
7.6163H&F
筆者がこだわっている銘柄の1つですが、OSCは金曜日の後場の下げでまたまた下がって-2%の43%まで落ちました。これまでも必ず前日終値よりも下げてからの反転があるのが、OSC下落時のこの株の傾向です。従って、明日は地合が良くてプラスで始まっても、必ずや今日の終値の1225円を下回る局面があるかと思います。よって、この株に限っては明日は1200円の攻防で凌ぎきるかどうかが1つの焦点となるかと思います。
8.3230スターマイカ
この株は、いわゆる「底割れ」しております。12月1日のOSC38%、終値362Kに対して、金曜日はOSCは32%まで落としながら、まだ終値は391Kの高水準にあります。確かに指数値は上場来の低水準まで落としております。従って、OSCが20%台のどこまで落としてから反転に転じるかが、明日以降の焦点になります。11月30日に374Kという安値をマークしておりますが、このあたりまで降りてくると、この株はさすがに売り枯れ状態になって、再度の人気化に拍車がかかる可能性がありますが、すべては場中でのOSCの下落度合いとその時の現在値を判断しながら、反転サインを見逃さないように見てみることとなります。この株もこの点では微妙なポジションにあります。迂闊に寄りで少しくらい安いからといって飛びつかない方が良いかも知れません。
9.3814アルファクス・フード・システム
この株は完全に底割れしました。OSCは29%です。上場来始めての下落です。指数値も最低水準です。さて、ここから明日はどうなるかということですが、11月6日の210Kという安値がまず意識されます。これを下回れば文句なく買いですが、そこまでの下落があるかどうか、それとも、この低OSCをバネにいきなり高く始まり反転に転じてしまうのかに注目です。
10.6260アドテックエンジニアリング
この四季報予想を大きく裏切り、来期は横ばいの決算見通しを発表した会社、落ちるところまで落とされた11月28日の安値の940円にもうすぐです。しかし、OSC的には12月6日の34%を底に、金曜日はまだ36%と踏ん張っております。こうなると明日は940円を巡る攻防となります。ここを我慢できれば切り返しもありうるかと思いますが、業績下降銘柄がどのような動きを、こういう局面で見せるかを検証するためにも明日は注目したいと思います。同業の小野測器のPER20倍に比べればそんなに遜色はないのですがね。
11.3036アルコニックス
筆者が5200円で損切りした銘柄ですが、切り返しの動きは弱いながらもRSIもどーんと14%まで落として、OSCは12月7日の33%に対してまだ36%と上回っております。底抜けはしておりません。明日は、少し押されても5000円割れまでは行かない限り、このダイバージェンスの圧力から底打ちさえ確認できれば反転に転じるかも知れません。これも難しい局面にある株ですが、予想の難易度が高いだけに注目。業績好調銘柄だけにいきなり高く始まるようだと12日の再来もあり得ます。
12.3397トリドール
この出来高が少ない株ですが、通期上方修正して335Kまでつけました。それ以降少しずつ下降を余儀なくされておりますが、これはこうした不人気株では致し方ありません。注目した理由の1つは13日にOSCが39%台を久々につけ、そこから上昇してOSCを2日連続49%まで伸ばしながら、終値は同値の300Kに留まっていることです。後は出来高次第ですが、金曜日のサムシングのようにいきなり買いが入る気配があれば再度335Kを狙う動きとなるかも知れません。そこでこのダイニング屋さんに久々に注目。
13.4764デジタルデザイン
OSCが35%まで落ちました。値動きは微動だにしません。これは例の問題での日本IBMとの和解交渉の結果を皆さん待っているためだと思われます。OSCをジリジリと下げておりますが、11月13日の30%にはまだ5%程の余裕があります。ずばり12月1日の136Kあたりまで落ちてくると一旦試し買いというのが面白いかと思います。IBMは12月決算ですので、この問題に関する決着は来週あたりには必ず出してくると思います。公正な決断をする会社ですので、自らの社員が会社の名を語っての不正行為であれば、必ず会社の責任において補償交渉に応じるのではないかと想像します。よって、結論は136Kまで落とされたら、清水の舞台から飛び降りる覚悟で買いです。結果が吉と出れば、この補償分については「上方修正」となりますので、ストップ高までぶっ飛ぶことも考えられます。もとより、この会社は本来データ通信の高速圧縮転送技術に定評があります。これがインターネットでの大容量画像・映像データが益々増えようとするこれからのネット社会の必須の技術であることに変わりはありません。本来このような株価位置で低迷するような株ではないのです。
14.2326デジタルアーツ
この株はOSCを何と24%まで下げましたが、業績の割には戻しすぎです。指数値はまだ11月20に付けた直近の最低値よりも10K程高めです。そして、業績落ち目の株にとっては、後10Kではなく20K程の下落でOSCも10%台に突入したならば本来の買い場となります。そろそろ下げ止まるかと思って買うのは、テクニカル面では厳禁です。その予想があたるかどうかの検証の意味で明日以降に注目です。
15.8913ゼクス
この株196K近辺まで落としたら買いか。10月11日に193Kという安値がありますが、これに近づけば近づくほどOKです。このところ低迷中ですが、いずれ見直し買いが入るでしょう。
16.7972イトーキ
このところ取り上げておりますので、継続してテクニカルポジションを見てみます。状況は悪化。OSCは+1%の43%とコンバージェンスし、相変わらず上げ気配を示しておりますが、これがOSC40%台の騙しかと思います。ずばり1320円付近までの下落がないと今回は反発に転じないかも知れません。
以上です。少し丁寧に検証したため、来週一杯の注目銘柄も混ぜながら少々多くなりました。